競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【みやこステークス 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 人気もレースも差しムード?

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――「Mデムスペシャル」×「セラフィックコール」の痺れるスタート……ならば狙うは、「そんな時こそ」の裏をかいての前。

 

目次

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みやこS 2023 レース概要

 

 

みやこS G3

2023年11月5日 3回京都2日目

発走時間:15:45

京都競馬場 ダ1800m

サラ系3歳以上 オープン

2022年優勝馬:サンライズホープ 牡5   1:51.6 幸英明

 

 

みやこS 2023 枠順

 

 

 

1 1 アスクドゥラメンテ 牡4 西村淳
1 2 アルーブルト 牡5 秋山真
2 3 タイセイドレフォン 牡4 団野
2 4 サンライズホープ 牡6 和田竜
3 5 ゲンパチルシファー 牡7 松若
3 6 ブリッツファング 牡4 藤岡康
4 7 メイクアリープ 牡4
4 8 マリオロード 牡4 酒井
5 9 ワールドタキオン 牡5 斎藤
5 10 ホウオウルーレット 牡4 横山和
6 11 メイショウカズサ 牡6 古川吉
6 12 ペプチドナイル 牡5 富田
7 13 エナハツホ 牝4 藤懸
7 14 ウィリアムバローズ 牡5 坂井
8 15 セラフィックコール 牡3 デムーロ
8 16 アイオライト 牡6 岩田望

 

 

 

みやこS 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦割合がもっとも高いが、残りの大半が瞬発戦と、ダートにしては比較的瞬発力を求められる条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.2-11.9-11.6-12.2)が定義

ウィリアムバローズワールドタキオンを筆頭に、タイセイドレフォンサンライホープアイオライトゲンパチルシファーあたりが適性上位といったメンバー構成。

 

 

追い切りからの最終評価は、ブリッツファングペプチドナイルの坂路追い評価勢に、ウッド組からウィリアムバローズを追加した3頭を上位に。 (11/5 5:35追記)

 

 

 

みやこS 2023 過去レース傾向

 

 

4年ぶりに京都開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

前走1~2番人気が過去9回中8回で勝っているレース(例外19年も前走3人気ヴェンジェンスが勝利)

該当馬➡➡➡アイオライト、アスクドゥラメンテ、アルーブルト、ウィリアムバローズ、セラフィックコール、タイセイドレフォン、ペプチドナイル、メイクアリープ

 

父または母父にMP系、同ND系が毎年のように好走していて、父はND系、母父はMP系が率優勢

該当馬➡➡➡父ND系→アイオライト、エナハツホ、セラフィックコール、タイセイドレフォン、ワールドタキオン/母父MP系→アスクドゥラメンテ、タイセイドレフォン、メイショウカズサ

 

高速決着頻発のレースで、持ち時計も重要

該当馬➡➡➡サンライズホープ、タイセイドレフォン、アルーブルト、マリオロードあたりが良の持ち時計上位

 

同様の理由から、基本的に内から外に枠成績が下降していき、6~8枠の複勝回収値は惨憺たる成績となっている

該当馬➡➡➡内半分に入ったのは、アスクドゥラメンテ、アルーブルト、タイセイドレフォン、サンライズホープ、ゲンパチルシファー、ブリッツファング、メイクアリープ、マリオロード

 

といった感じ。

 

 

 

みやこS 2023 レース傾向分析&考察

 

 

17年以前の8回を見ると、前走1~2番人気馬が強くいずれかが必ず勝ち続けているレースで、これはペースもラップも比較的に締まった展開になることが少なからずその要因となっているためか(18年はJBC開催により施行なし)。

 

前走時点で、(OPクラスで)1~2番人気に推されていた素質馬は、素直に連軸中心視するべきレースといえる。

 

そして、このレースの特徴としてタイムトライアル様相になることが多い点から、時計勝負にも耐えられる馬であることも重要。

この点については、目安として良馬場で1分51秒を切る持ち時計があると心強い。

 

ただし、その一方で、ほぼ毎年のように7番人気以下の中穴が絡んでおり、中波乱決着は結構多い。

既に前走時点で素質を評価されていた馬に加え、枠、血統面などから、これら中波乱の使者となり得そうな馬には注目しておきたいところ。

 

 

 

みやこステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

セラフィックコール / ウィリアムバローズ / ワールドタキオン / タイセイドレフォン 他

昇級初戦の、出遅れ必至馬セラフィックコールが、重賞常連組を押しのけて1番人気か。

たしかに、レースも差し勢期待値が優位な印象、先行枚数も揃った印象……なのだが、こんな時こそあえて前々勢を狙いたい気配。

メンバー通りにやり合っての決壊戦になるようなら、セラフィックコール+差し2頭で獲れるだろうくらいの割り切りで。

前走時も目の当たりにしているが、「Mデムスペシャル」×「セラフィックコール」の痺れるスタートもひとつのお楽しみポイントにしたい一戦。

 

そうした中、まず注目しているのがペプチドナイル

2走前が出色パフォーマンス。

前走は、特殊な馬場状態でもあったし、何より鞍上的にも荷が重すぎで負けるべくして負けた一戦。

馬は2番手からの競馬すらさせてもらえずだったわけで、あとは狙えるオッズまで下がってくるの待ち。

小回りコースも含め、やや一瞬のキレで実績を積んできているだけに、瞬発戦サイドに傾いてくれるのが望ましいか。

 

ここにいずれも、良馬場でこその狙いとして、ウィリアムバローズワールドタキオンタイセイドレフォンあたりを取り揃え、前固めの“刀を研いで”待ちたいと思っている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

前日のダートは、時計的にもバイアス的にも特に顕著なところのない至って標準仕様。例年の京都版みやこSなら、待機勢が突っ込んできておかしくない状況だろう。

◎ペプチドナイル。さすがに、前を狙うと言っても見合うだけのオッズがつかない限りその自信はもてないところだが、この馬はその範疇。速いと見せかけてけん制し合って、実は途中からは落ち着いた流れだったパターンで一発期待したい。

相手筆頭は、こちらもまだ許容範囲とみられる◯タイセイドレフォンとしておく。

たぶん、買わないと思うが、決壊したパターンでのセラフィックコール台頭パターンでは、ホウオウルーレット、ブリッツファングあたりを。(11/5 12:30追記)

 

 

 

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