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――土曜2重賞は特にですが、なんかこの週は4つとも想像を超える好水準で決まってびっくり。
日経賞 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 日経賞 2024
レース全体のふり返り
日経賞 2024 各馬ふり返り 予想と結果
マテンロウレオ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡4着
序盤ほど飛ばして、中盤でひと息入れて瞬発戦ラップに持ち込む流れを自ら作り好パフォーマンスを見せた。
外の3頭にはかわされたが、最後に盛り返すようにしてボッケリーニは下してみせたあたりも上々。
道中かなり気難しいところも覗かせていた分で下げていたことも加味すると、やはりこの馬は下手に低レベル戦にならないところでこそ真価を発揮してくる様子。
その特性からは、強いところと戦って人気を下げたところでこそ狙いということになるか。
そして、折り合い面は気にせずステイヤー路線を歩んでいってほしいとも思うところ。
ヒートオンビート
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡7着
ただ一頭後続を大きく話して逃げた◎マテンロウレオに次ぐ2番手から進めていたが、3コーナー手前から後続に外から先に行かれると内に押し込められる格好になり、直線でも結局伸びあぐねて7着敗退。
スローな流れでの瞬発戦が向く(だからこそ、府中のヨーイドンに良績)ことは事実であり、今日はこの少頭数の先行馬さえ不在と言ってもいいくらいの面々にもかかわらずこれだけ流れたというのが不運だった。そういう意味で、またしても“◎◯の喧嘩”だった。
唯一の救いは、レースが好レベル決着になったため、0.8秒差でも58キロを思うとまだG2でのチャンスはギリギリ残されていそうな水準だったこと。
勝ったシュトルーヴェは、結果的に(去勢明け初戦だった)前走からさらに上があったということで、その前走時に評価をしていない身としては狙えずで仕方がなかった。
そのJCベストレース記念は、馬体減りしていなかったとはいえいきなり勝ち切ってきたうえ、3勝クラスとしては低レベル駆けだったことから、むしろ次戦のここでは反動を警戒していたくらいだったのだが。
今日は、当然ペースも向いてはいた。ただ、それでも優秀な昇級初戦でのG2での好パフォーマンスとなっており、ここからの本格G2以上級水準安定マークには注目しておきたい。
あとは、何といっても2着クロミナンスが、正真正銘の2500m戦スタミナを求められる中、しかもこの持久質展開でこれだけやれたというのが評価を改めなければならない部分。
良馬場でレースを迎えられず、渋ると下げるためこの馬にとっては度外視戦となる代わりに、距離適性の見極めも行えないかなとみていたところ、良でしかも好パフォーマンス2着を示してきた。
これには正直、あっち(過去に少し評価したノベンバーS)が(この馬にとっての)”ウラ”(適性ズレ克服)だったかー、と慙愧の念にかられるところ。
ここからは、平坦戦ベター、ゆえに距離はこのベストパフォーマンスを刻んだ2500m前後2Fくらいのところが主戦場とみておく。