競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪急杯 2025 レース回顧・結果】よく分からないスロー、掴みどころのないV

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阪急杯 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 カンチェンジュンガ 1:21.7 34.0
2 アサカラキング 1:21.8 34.9
3 ソーダズリング 1:21.9 34.3
4 ダノンマッキンリー 1:22.0 34.5
5 フォーチュンタイム 1:22.0 34.9

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪急杯 2025

 

2/22 阪急杯 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、この寒さの中での最終週でも思ったほど荒れ馬場という感じは増すことなく時計はほぼ通年平均レベル、バイアスは外が有利というほどでもないが内(3分どころまで)が劣勢という感じ

 

前半3F35.2秒、同5F58.6秒というのは、とくに5F通過が遅く、結果1分21秒7の凡戦決着

 

直線勝負の1400m戦ということでかなり特殊で、阪神C路線においてはここで適性を示し過ぎているとむしろやや不安を感じるという一戦

 

 

 

阪急杯 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ソーダズリング

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

「なーんか、フツーの馬場に近づいちまったなぁ」での人気サイド“秘蔵っ子”だったこの馬をやむなく本命に。

しかし、レースはスロー過ぎる流れになって3角まで囲まれていたこの馬のような競馬は厳しく、しかも11.7 - 11.2 - 11.9と急加速を伴う瞬発戦も憂き目という結果に。

自身としても下げてしまった中での3着だが、この日の内容なんかよりもよっぽどひとつ前の阪神C内容を基準に見ていく必要がある。

 

 

◯トゥラヴェスーラ / ▲シュバルツカイザー / カンチェンジュンガ / フォーチュンタイム

◯トゥラヴェスーラ(7着)は、よく追い込んできたように映るものの実質3勝クラス程度のパフォーマンス水準での入線であり、そりゃ当然というところ。

490キロ台というのもやはり少し重かったか。

▲シュバルツカイザー(16着)は元来気ムラなタイプで、あの鞭が飛んで以降の直線の鞍上挙動をみてもおそらく返ってくるものがなかった、ということだろう。

一昨年の京阪杯などと同様に扱っておけばいい一戦がまたひとつ増えたという感じ。

 

勝ち馬カンチェンジュンガについては、よく分からない。

たしかにこれだけのスローを差し切ったというのは目立つのだが、凡戦決着には違いなく、またペースアップ遅れを示すラスト3F目で適度に前との差を詰められたところから、何にも遮られることなく伸び続けられたわけだし……、とちょっと疑惑も残るため。

なので、よく分からず、次をもう一度見てみないとという評価に。

 

フォーチュンタイム(5着)は、馬場的に最内を通したことで下げていた部分もあっただろし、このスローペースが災難だった。

それでいて、0.3秒差なら人気の通り、もう重賞でもよほど条件が不向きだったり、今回のようにスローになったりが見込めなければなかなか嫌いづらいか。

当然ゆくゆくは1200m戦線でという楽しみもこの馬にはある。