【高松宮記念 2024 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / 空と馬場と枠と…… - 競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜重賞予想と追い切り注目馬＆レース回顧】

1	1	ビッグシーザー	牡4	吉田隼
1	2	マッドクール	牡5	坂井
2	3	ナムラクレア	牝5	浜中
2	4	モズメイメイ	牝4	藤岡佑
3	5	トウシンマカオ	牡5	ルメール
3	6	ルガル	牡4	西村淳
4	7	テイエムスパーダ	牝5	富田
4	8	ソーダズリング	牝4	武豊
5	9	シャンパンカラー	牡4	吉田豊
5	10	ビクターザウィナー	セ6	リョン
6	11	メイケイエール	牝6	池添
6	12	ロータスランド	牝7	岩田康
7	13	ウインカーネリアン	牡7	三浦
7	14	ママコチャ	牝5	川田
7	15	ディヴィーナ	牝6	デムーロ
8	16	ウインマーベル	牡5	松山
8	17	マテンロウオリオン	牡5	横山典
8	18	シュバルツカイザー	セ6	大野

高松宮記念 2024 ラップ適性・追い切り

コースとしては平坦戦 ※ 5割セッティングで、残りはやや消耗戦が多く発生する、消耗戦寄りの平坦戦主流条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース（例:11.6-11.5-11.6-11.9）が定義

シュバルツカイザー、メイケイエール、ルガル、ナムラクレアといったあたりが上位の面々。

追い切りからの評価は、調教編同様にソーダズリング≧ルガル＞ビッグシーザーの評価とする。　（3/24 12:00追記）

高松宮記念 2024 過去レース傾向

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

※前年以降に重賞2勝以上をあげていた馬は、大崩れなく走ってくる

該当馬➡➡➡ウインマーベル、トウシンマカオ、ナムラクレア、モズメイメイ

※芝重賞を連勝して高松宮記念に臨んだケースは(2-2-2-2)

該当馬➡➡➡ウインマーベル、トウシンマカオ

※前走阪急杯・オーシャンS・シルクロードS組以外でG1・3着以内実績のない馬は厳しい

該当馬➡➡➡ウインカーネリアン、ソーダズリング、ディヴィーナ、メイケイエール、モズメイメイ

※中2週以内で前走5着以下だった馬は、好走率低く連下まで

該当馬➡➡➡シュバルツカイザー、マテンロウオリオン

といった感じ。

高松宮記念 2024 レース傾向分析&考察

『3年連続で雨に泣かされ（20年、21年、22年と全て重）』などと書いたら、ついに昨年は不良馬場にまで突入してしまったG1高松宮記念。

雨の特異週なのかと思えてきてしまう今日この頃で、まず第一に天気予報を要チェックといった感じだが、さておき

毎年、阪急杯時にも

“1400mもこなせるスプリンター=中京1200mで行われる高松宮記念が合う「逆算！（適性的に）高松宮記念馬を探せ」ミッションなレースともいえる”

“実際、ここと中京1200mのラップ適性的にはかなり、というかほぼ同一（中略）非常に近似している2つのレースとなっている”

といったことを指摘している通り、ラップ的にリンクしやすい阪神1400ｍ同様に平坦戦セッティングで行われることが、このスプリントG1としては特徴だろう。

好走馬の傾向としては、まず「前年以降に重賞2勝以上をあげていた馬」が堅実。

該当馬は23年連続馬券→のち、連続記録ストップ→20〜23年で4年連続馬券対象、ときている。

勢いに乗っての重賞連勝参戦パターンもそのまま好成績につながっているようで、近22年集計ベース(2-2-2-2)となっている。

一方、苦しいのは「前走阪急杯・オーシャンS・シルクロードS組以外で、G1・3着以内実績のない馬」。

過去22年で好走例は22年の2着ロータスランドしかなく、前走上記3レース以外を使って馬券に絡んだ7頭のうち残り6頭は、全てG1・3着以内実績があった馬たちとなっている。

