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――ナムラクレアがここは完勝突破。
キーンランドC 2023 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 キーンランドC 2023
レース全体のふり返り
③上り水準といい、全体1分09秒9といい、馬場換算後で3馬身ほどはG3水準を上回ったとみられ好戦
キーンランドC 2023 各馬ふり返り 予想と結果
ゾンニッヒ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡8着
期待した「洋芝×重巧者(仮)」だったが、1,3着馬を前に見る形から追い出されてうんともすんとも言わず8着。
馬場というより、スプリント戦実績としては前走瞬発戦ラップを差し切ってのV(展開恩恵受けて届いた)しかなく、まだ経験不足という部分を露呈した格好か。
11.3 - 11.5 - 11.8 - 12.3の消耗戦で、前走同様に外を回して前との差を詰めようとした結果、不発に終わってしまったというレースぶり。
適性については、もう一戦、千二の消耗戦寄り展開で見極めてみたいところ。
ナムラクレア
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡1着
まあここは崩れなかったかというところ。
開催終盤の洋芝の重馬場でこの単オッズだったので、もしかしたらの重いで◎は別からチャレンジしたのだが。
調教からしてもまだまだ余裕は残していた気配だったし、馬としてはスーパー駄騎乗に泣いた昨秋の“忘れ物”をあとは取りに行くだけ。
良馬場で外枠から外を回して差し届かない......のパターンさえ回避できれば戴冠に向けて視界は良好。
シナモンスティック / トウシンマカオ 他
この日の馬場で、逃げ馬があれだけ馬場の良いところを通すべく外に持ち出して回ってくるとまず差し馬には厳しいことから、この日の馬場でオーバーペース気味でも前々決着必至だったというのが全体像。
レベルは高いが、2着シナモンスティックも過大評価は禁物な感も。
むしろ、この洋芝×重馬場で跳ね上げてきたのがこの馬だったという感じでみておきたい。
そんな中で、注目はトウシンマカオ(3着)とシュバルツカイザーの負け方。
トウシンマカオに関しては、戦歴からどう見ても軽いスピード馬場でこそというタイプながら、直線で苦しいところに入ってなおよく伸びた。
枠の呪いから解かれた今回、調教からも好状態だったこと別定57キロだったことなども手伝ってではあるにせよ、これでこの馬はパフォーマンスを上げきれずだったはず。
その意味でここから「良だったらさらに?」に期待できる、前週(札幌記念)のヒシイグアス的キャラとして評価。
鞍上は、「3コーナー(の傷んだところ)では手応えが悪くなったが……」との談話を残している。
シュバルツカイザーについては、逆に前走からすると今回タフ馬場に振れてむしろ好転していたとみるが、その前走で高速決着に対応してきたことが示すようにそもそも充実している様子。
ここでもう一段階上を見せてくれてもよかったと思うが、それでもレース自体が高レベル決着、自身も十分G2~G3級を刻んでのものなら悪くない。
重賞でも十分戦っていけるとみておく。