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――そんな“マーチの神”の見えざる手すら、見えた気がしたゴール前。
マーチS 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 マーチS 2024
レース全体のふり返り
マーチS 2024 各馬ふり返り 予想と結果
ニューモニュメント
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡9着
前半1分00秒9のペースと、コーナーでも緩むことのない流れについていくので精一杯という感じに終わった。
戦前の見立てや、ポルックスSでの好パフォーマンスが前半1分02秒台の12.6 - 12.5 - 11.9 - 12.8(瞬発戦)だったことなどからも、今日は逃げたミトノオー(2着)にしてやられたといったところだろう。
◯ブライアンセンス / ▲ペイシャエス / ☆ウェルカムニュース 他
▲ペイシャエス(3着)は、若干期待外れなパフォーマンスでの1.1/4+3馬身差敗退。
それでも、1〜2着は褒められる水準だったと思うし、この馬のパフォーマンスでも年によっては勝ち負けラインに及んでいたというもの。
若干距離不足に映った点と、この中山千八としては速い前半の流れでペース面でミスマッチがあったと思えばまだ見直しは可能。
勝ったヴァルツァーシャルは、3角からの手応えに目を見張るものがあり、その感触のままに差し切ってしまった。
成長(本格化)も同時並行的に起こってのものだとは思うが、ブリンカー着用と小回りでの差し勝負に徹し始めたあたりからワンランク強化された印象。
◯ブライアンセンス(6着)は、鞍上も語っていたが、「前が薄い」→「ミトノオーの逃げ切りを最大限警戒」で運んだ結果返り討ちに。
本来なら、ヴァルツァーシャルのあの抱えたままの手応えで差してきたかったこの馬だが、人気と鞍上性質もあって出していきすぎた結果なし崩しに。
レースもレース(ハンデ戦であることに加え、意地でも荒れさしたる感充満)だし、あまり間に受けないでいい敗戦とみておく。
☆ウェルカムニュース(13着)は、3角から押せ押せで鞭も飛ぶ始末。
直線に入ると、鞍上が左後肢を気にする素振りも見せていたし、コース適性とアクシデントの2重苦だった模様。
2着ミトノオーは、最終的には1馬身1/4差をつけられてしまったが、その額面ほどの差は感じない強い内容。
ハンデ0.5キロ差のアドバンテージが相手にあったことや、厳しいペースだったことを思えば同等以上の評価を与えても良さそう。
あとは、キタノヴィジョン(4着)は内枠から上手く乗られていたとはいえ、自身として57キロでの良馬場パフォーマンスとしては最高到達点に近くなかなか。
水掻き付きだと思っている馬なので、予想外の少雨となった時点で運もなかった今回だったが、その中でこれだけやれたということは7歳シーズンを迎えたがまだピーク期にあるとみていいのかもしれない。