競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【毎日杯 2024 レース回顧・結果】そっちだったか

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――「馬も鞍上も、重賞でこのオッズでは買えなくなっていく今後のはずで」と予想編で指摘しましたが、メイショウタバル&坂井Jのほうでしたね^_^;

毎日杯 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 メイショウタバル 1:46.0 34.4
2 ノーブルロジャー 1:47.0 35.3
3 ベラジオボンド 1:47.1 35.1
4 ファーヴェント 1:47.3 35.2
5 スマートワイス 1:47.3 35.3

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 毎日杯 2024

 

3/23 毎日杯 ◯的中(◯単)

 

レース全体のふり返り

 

終日重で通年平均比+0.7〜1.0秒/1000m程度で、内外のバイアスは薄い状態で行われた

 

前半1000m59.6秒と、馬場換算後で相当軽快なペースから上り34.4秒(12.0-11.6-10.9-11.9)を刻んでのビックリハイレベル決着

 

6馬身差Vの勝ち馬は当然、2着ラインでも十分平均的なこのレースを勝ち切っていておかしくない水準を刻んだ

 

 

 

毎日杯 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

メイショウタバル

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

いやはや恐れ入った。時計、ラップなど誰が見てもハイレベルパフォーマンスであり、この重馬場でのラチ沿い逃走という若干特殊状況だけ吟味する他は、何も言うことがない。

そのラチ沿いの馬場については、全体像(総じてフラットに近くあまり内外の差はない)に反して、最内1頭分だけ伸びていた疑惑はある。

あるのだが、そもそも前半59.6秒で行って、仮にラチ沿いを通さなかったことで2〜3馬身割を食って下げたとしても1分46秒3〜5入線くらいと考えると、それで既に古馬3勝クラス〜OP級なので……。

まあ、もう雲隠れすることはないだろうが、良でも2000m近辺重賞ではまずは一戦中心視妥当なところだろう(この日のように水分を含んでくれるとより安心できるが)。

とにかく、突然変異と評しても良いほどのこのペースからの12.0-11.6-10.9-11.9ラップだった。

 

 

トラジェクトワール

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

最後方から、直線での横位置としては◯メイショウタバルに次いで内から2番目のところを通したが不発。

水分を多く含んだ荒れ馬場に全く耐性が無かったのだろう。

 

 

他では、2着ノーブルロジャーが、やはりペースと位置取りを思うと“その他9頭”の中では断然強い競馬をしていた。

単独2番手を確保するまでに、あれだけ首を左右に振って気難しいところを覗かせていたことと加味すると、それで平均イヤーの勝ち馬水準を刻んでいることを思うと、とりあえずマイラーとしてはかなり期待できそう