競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アイビスサマーダッシュ 2024 レース回顧・結果】平凡オブ平凡

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

アイビスSD 2024 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 モズメイメイ 0:55.3 32.8
2 ウイングレイテスト 0:55.4 33.1
3 ウイングレイテスト 0:55.4 33.1
4 テイエムスパーダ 0:55.4 33.5
5 ディヴィナシオン 0:55.5 33.0

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アイビスSD 2024

 

7/28 アイビスSD ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は、通年平均比1.0秒  -1.0秒(←誤表記訂正 7/31 12:00)/1000mレベルにあったとみられる

 

前日の1勝クラスの時計からして直線1000mコースについては時計が出ていない疑惑(外ラチ沿いは思いのほか時計マイルド?)はあるが、それでも55秒台決着というのは同等レベルの馬場だった前年と比較しても劣勢

 

前半に対して後半が遅く、レベルが上がりきらなかった一戦と見られる

 

 

 

アイビスSD 2024  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ファイアダンサー

予想➡➡➡

結果➡➡➡16着

また熱中症? と疑いたくなるような惨敗に、疑問しか残らず。

外から張られた関係で、終盤にかけて外に持ち出すどころか内へ内への“引力”が働いた部分もあったとは思うが、それにしても見せ場が無かった。ちょっと、夏場は怖くて買えなくなってきた。

 

 

モズメイメイ / ディヴィナシオン / テイエムスパーダ / クムシラコ / ロードベイリーフ

勝ったモズメイメイは、特筆するような水準ではなかったが中団からの差しで勝ち切っているので、まだ悪くはなかったか。

穿った見方をすると、この週の千直での時計の出方や、同じ進路(7分どころ)を差してきたアビッグチアの終いの伸びからして、最も伸びるところを通せての結果オーライVだった可能性もあるが。

 

4着ディヴィナシオンも、案の定この枠で期待値的に微妙になっていたが、次に向けては悪くない競馬。

正攻法過ぎる松山騎手への手替わりというのも、こと千直競馬を考えるとプラスにはならなかったかもしれない。だいぶ早めに噴かし始めていた。

内枠穴を心待ちにしていた中で絶好枠を引いて僅かに圏外というのは、ある意味既定路線感ありで、次回の千直戦で期待が膨らんだ。

 

地味にテイエムスパーダ(3着)も57キロで頑張っていた。

行き脚も鈍くなってしまっていた昨今、牝馬57キロではそもそも行けないかと思ったが直線競馬で見事行き切れていたことにまず驚かされた。

いいカンフル剤になった可能性はあり、この次の1200mでも馬場次第で警戒しておきたい。

もっとも、千直実績観点ではやはり8枠17番からのものということで眉唾ものとみておくが。

 

そして、明らかに前が壁になってしまって出し切れなかったクムシラコ(7着)は、3着も十分だった印象。

とにかく、物理的に馬群で追えなかったこと、この鞍上だけに精神的に囲まれて及び腰になってしまったことが残念で仕方ない一戦だった。

6歳だが、3勝クラスどころかOPでも通用してよさそう。

 

ロードベイリーフ(8着)も、さすがに7歳夏でG3でどうこうとは思わないが、あと1回「オープン×内枠」が叶えば穴も無くはなさそう。

ここは、千直では和田竜騎手は無味無臭(失礼)と思ってせいぜい掲示板までと切り捨てた場面だったが、それでいてしっかり脚は使えていた。

やはり、このレースで2年連続内枠から好走を果たしただけのことはあり、この舞台に適した鞍上替わりひとつで少なくともOPなら枠順によらず好走に期待が出来そう。

今日もラスト200m手前からのラチ沿いから少し内に進路を求めたあの場面、舞台巧者の鞍上なら「もうひと辛抱」してラチ沿いを延びてきていた可能性も捨てきれず、その場合はさらに上位と際どいレースに持ち込めたかもしれない。