競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【ダイヤモンドステークス 2025 レース回顧・結果】年長馬を返り討ち

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ダイヤモンドS 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 ヘデントール 3:32.2 34.9
2 ジャンカズマ 3:32.9 35.4
3 ヴェルミセル 3:33.2 35.1
4 ワープスピード 3:33.2 35.8
5 シュトルーヴェ 3:33.2 35.8

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 ダイヤモンドS 2025

 

 

2/22 ダイヤモンドS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、通年平均をやや上回る時計水準の、イン有利状態

 

前半1000mを1分03秒6、2000mを全く同じ1分03秒6で通過し、後半1000mを59秒8で上がる12.3 - 11.4 - 11.6 - 11.9の瞬発戦

 

動き出しがかなり遅く上り勝負には違いないが、レース像を考え合わせると基本的には府中の上り勝負で脚を使えたもん勝ち戦だったという判定

 

勝ち馬ヘデントールでG3水準級、4馬身差つけられた2着以下はさすがに低調との印象

 

 

 

ダイヤモンドS 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ワープスピード

予想➡➡➡

結果➡➡➡4着

もうちょっとしっかりと仕上げられてきていることを予測していたが、キャリアハイの512キロでまずその時点で狂いが生じていた印象。

加えて、あの4コーナーからの瞬発力勝負の流れの中での外からぶん回しで◯ヘデントールに競りかけていく、強気の競馬で終いバッタバタに。

まあ、1着(か惨敗か)しか要らないという騎乗なら、この結果もあり得たかなと思うところ。

 

 

ヘデントール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

スムーズな競馬だったうえ、若干ハンデに恵まれていた感は否めずだったので、このくらいの水準は休み明けの部分さえクリアすれば妥当なところだった印象。

むしろ、これで4馬身ついてしまったほうが、レースとしてヤバイ部分で。

それでも、その楽々過ぎた部分で当然余白を残しての勝利水準だったことは覚えておかないといけないが。

 

 

▲シルブロン / ヴェルミセル / シュトルーヴェ

▲シルブロン(12着)は、まさかの+16キロ、調整失敗に泣いた。こんな2戦連続大幅増(2走前比ではなんと+28キロ)ならノーカンでいい。

3着ヴェルミセルは、このレベルの3着でも当然、53キロで3勝クラスを勝ち上がった直後でのものだけに評価し得るし、他ではこの水準の中にあってはシュトルーヴェ(5着)が改めて実力者であることと府中の瞬発力勝負に適性が高いことを示す好内容だったとの印象。

シュトルーヴェに関しては瞬発力勝負なら距離は3000m級もOK、またMAXパフォーマンスとしてはG1.5級(G1でも3着ならあり)を見込めそう。