競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【神戸新聞杯 2024 レース回顧・結果】叩き台としてみた場合の白黒

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神戸新聞杯 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 メイショウタバル 2:11.8 36.0
2 ジューンテイク 2:11.9 35.4
3 ショウナンラプンタ 2:12.2 35.2
4 オールセインツ 2:12.5 35.1
5 メリオーレム 2:12.6 35.5

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 神戸新聞杯 2024

 

9/22 神戸新聞杯 ◯的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、稍重で通年平均±0秒近辺で、(荒れていないわけではないが)相対的にまだ内が有利な状態が続くなかで行われる

 

前半1000m通過60秒0、上り36秒0(12.0 - 11.8 - 11.7 - 12.5)、トータル2分11秒8

 

2番手以下実質ややスローの一戦で、待機勢が追い上げるのは厳しい展開の好レベル戦

 

 

 

神戸新聞杯 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ジューンテイク

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

離れた2番手から最少ロスで回ってきての2着。

自身は逃げ馬でもないし、理想的な形で運んで、勝った馬がここでは馬場耐性も含めて強かったということで仕方ないだろう。

自身は3着以下をきっちり離してもいる。

4ヶ月ぶり、+12キロでの復帰戦で、高速馬場の京都新聞杯ウィナーのこの馬ということを思えば、この組では最上位評価が可能だろう。

 

 

メイショウタバル

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

額面は悪くないし、楽なペースではない中での逃げ切りは見事で、パフォーマンス的にはとくにケチの付けようはなし。

あとは、-4キロでの復帰戦となった部分からくる、次への上積み懸念だけだろう。

個人的には、毎日杯のスーパーパフォーマンス後ほどの反動は出ないにしても、やはり横ばいイメージが妥当ではないかというところ。

そのあたり、次回の調教内容からも見極めていきたい。

 

 

ショウナンラプンタ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

当初「変に穴人気しそうで、気難しいタイプゆえにオッズを見てから」としていた馬。

穴人気どころか、普通に人気していたので来ないほうに張ったが、まあ◎に対し2馬身差の3着なら良しとする。

ただ、この馬自身としては終始折り合いスムーズに運べたこと、4コーナーでバッデレイトの後ろで少し待たされた点からもう少し前で入線できていてもおかしくなかったこと、などからさらに強い馬評価を与えていいか(もともとG1上位人気、G2連対の示すような素質はあるが、出し切れないことも多い)。

以後、G2までは上位人気当然キャラとみておく。

 

 

◯ミスタージーティー 他

あとは、メリオーレム(5着)も2勝クラス勝ち直後でこの相手に臨んだわりには、あの競馬で思った以上に善戦したと思うが、同等かそれ以上にビザンチンドリームを再評価しておきたい。

こちらも指折りの厳しい競馬だったし、最後の最後の勝負所で(おそらく悪癖を出して)まともに追えなくなってのものだったことを思うと見限れない印象。

もっとも、この馬はショウナンラプンタの比ではないくらいのクセ馬だけに、永遠に「出し切れれば……」と言い続けてそのまま終わってしまうかもしれないが。

 

◯ミスタージーティー(10着)は、時計が掛かり始めたことで警戒を高めたが、やはり調整難がそのまま結果に直結してしまったか。

談話として、「北海道からの輸送時に発熱があった。もう一本欲しい調整過程」とあったし、「春よりカイ食いが良化」していたようで+12キロ。

陣営の言う通り、ここを叩いての次に上がってくることは間違いないだろう。