
――それにしても、豊さん→ルメさん→川田騎手と、皆さん同じ競馬で。
目次
菊花賞 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 菊花賞 2025
レース全体のふり返り
菊花賞 2025 各馬ふり返り 予想と結果
エネルジコ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡1着
稍重でも時計が出る軽い状態(良ならひょっとしたら-1.5秒/1000m レベルだったか)だったこと、また極端なヨーイドン戦にならなかったことは追い風だった。
それでも、初輸送と初右回りをクリアしながらの戴冠なら立派だろう。
2周目4コーナーの手応えをみても、▲エリキングには負けなかったと思うし、自身としては実質前走からパフォーマンスを下げてこの着差ということは、ステイヤーとしては一枚上だったということで良いのではないか。
レッドバンデ
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡5着
18番枠から、結果はともかく1周目のホームストレッチまでに最小限のロスにとどめられる位置を確保した点は、鞍上的に素晴らしかった。
その後の上位馬の競馬を見れば明らかなように、結果的には内を通し続け過ぎたところは否めない部分だが、直前に再び雨が降り出したりなど、そこは「判断」の範疇。
競馬にもしも、や、たらればは禁物だが、奏功していた可能性も十分にあったように思わせる内容だった。
馬としてもよくやっていて、結果として内を通し過ぎたことで下げた分も見込まれる中では、まずまずの水準を刻んだ。
G1含めこれで全戦0.5秒差内を6戦続けていて、そういう意味でもまだまだここからの重賞級の活躍にも期待がもてる。
▲エリキング / エキサイトバイオ / ◯ゲルチュタール 他
▲エリキング(2着)は、もう少し上がりスピード向きで、そこがこの菊花賞での持久戦ラップとズレていた印象。
また、それこそが神戸新聞杯ウィナーゆえという感じであり、もう少しひと緩み挟んでからのヨーイドンになっていたら、さらに差は詰まったかなというところ。
エキサイトバイオ(3着)は、馬場のいいところを走れたことと、レイデオロ産駒でやはりスタミナがあった部分、そして(もっと渋ってもいいくらい)重馬場への適性があったことによる好走か。
弱くはないが、このまま長距離路線でない限りは、良馬場でころっと負けることもありそうだが果たして。
◯ゲルチュタール(4着)は、レース終盤に関してはほぼ1~2着馬と同じ競馬をしての0.4秒差。
3着とはハナ差で、悪くはない内容だった。
上位3頭とは、ほんのわずかな3000mの距離への適性の差だったか。
距離耐性や渋った馬場への適性がなかった組は別として、前後の位置関係よりも内を通して敗れた馬は評価できる一戦とみてジョバンニは注目の敗戦内容。
あの進路どりでのラストの伸びは大したものだし、この馬は勝ち馬と並んでステイヤーとして楽しみになってきた。