競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【キーンランドカップ 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 前走で得た感触と好状態に期待

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――まあ、北海道入りしたからには既定路線の“続戦”、やはり中央場に戻っての1F延長がマスタープランな気もしますが^_^;

目次

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キーンランドC  2024 レース概要

 

 

キーンランドC  G3

2024年8月25日 2回札幌6日目

発走時間:15:35(予定)

札幌競馬場 芝1200m

サラ系3歳以上 オープン

2023年優勝馬:ナムラクレア 牝4 1:09.9 浜中俊

 

 

キーンランドC  2024 枠順

 

 

1 1 オオバンブルマイ 牡4 武豊
1 2 ナムラクレア 牝5 浜中
2 3 プルパレイ セ5 佐々木
2 4 モリノドリーム 牝5 ルメール
3 5 シナモンスティック 牝5 丹内
3 6 エイシンスポッター 牡5 モレイラ
4 7 マテンロウオリオン 牡5 横山典
4 8 ゾンニッヒ 牡6 川田
5 9 エトヴプレ 牝3 藤岡佑
5 10 サトノレーヴ 牡5 レーン
6 11 シュバルツカイザー セ6 大野
6 12 ビッグシーザー 牡4 坂井
7 13 ジュビリーヘッド 牡7 ホー
7 14 ダノンマッキンリー 牡3 戸崎圭
8 15 オタルエバー 牡5 松山
8 16 セッション 牡4 ティータ

 

 

 

キーンランドC  2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース的には消耗戦傾向が比較的高く、半分以上が消耗戦となるセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、加速が生じないレース(例:11.5-11.6-11.8-12.2)が定義

エトヴプレ、モリノドリーム、ソウテン、ビッグシーザー、サトノレーヴといったあたりが適性上位。

 

 

追い切りからは、当日公開の調教編と同様ナムラクレアエトヴプレの評価対象2頭判定。 (8/25 10:00追記)

 

 

 

キーンランドC 2024 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

人気(単勝10倍未満)の牝馬が好調なレースで、約3頭に2頭ほどの好走率

該当馬➡➡➡ナムラクレア、モリノドリームが該当か

 

上記「人気の牝馬」以外では、同年重賞好走馬&同年北海道準OP以上の勝利歴を持つ馬が好走の多くを占め、該当馬の3着内占有率は7割超

該当馬➡➡➡エトヴプレ、サトノレーヴ、セッション、ゾンニッヒ、ダノンマッキンリー、ビッグシーザー、プルパレイ

 

前走函館戦に出走かつ5着以内だった馬は、3頭に1頭ほど好走していて侮れない存在

該当馬➡➡➡オタルエバー、サトノレーヴ、モリノドリーム

 

といった感じ。

 

 

 

キーンランドC 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

ラップ傾向的には、消耗戦になる確率が最も高いという一戦。

「牝馬の人気馬(10倍未満)を買っておけば当たるレース」という印象も強いレースで、近10年で該当馬が馬券に絡めなかったのは2回(22年、15年)のみで、アベレージも6割超えで推移している。

 

また、相手には「同年重賞好走馬&同年北海道準OP勝ち以上馬」の好走数・占有率が高く、直近で洋芝戦で勝ち切っているタイプか、既にその年の重賞で3着以内に入っていたG3通用下地のあるタイプが幅を利かせている。

「人気の牝馬から、直近の洋芝Vまたは重賞好走実績馬を相手中心に」ということで、ある意味素直に入るべきレースともいえる。

 

関連して、前走で北海道戦に出走し掲示板を確保していた馬の好走例も多くなっている。

ちなみに、そのほとんどは、前走函館戦で5着以内だった馬で、函館SSからの転戦を中心としてトータル(5-4-5-25)(※重の20年と21年を除く、10~23年の11回通算)の状況となっている。
ちなみに、21年は、開催カレンダーの都合(函館SS@札幌など)で少し情勢が異なっていたが、それでも2着エイティーンガールは前走UHB賞(札幌)からの好走を果たした。

 

 

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キーンランドカップ 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ダノンマッキンリー 他

まずセッションに注目。

前走は、クラス水準には到底及んでいなかったとみている凡戦ゆえに、好走組よりも凡走組を狙いたい一戦。

当時のパフォーマンスが明確に下げ理由を抱えたものだったタイプか、今回何らかの理由で大幅上昇が見込める馬でないと狙いづらいところ、こちらは両方に該当のクチ。

今回先行できるとまでは思わないが、それでも位置取り改善などローテ面からも期待、というか真価を問いたい場面で。

仕上がりも十分な様子だし、案の定、今回追い切りから工夫が施されているようでその点にも好印象を覚える。

 

ダノンマッキンリーは、ここが「待望の千二初戦」であるのと「土がついての続戦」では旨みは全く違うはずで、注目したい場面。

これで前走が出し切ってフツ―に負けただけなら、ただの妙味イメージ論狙いの範疇でそう強くも推せないが、休み明けでテンションも高かったとのこと。

1200mでも番手が取れることが確認できたわけだし、これ幸いに注目度を高める予定。

当然流れへの慣れが見込めることなどいくつか上昇を見込める要因も残されているということで、好位勢からはこの馬に期待しておく。

 

 

他、鞍上などを理由に人気する組や、叩き台といえど脚力最上位明確なナムラクレアなど、複勝圏ではそこそこ高い壁が立ちはだかる様相だけに、あまり手を広げるべきではないか(馬場次第ではあるが)。

 

 

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