競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アルテミスステークス 2025 レース回顧・結果】思いのほか降った土曜府中で、どうなる? この組の出世

アルテミスS 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 フィロステファニ 1:33.8 33.9
2 ミツカネベネラ 1:34.1 34.0
3 タイセイボーグ 1:34.2 33.7
4 ハッピーエンジェル 1:34.3 34.7
5 マルガ 1:34.5 35.2

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 アルテミスS 2025

 

19/25 アルテミスS ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

芝は、終日雨が降り続く稍重で、通年平均比±0秒の標準かつ極端な内と外以外は基本フラットに近い3~4分どころ伸び状態で行われた(当日朝時点クッション値9.6/含水率G前14.2%4角16.2%)

 

前半4F47.0秒、同後半46.8秒(12.3-11.8-11.3-11.4の瞬発戦)の1分33秒8決着の悪くない時計で決まった

 

上りについても、後半ほど優秀なことから全体としてもこのレースの水準には到達した一戦とみられる

 

 

 

アルテミスS 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

タイセイボーグ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

荒れ馬場以外でどのくらいやれるか見定める一戦と見ていた中で、想定外の終日雨でその必要がなくなり、引き続き荒れ馬場耐性で上回れるとみて普通に本命視。

上り最速よし、直線でも外に持ち出せずの競馬出も崩れずよし、といった感じで、普通に上々の曲線を描いてはいる。

あとは、そのここで本当なら確認できたはずのパンパンの馬場でどうかを引き続き注目したいところ。

 

 

◯フィロステファニ / ▲ルーチェフィオーレ

勝った◯フィロステファニは、枠も良く、血統的にも超高速決着を回避できる稍重馬場になって、今の府中の状態ならプラスだったのではないだろうか。

あとは、マイル路線で先々までという馬かどうかを見極める意味でも、近2戦の緩んでからの瞬発戦ではなく、一貫ラップでどのようなパフォーマンスになるか。

ちょうど、距離延長勢も多い阪神JFでは、その点を確認できるのではないだろうか。

 

▲ルーチェフィオーレ(7着)は、おそらくこういう馬場状態への耐性で劣っていたのだろう。

全く来ていないこともないが、ちょうど2着馬と同じような位置から内をついて馬群に沈んだ。

初戦の伸びを思うと不甲斐なく、距離というより、まずは重適性への疑いでみておきたい。