競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アイルランドトロフィー 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / また“舐められ過ぎ”の状況に期待して

 

――第1回ですけど、実際問題こっちが本当の第73回というあたりに寄せて......。

 

目次

 

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アイルランドトロフィー 2025 レース概要

 

 

アイルランドT G2

2025年10月12日 4回東京4日目

発走時間:15:45(予定)

東京競馬場 芝1800m

サラ系3歳以上 オープン

2024年優勝馬:ーー

 

 

アイルランドT 2025 枠順

 

 

1 1 アドマイヤマツリ 牝4 武豊
1 2 アンゴラブラック 牝4 戸崎圭
2 3 キャットファイト 牝4 大野
2 4 フィールシンパシー 牝6 横山琉
3 5 リラボニート 牝4 横山武
3 6 セフィロ 牝5 横山和
4 7 カナテープ 牝6 佐々木
4 8 ボンドガール 牝4 ルメール
5 9 ピースオブザライフ 牝5 菊沢
5 10 ライラック 牝6 石川
6 11 セキトバイースト 牝4 浜中
6 12 ドゥアイズ 牝5 三浦
7 13 サフィラ 牝4 松山
7 14 ホウオウラスカーズ 牝7 木幡巧
8 15 ラヴァンダ 牝4 岩田望
8 16 アンリーロード 牝5 荻野極

 

 

 

アイルランドT 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

超瞬発特化条件で、9割がた瞬発戦決着となるコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義

瞬発戦特化型といえるのは、サフィラくらい。

 

 

追い切りからの最終評価は、アンリーロードピースオブザライフリラボニートとする。 (10/11 9:20追記)

 

 

 

アイルランドT 2025 過去レース傾向

 

 

中身は昨年までのG2府中牝馬S(今年から、同レースが春の府中千八で行われていてややこしいが)。

24年のG2府中牝馬Sまでの傾向としては、手元にある資料を見る限り、

 

「前走重賞・OPクラスに出走していた馬」「5歳以下」が好走馬の9割以上を占めるレース

該当馬➡➡➡アドマイヤマツリ、キャットファイト、サフィラ、セキトバイースト、ドゥアイズ、ピースオブザライフ、ボンドガール

 

年齢もそうだが、キャリアも重要で、ひとつの目安は「通算出走回数20回以下」で、これを満たす馬が5歳以下で好走した馬同様に9割ほどの好走馬占有率を誇る

該当馬➡➡➡エープラス、ピースオブザライフ、フィールシンパシー、ホウオウラスカーズ、ライラック以外全馬

 

実績面では、「芝1800m以上の重賞勝ち、または芝1600m以上のG1・5着以内実績あり」がポイント

該当馬➡➡➡アドマイヤマツリ、サフィラ、セキトバイースト、ドゥアイズ、ボンドガール、ライラック、ラヴァンダ

 

といった感じ。

 

 

 

アイルランドT 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

傾向として、まず「前走重賞またはOP出走」「少キャリア」といったところがポイントの重賞。

また、ローテということだけではなく、実績的にも「芝1800m以上の重賞勝ち、または芝1600m以上のG1・5着以内実績あり」に当てはまる馬が近23年の好走馬54/69頭を占めるなど、重賞を歩んできた組がさすがに幅を利かせている印象。

 

ほか、当日の戦法は別として前走で好位からの競馬をしていた馬が穴馬に多い。

ただし、単勝50倍以上はほぼノーチャンス(前走重賞連対馬を除く)で、割れがちなオッズの絶妙な間隙をついて攻めたいレース。 

 

 

 

アイルランドトロフィー 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

頭数は揃っても、先行枚数は少ない面々。

まず、前走で狙えなかったホウオウラスカーズは、本命には出来なくなってしまったが、ここは本来なら本命級の条件。

牝馬限定のベスト距離とはいえ、「届かないでくれと願いつつ、相手には来てくれてもいいよと願いつつ......」見守る予定。

 

ほか、特に狙い馬はいないここだが、先週の馬場を見てもかなり速く、時計(特に想定の流れでは、後半スピード)を求められる戦いになりそうなことから、ライラックに期待とする。

まず、当然「ある程度の位置から」が前提で、いくら上りに期待するといっても後方一気のイメージではなく、その意味で枠や並びが重要。

ヘタに極端な内に入るよりは、真ん中あたりの偶数枠がべストかも、そういう感じで見ている。

そのうえで、この馬の6走前、11走前とは明らかに違って、ここは絞って出てくるべく場面というのが大きいとみて狙う予定。

マイル以下や2400m以上の適性外距離は別として、満足な態勢で府中中距離戦を迎えるのはほとんど初めてであり、上位人気勢もいろいろ怪しいと思っている今回、「実は上り勝負で見劣らなかった」というところを見せてほしい。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

当日府中の芝は、バイアスだけ9Rを見るまでは判断が難しそうだが、とりあえず前日の状況からかなり速そうなことは確かか。アドマイヤマツリを中心とした、前の刻むペースがカギを握ることになりそうだが、あくまでスローを想定して◎ライラックとする。全体時計が速くならない見立てなら、取りこぼしの恐れはあるがオッズ的にも中心で狙えて良さそう。

万が一、前半から流れた場合の逆転候補には◯ラヴァンダを指名しておく。スローならこの枠の時点で相当厳しいはずだが、縦長になれば全然チャンスあっていい。 (10/12 12:15追記)

 

 

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