競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ファンタジーステークス 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 久々フルゲートの一戦

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――それでも、完全差し穴狙いに切り替えるかどうかは今のところ微妙なところ。

 

目次

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ファンタジーS 2023 レース概要

 

 

ファンタジーS G3

2023年11月4日 3回京都1日目

発走時間:15:45

京都競馬場 芝1400m

サラ系2歳 オープン

2022年優勝馬:リバーラ 牝2   1:21.3 石橋脩

 

 

ファンタジーS 2023 枠順

 

 

 

1 1 ドナベティ 牝2 坂井
1 2 ロータスワンド 牝2 藤岡康
2 3 ピューロマジック 牝2 斎藤
2 4 ヒヒーン 牝2 吉田隼
3 5 クイックバイオ 牝2 西村淳
3 6 カルチャーデイ 牝2 酒井
4 7 セントメモリーズ 牝2 石川
4 8 テラメリタ 牝2 秋山真
5 9 セイウンデセオ 牝2 今村
5 10 イツモニコニコ 牝2 デムーロ
6 11 シカゴスティング 牝2 鮫島駿
6 12 レディーエンジェル 牝2
7 13 キャプテンネキ 牝2 松若
7 14 シュークリーム 牝2 団野
7 15 バロン 牝2 和田竜
8 16 ワイドラトゥール 牝2 北村友
8 17 キャンシーエンゼル 牝2 松山
8 18 クリノハレルヤ 牝2 藤岡佑

 

 

 

ファンタジーS 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

平坦戦割合が過半数を占め、残りは瞬発戦と消耗戦で半々といった比率の条件。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:12.2-11.9-11.6-12.2)が定義

キャリア2〜3戦が大半のため割愛。

 

 

追い切りからは、調教編で挙げたバロンがトップで変わらず、ここに2番手グループとして(最終追い切りの馬なりでのラップを評価して)クイックバイオ、(終い重点でまずまずの全体といった感じの)ワイドラトゥールを追加した3頭とします。 (11/4 10:45追記)

 

 

 

ファンタジーS 2023 過去レース傾向

 

 

4年ぶりに京都開催で行われる。19年以前の傾向を見ていくと、傾向的には、

 

19年(平坦戦)は「4コーナー先頭」馬の好走は見られずも、それまでの4年は単純に「逃げ馬が2着」のパターン3年連続に、4コーナー先頭の3着で決まっている

該当馬➡➡➡イツモニコニコ、セイウンデセオ、ピューロマジック、レディーエンジェル、ロータスワンドあたりは前々の競馬か

 

コース自体は平坦戦中心の条件で、このレースにおいても15頭立て以上で行われた13年以前はほぼ毎年平坦戦ラップ決着

該当馬➡➡➡1400m平坦戦実績としては、イツモニコニコ、キャプテンネキ、クイックバイオ、シカゴスティング、セントメモリーズ、バロンが◯

 

前走1勝クラス・新馬・未勝利で1番人気だった馬は、19年までの近18回で3頭に1頭以上の割合で好走

該当馬➡➡➡クリノハレルヤ、ピューロマジック、ワイドラトゥール

 

といった感じ。

 

 

 

ファンタジーS 2023 レース傾向分析&考察

 

 

17年までの4年はほぼ毎年の瞬発戦の恩恵から、逃げ馬が3年連続で2着粘り込み決着に、18年は4コーナー1番手に押し上げたジュランビル3着という分かりやすい決着に(※17年だけは分類上、平坦戦だが、前半3Fは36.3秒と最も遅く、単純にユルユル戦)。

これは登録段階から少頭数になりがちなこと(アルテミスSが重賞になったことが影響?)とBコース替わりによるものとみられ、頭数については15年12頭→16年12頭→17年13頭→18年9頭と列記すると分かりやすい部分。

また、それ以前も含め、フルゲートの13年ベルカント、3番手から大穴Vの14年クールホタルビなど、4角先頭もしくはそれに近しい競馬をする馬当てで、軸選びとしてはほぼ正解なレースと言って良い状況が続いているレース。

19年は、15頭立てと6年ぶりに頭数が揃って行われ、若干前崩れ&好時計決着となっている。

 

ちなみに15頭立て以上で行われた年のうち09年~12年,19年の5年間でも、4コーナー2~3番手以内の馬が漏れなく馬券になっていて(対して、4コーナー1番手は1頭も絡めず)「軸は先行タイプから」は変わらずな印象なのだが。 

 

あとは、その多頭数で行われていた年の傾向として、血統面で父クロフネを筆頭に毎年必ず父or母父ノーザンダンサー系が穴をあけており、少頭数になりだした14年以降での勢いとの差には注目したいところ。

もっとも、14頭(14年)と15頭(12年)ではたかだか1頭の差であり、単なる頭数差異というより、全ては前半のペース読みがカギだとは思うが、仮に平坦戦(前傾ラップ)などを想定するのであれば、このあたりも参考にしたいところ。

 

 

 

ファンタジーステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

キャンシーエンゼル / ピューロマジック / ヒヒーン 他

多頭数で、Bコース替わりしての、先行穴戦というのをポイントにしたい今年。

まず、穴ではないだろうがキャンシーエンゼルには注目している。

前走は最も強い競馬としてもいいもので、今年の小倉2歳Sからの出世頭となっていくことに期待している一頭。

あの厳しいペースを積極策で運んで残していれば、よほどの荒れ馬場とかでない限りは1400mはクリアできるはず。

 

穴では、セイウンデセオピューロマジックヒヒーンあたりに期待。

まず、セイウンデセオだが、先行穴を満たすレースが可能ということと、前走では不利な内を通しながら意外な手応えを感じさせていたことが主なポイント。

成長力も覗かせている様子で、3勝くらいは可能な馬ではなかろうか、そしてそのくらいなら圏内には来れてしまっていいのがこのレースで。

 

ピューロマジックは、もう少し確認済みパフォーマンスは上で、その点で優位性がある先行タイプの位置付け。

既に2勝クラス突破級という可能性もありそう。

ただし、あくまで洋芝でのパフォーマンスであり、楽勝まであっても驚けないし、かたや(馬場こなせずで)大惨敗に終わっても不思議ないといったところ。

 

ヒヒーンは、位置は取れないだろうが、前走での折り合いから距離短縮が目論見通りプラスに出れば、脚力自体は通用していい存在。

こちらも、牝馬限定重賞では単まで押さえておく必要があるとみている一頭。

 

 

他にもここは注目どころが多数顔を揃えた一戦で、枠や当日馬場で狙いを絞っていきたいと思っている。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

淀のほうはコース替わりしても、内の傷みはカバーし切れずか。さらなる高速化(通年平均比-1.0~-1.5秒/1000m近辺)は果たしているとみるが、流れさえすれば横一線のなか大外一気も十分な馬場状態という見立てに切り替える。

◎ヒヒーンを中心に、◯ドナベティ、▲カルチャーデイといった差し候補を狙う。いずれも外枠で良かったのに……というところだが、多頭数での縦長隊列想定で乗り方ひとつと考えることに。吉田隼Jには、コーナーで外に持ち出す競馬を期待したい。前の組では、とりあえず外は回してこれそうな☆キャンシーエンゼルだけを。 (11/4 15:00追記)

 

 

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