競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【秋華賞 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 災難だった前走

 

――折り合い「?」な人気勢に反旗を翻すのは、ここで運に恵まれるはずのあの馬。

 

 

目次

 

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秋華賞 2025 レース概要

 

 

秋華賞 G1

2025年10月19日 3回京都7日目

発走時間:15:40(予定)

京都競馬場 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2024年優勝馬:チェルヴィニア 牝3 1:57.1 C.ルメール

 

 

秋華賞 2025 枠順

 

1 1 ダノンフェアレディ 牝3 坂井 瑠星
1 2 ルージュソリテール 牝3 北村 友一
2 3 ジョスラン 牝3 岩田 望来
2 4 レーゼドラマ 牝3 藤岡 佑介
3 5 ブラウンラチェット 牝3 池添 謙一
3 6 ケリフレッドアスク 牝3 西塚 洸二
4 7 クリノメイ 牝3 酒井 学
4 8 テレサ 牝3 松山 弘平
5 9 マピュース 牝3 横山 武史
5 10 エリカエクスプレス 牝3 武 豊
6 11 エンブロイダリー 牝3 ルメール
6 12 ヴーレヴー 牝3 菱田 裕二
7 13 セナスタイル 牝3 岩田 康誠
7 14 ビップデイジー 牝3 西村 淳也
7 15 インヴォーグ 牝3 団野 大成
8 16 ランフォーヴァウ 牝3 小崎 綾也
8 17 カムニャック 牝3 川田 将雅
8 18 パラディレーヌ 牝3 丹内 祐次

 

 

 

秋華賞 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

ほぼ瞬発戦と平坦戦が5分5分で発生するコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義

2~3連対勢が多く含まれるため割愛。

 

 

追い切りからの最終評価は、マピュースを単独トップに、強いて挙げれば2番手にダノンフェアレディブラウンラチェットの2頭といった感じ。 (10/19 11:55追記)

 

 

 

秋華賞 2025 過去レース傾向

 

 

京都開催の年の傾向を見ていくと、

 

「ローズSで内目を通っていた馬」が狙い目となるレース

該当馬➡➡➡セナスタイル、パラディレーヌ、ルージュソリテール

 

(特に前哨戦などを)「ハイペース平坦ラップ戦で好走した馬」が狙い目のレース

該当馬➡➡➡カムニャック、セナスタイル、テレサ

 

前々走→前走、前走→今走と2戦連続馬体減は危険

該当馬➡➡➡セナスタイル、パラディレーヌ、ビップデイジー、ブラウンラチェットが2戦連続減の可能性有

 

前々走10着以下だった馬は近19回で好走2頭のみ

該当馬➡➡➡エリカエクスプレス、ビップデイジー、ランフォーヴァウ、レーゼドラマ、ヴーレヴー

 

といった感じ。

 

 

 

秋華賞 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

なんといっても、ローズSで内目を器用に立ち回って進めていた馬がホットスポットのレース。

まず、前哨戦としてローズSのレベルが高くなりがちであること、ただし(通常施行の)阪神1800mと京都2000mでは真逆と言っていいほどの質の違いがあること、その点阪神1800m戦では好走よりも器用さをみせている必要があること、などから “あのローズSの負け方がいいんだよ〜”が往々にして正解への(馬にとっては好走への)ゴールデンロードとなるレース(もちろん、そのローズSを勝ち切ってしまっているケースもあるのだが)。

19年10番人気3着▲シゲルピンクダイヤ(単勝27.0倍)、18年13番人気5着ラテュロス(単勝156.8倍)らの奮闘ぶりを見ればこの作戦の期待値の高さは明白。

 

他、興味深い傾向としては、前々走→前走、前走→今走と2戦連続馬体減での出走は苦しく、手元の資料ベースで京都開催の直近20回で2011年勝ち馬1頭のみ好走という状況で、この時期の3歳馬だけに王道ローテ以外で間隔が詰まったパターンはもちろん、本来ひと叩きの一戦目から仕上げすぎて馬体減で出てきていたり、そこでの反動で想定外の今回も再びの馬体減になったり、というパターンは歓迎できない。

該当馬は、少なくとも当日馬体重発表まで注意が必要。

 

また、前々走2ケタ敗退パターンも不振を極め、好走は近19回で、24年1着馬と18~19年の3着馬2頭のみという状況。

大体、順調なローテで来る馬は2走前にオークスを使っているパターンが多いのだが、G1といえどそこで大敗を喫している馬はなかなか連対圏を確保することはできていない。

 

 

 

秋華賞 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

エンブロイダリー / エリカエクスプレス / カムニャック 他

ここはもう、高速馬場から遠くかけ離れたりがない限り、個人的には迷わずルージュソリテールを狙いに行く場面。

前走は、展開を思うとこの馬の位置取りで運んでのあの最終的な着差というのは、この大舞台に向けても胸を張っていいものだと思っている。

心配するとしたら、状態面(頑張り過ぎた反動パターン)と波乱度の低下(前走のこの馬を評価するということはあの馬も……という馬自体への本質評価外部分の話)くらいなものだろう。

 

 

カムニャックは、ここはローズSほどのペースにはならないであろうこと、そしてあのペースを経験した直後の距離延長ローテの人気馬ということで警戒まで。

振り返れば、秋華賞が近年渋って行われる年が多いことも含めて、意地でもオークスで狙ったエンブロイダリーを上に取りたい。

当然、将来的に(秋華賞でもコケて)マイルをずっと走り続けている中で、クラシック2戦が浮いた戦歴として目立っているリスクはあるが、現時点では折り合いひとつだろう。

そして、全く渋らなかったり、あまりにエンブロイダリーが外枠を引くようなら、こちらも意地でも今回までは上位に取る必要があると思っているエリカエクスプレスが対抗候補に。

鞍上も含めて、この馬のスピード能力が黙っていない、という可能性はおおいにあると思っている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

土曜は、週半ばの降雨やらの影響もあって、前週日月あたりと比べ明らかにソフトになっていたためか、少し時計は落ち着いていた印象。それでも、当日発表のクッション値やらを見ると、雨回避濃厚な状況的にも午後は高速化の一途か。完全に外差しでもない中で、展開ひとつでイン前勢での上位独占(ただし、直線は3分どころより外あたりを通す必要はあり)もあり得そう。

◎ルージュソリテールがこの枠でこの人気なら一本釣りで良いということと、せっかくなので◯エリカエクスプレスの楽逃げ+α(番手勢)くらいは狙っていこうかといった塩梅に。  (10/19 12:15追記)

 

 

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