競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【マーチステークス 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 2段構えも、歓迎すべきは少雨パターン?

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――本格的に渋ったBパターンでは、キタノヴィジョン、クリノドラゴンあたりを。

目次

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【日経賞 2024 予想】

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マーチS 2024 レース概要

 

 

マーチS G3

2024年3月24日 3回中山2日目

発走時間:15:30(予定)

中山競馬場 ダ1800m

サラ系4歳以上 オープン

2023年優勝馬:ハヤブサナンデクン 牡7 1:51.4 津村明秀

 

 

マーチS 2024 枠順

 

 

 

1 1 ヴァルツァーシャル 牡5 斎藤
2 2 キタノリューオー 牡6
3 3 キタノヴィジョン 牡7 石川
3 4 ウェルカムニュース 牡5 戸崎圭
4 5 ニューモニュメント 牡8 小崎
4 6 ラインオブソウル 牡5 松若
5 7 ゴールドハイアー 牡6 津村
5 8 ダノンブレット 牡6 岩田望
6 9 クリノドラゴン 牡6 田口
6 10 ホウオウルバン 牡6 内田博
7 11 キリンジ 牡4 和田竜
7 12 ブライアンセンス 牡4 横山武
8 13 ミトノオー 牡4 木幡巧
8 14 ペイシャエス 牡5 横山和

 

 

 

マーチS 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては平坦戦ラップ5割、瞬発戦ラップ発生は極めて稀な条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じないレース(例:11.6-11.5-11.6-11.9)が定義

ブライアンセンスキタノヴィジョンホウオウルバンあたりが適性上位。

 

 

追い切りからは、調教編から変化なくヴァルツァーシャル1頭のみを評価対象とする。 (3/24 12:00追記)

 

 

 

マーチステークス 2024 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

キャリアを重ねた高齢馬たちの活躍が目立つレース

該当馬➡➡➡キャリア16~30戦の範囲なのは、キタノリューオー、キタノヴィジョン、ゴールドハイアー、ダノンブレット、ペイシャエス、ホウオウルバン、ラインオブソウル、ヴァルツァーシャル

 

斤量を背負わされた馬(57.5㎏~)が活躍傾向で、特に前走から斤量増で今回57.5~58kgだった馬は狙い

該当馬➡➡➡ミトノオー

 

といった感じ。

 

 

 

マーチステークス 2024 レース傾向分析&考察

 

 

6歳馬が好走率・回収値のトータルバランスで最上位だったり、7歳馬も遜色なかったりと、ほぼ瞬発力不要の中山ダート1800mで争われるだけあって、とにかくキャリアを重ねた馬たちの活躍が目立つレース。

 

近年のほとんどが平坦戦ラップでの前傾戦となっている。

(年にもよるが)まだ冬場といって良いタフな中山ダートで行われることが、何よりもその傾向を助長させているのだろう。 

 

ちなみに、上に書いた「年齢傾向」を見方を変えて、「キャリア」という括りで集計すると、ほとんどの5~6歳勢パフォーマンス好調が「キャリア16~30戦」のゾーンの馬たちの好走によって支えられていることが見てとれる状況になっている。  

 

斤量を背負わされた組が強く、近21年集計ベースで57.5㎏以上だった馬は(8-5-4-38)。

ハンデ戦ゆえ実力上位馬が課されることになるわけで、強い馬が強かったというパターンが多くなるのは必然と言えば必然なのかもしれない。

が、ご存知の通り、そうでもないレースが多いのもハンデ戦。

憶測でしかないわけだが、個人的にここも瞬発力不要の消耗戦様相がその重ハンデ組好調を支えているように思う。 

加えて、「前走から斤量増で」今回57.5~58kg斤量だった馬が同集計期間で(7-3-3-19)とその好走例の大半を占めていることから、“前走の好結果を受けて(斤量増)”というあたりも表した結果と思われる。

昨年も触れた部分だが、斤量改定が行われているため、今年からは全てにおいておおよそ+1キロで見る必要があるデータとなってくるかもしれないが。

 

 

 

マーチS 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ウェルカムニュース / ペイシャエス 他

中山ぐらいは「案外降らないんじゃね?」ってなことで、ニューモニュメントを狙う予定。

1年越しの狙いとなる、この馬のマーチS参戦。

とにかく8走前が優秀だったことからこのレース狙いが浮かんだという馬で、重賞級を超えて重賞V級の判定を当時与えたほど。

実際、負かした相手のその後を見てもその認識に誤りはなかったと思っている。

それから少し時が経ち、しかもその間に大きく負けたりを繰り返して妙味増しは確実。

さすがに、瞬発力不要のマーチSでなければ、今となっては推せないところかもだが、このレースであること×14ヶ月前から狙っていたということを免罪符に狙う。

この馬に関しては、極端に渋るとおそらくアドバンテージは無くなるので、なんとか今週末の全国的な空模様の中にあって中山だけは免れると期待しての指名で、あとは降雨の有無だけ。

 

ウェルカムニュースも、基本的に上りが掛かってこそのため渋らず冬場のダートで戦えるなら楽しみな存在。

前走は、この馬にとってはかなりの凡走というべき低調パフォーマンスに終わったが、折り合いを欠いたため。

スローでもなかった中で掛かっていたということは不安材料だが、裏を返せば中山千八重賞で厳しい展開になって良さが出るとも言い換えられるとみていて。

1ヶ月間隔での3戦目というのが初であるため、渋らないパターンでも2番手以下評価の想定だが。

 

あとは、ペイシャエスも今回、脚質的にも良馬場なら復活があっていいと期待している。

距離不足は事実だろうが、先行手薄なメンバーで、58キロでもだいぶこの馬にとっては身軽となるあたり、不気味に映る。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

Aパターン狙い(「中山ぐらいは、案外降らないんじゃ」)はどうやら守られた様子。

通年平均±0秒の、イン前モードの良馬場とみられ、◎ニューモニュメント狙いに。言わずもがな、鞍上からして単勝勝負していい馬ではないが、その分軸としては重視。ダイシンピスケスの回避で、オモテ目で決まればスローなのだろうが、▲ペイシャエス-☆ウェルカムニュースのワイドで10倍見当なら、逆張りでの一発にかけたい。◯ブライアンセンスも良馬場のまま迎えられそうなことは歓迎材料。 (3/24 14:05追記)

 

 

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