競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【アルテミスステークス 2025 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 馬場替わりでの出力注目の主力と、“誤解”が生じる分だけ期待値上昇の中穴

 

――ほとんど、サウジアラビアRCとやってること(=予想)おんなじですが。

 

 

目次

 

10月25日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら

【アルテミスステークス 2025 予想】

【追い切り注目馬】【カシオペアS】【長岡京S】他 京都競馬

【追い切り注目馬】【アルテミスS】【河口湖S】【精進湖特別】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【魚沼S】他 新潟競馬

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【菊花賞 2025 予想】

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【追い切り注目馬】【神無月S】【山中湖特別】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【ルミエールオータムD】他 新潟競馬

 

アルテミスS 2025 レース概要

 

 

アルテミスステークス G2

2025年10月25日 4回東京8日目

発走時間:15:45(予定)

東京競馬場 芝1600m

サラ系2歳 オープン

2024年優勝馬:ブラウンラチェット 牝2 1:32.1 C.ルメール

 

 

アルテミスS 2025 枠順

 

 

 

1 1 タイセイボーグ 牝2 佐々木大
2 2 ドナルンバ 牝2 石橋 脩
3 3 ルーチェフィオーレ 牝2 横山和生
4 4 レディーゴール 牝2 菅原明良
5 5 フィロステファニ 牝2 川田将雅
6 6 ヒルデグリム 牝2 横山武史
7 7 マルガ 牝2 武 豊
7 8 ハッピーエンジェル 牝2 三浦皇成
8 9 バースデイフライト 牝2 和田竜二
8 10 ミツカネベネラ 牝2 津村明秀

 

 

 

アルテミスS 2025 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦発生率が8割近いセッティング。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義

キャリア1~2戦馬による戦いのため割愛。

 

 

追い切りからは、調教編から変更なしです。 (10/25 12:05追記)

 

 

 

アルテミスS 2025 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

人気の派手な差し馬とかがそろって好走するようなレースではなく、2桁人気馬の馬券内は12年中4年、6番人気以下の馬券内は12年中9年と案外波乱も起こっているというレース

該当馬➡➡➡当日オッズ参照

 

基本的に穴をあける場合は関東騎手という傾向が強い一戦で、サヤカチャン(松岡騎手×田所厩舎)、デンコウアンジュ(田辺騎手×荒川厩舎)、クロコスミア(勝浦騎手×西浦厩舎)、ウインプリメーラ(田辺騎手×大久保厩舎)などのように、特に関西馬とのタッグは要注目の存在

該当馬➡➡➡タイセイボーグ、レディーゴール

 

といった感じ。

 

 

 

アルテミスS 2025 レース傾向分析&考察

 

 

 

21年には「10年に1回を引いてしまった」感の、このレースとして初の平坦戦ラップを刻んで荒れたアルテミスSだが、基本はこの条件ゆえやはり瞬発戦となる可能性は高い。

が、18年のように定義上は瞬発戦でも、前傾ラップ(前半4F46秒台)で実質的には持久力のほうを求められているような年もあって注意が必要。

その18年シェーングランツや、12年コレクターアイテムらがその後瞬発戦でふるわず、後者などは1400mの平坦戦で2連対して引退しているというのは、その典型例だろう。 

 

他では、穴馬の台頭も十分であること、とりわけ関東騎手×関西馬の組み合わせには注目しておきたい、といった点が挙げられる。

 

 

 

アルテミスステークス 2025 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

タイセイボーグ / ヒルデグリム 他

ここはまず、タイセイボーグについて、荒れ馬場以外でどれだけのパフォーマンスが発揮できるかに注目しているシーン。

前走は、パフォーマンス水準は決して褒められたものではないが、馬場バイアス的には酷い競馬と言ってもいい、ほとんど真逆のもの。

その前走で狙っている以上は、鞍上強化もあって人気するとは言っても一本被りとかでもないだろうし、むしろ狙いとなる。本命も十分あり得る。

内外ほとんどイーブンの極端に荒れたところのない馬場で、どの程度の出力があるか非常に興味深いところ。

 

他、初戦内容に惹かれるルーチェフィオーレヒルデグリムが中穴での注目どころ。

いずれも、その初戦での内容が馬場バイアス的に立派だった2頭で、特に前者は価値ある末脚だったとみている。

そのルーチェフィオーレに関しては、馬柱と前走内容から誤解をまとって今回を迎えられそうなこともいい。

続戦予定の鞍上も前走時に語っているとおり、あれは“期間限定セール”的騎乗であって、ここではおそらく初戦の形に戻してくるはず(また、無いとは思うが、他の出方があまりに奇抜なものになった場合には、逆に予定していなかった“前走再現”競馬で有利に運んでもいいというアドバンテージもある)。

今回、モンローウォークを筆頭に前が強力に映る状況だけに、この少なからず見誤りを生じそうな戦歴は非常に魅力的に映る。

鞍上も含めると、末脚への期待感ではヒルデグリムも甲乙つけがたいが、その「誤解」が生じる(想定の)分だけ上に取れるとみている(※さすがに、単純なオッズ観点では今回ヒルデグリムのほうが付けているのだろうが)。

 

 

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