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――次も、偶数枠を引いて前が少なく、逃げ馬が離れた外で迎えられたら、ちょっと手が付けられないかも?
シルクロードS 2024 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 シルクロードS 2024
レース全体のふり返り
シルクロードステークス 2024 各馬ふり返り 予想と結果
トゥラヴェスーラ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
流れは前半が速く向いたが、自身に結果オーライがなく、またルガルが内枠から好スタートを決めてくるなど強い相手に上手くいくところがあってはこんなものだろう。
58キロで1分08秒6、そして何よりこの鞍上でのものであればまだ見限ってはいけないだろう。直線で内から張られて、余分に外を通されてしまってもいた。
サンライズオネスト
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡7着
4角にかけて進出してくる脚には見どころがあったが、直線でこの馬も内からバースクライに寄られてしまい、大外でさらに外へと振られる格好。
鞍上も用意していた左ムチを右ムチに持ち替えざるをえなくなっていたし、大外策でもない差しでスムーズでなければまあ仕方ない。
▲ホープフルサイン / ルガル / アグリ / エターナルタイム / テイエムスパーダ
▲ホープフルサイン(15着)は、自身の周りの馬全馬にスタート直後先を越されてしまった。
さすがに、上り上位は厳しい中で前半分につけられないというのはいかんともしがたかった。
勝ったルガルは、(偶数枠とはいえ)出遅れたら瞬時にリスクと化す内枠から好スタートを決めた時点で勝算ありといった感じ。
1分07秒7も、上り34.0秒も優秀なものだし、57.5キロで「G3圏内程度」とみた“現在位置”をあっさり超えられた感じ。
ゆえに、これは「胸を張ってG1」というところだろうが、あくまで4番枠から絶好スタートを切ってのものであること、完全に出遅れリスクがなくなったわけではないことあたりがポイントに。
アグリ(2着)は、枠の並び的に結構最悪な中で、ライバル(ルガル)にあの競馬をされては仕方なかったというところも。
上り33.7秒もさすがだったと思うし、そもそもコース&ラップ的にもここがベストではないタイプ。
その意味で、阪神1400m寄り適性値の中京1200m(高松宮記念)は、問題なくこの馬中心だろう。
終わってから今さら、だが「それでいて、阪急杯ではなくこちらをこの馬が選んできた」というのが不気味に思えてきた次第。
3着エターナルタイムは、この前半の流れでも促す必要なく中団前を確保できたことが最大の収穫。
消耗戦を走ったこともない馬で、次1200mでの上昇幅も見込めるはずで、上位2頭との差が詰まる可能性も十分ありそう。
他は、そうそう評価可能なところは見当たらない状況だが、テイエムスパーダ(14着)は牝馬56キロでこのペースで逃げていては玉砕も致し方なく、変わり身には期待できても、というところ。