また、「中2週以内で前走5着以下だった馬」も低調で、こちらは過去21年集計ベースで(0-0-4-68)という苦戦状況。

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昨年このレースで2着、今年も上位人気に支持されそうなナムラクレアですがこれまで芝1400以下の重賞では（4-4-2-1）、馬券外は1回しかありません。そのナムラクレアがこれまで6度のＧ1出走ありますが、 2022年桜花賞以降は5戦連続で「1枠の馬」が馬券内に好走を続けています。 8番人気、13番人気といった穴馬も好走しているので特に人気薄の1枠は買っておいた方が良さそうです。
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高松宮記念 2024 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

ウインマーベル / トウシンマカオ / ナムラクレア他

まず期待裏切らんなぁ、この週の中京という思い。。。☔☔☔

ウインマーベル、トウシンマカオと、3歳時からこの路線で高いポテンシャルを示していた2頭が順調に主力として迎える春のスプリント王決定戦。

2頭ともに、高速馬場どんとこいなタイプなので、時期柄極悪馬場も多い高松宮記念においては、何よりまず空模様との戦いになっていきそう。

そのうえで、前者は前走を重馬場の分、後者は出走態勢の分でさらに上昇余地ありがハッキリしていると思っているところ。

そして、ここに同世代でこちらは馬場不問のナムラクレアも当然加わる。

そのナムラクレアにしても、前走はそのローテからして叩き台感満載で上昇必至で迎えることになる。

ベースはあくまで大混戦、ただ上積みと順調度から上記3頭が半歩抜け出しているという見立て。

いずれも人気上位の馬たちであることから、波乱は「渋化」と「（もちろん当日馬場によるが、）このコースらしくインベタ状態で迎えた時の外枠泣き」が発生した時だろう。

あとは、中京1200mだからということもあるだろうが、どスプリンターよりは1400m型が多く、純然たるスプリント戦になるかどうかも大きなポイントになりそう。

そういった中で、日に日に悪化していく天気予報や、そもそもこのレースが「もうそういうレースなんでしょう」という観点から、ロータスランドに好配使者を期待の見立て。

もうそう人気しないだろうし、ここ（＆阪神C路線）ド適性型のG2超級馬で、大得意の渋化と、酷い枠続きの運無し部分が好転すれば全然勝負まで賭けられていいと思っている。

いずれにしても、個人的に3強見立ての5歳勢に誤算が生じれば、あとは僅かな上げ下げでひっくり返る今年のメンバーだと思っているので、空と馬場と枠と以下横一線をテーマに正解を導き出していきたい。

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

当日馬場は、レースの頃には通年平均比+1.0～+1.5秒/1000mくらいになっているか、というところ。日曜の雨量はそれほどでもない様子だが、現状は水分を多分に含み基本は明確外有利までには至っていない状況とみられる。おそらく、内もまだ持ちこたえているため、距離ロスをおしてまで外を伸びてこようとした際のスタミナロスのほうが大きく響き、外一気が決まりにくい情勢が出来上がっているのではないだろうか。高松宮記念までに芝6鞍を消化して迎えるため、内完全劣化に転じる恐れも無くはないが、現状では3分どころより内で決まる脳内イメージをもっていく。

まず、△ナムラクレアだが、個人的3強見立ての中では最もチャンスがあるものの、人気の▲ルガルが、この枠＆（外差しには転じない模様の）馬場でより嫌いづらい印象となってきたため、都合よく差し届かずを願うことにし、相手まで。

穴では当然◯ロータスランドに託しつつ、突き抜けは◎マッドクールに期待とする。後手を踏むと凡走の元凶ともなりかねないこの枠だが、それでも複勝2倍を切ってこない「まずまず上々」の部類のスプリンターズS2着馬（さらに言えば、☆ママコチャも）なら。中京のスピード馬場でも見たかった◎だが、その代わりこの人気の先行（想定）で買えるとも取れる場面。　（3/24 13:30追記）