――初年度はそういう案外な結果に。
しらさぎS 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 しらさぎS 2025
6/22 しらさぎS ▲不的中
レース全体のふり返り
①芝は、測りにくいこの日ではあったが、通年平均比-0.5秒/1000m 程度、コース替わり初週だったが周回含めてあまり内の優位性は高くない(限りなくフラットに近い)状態だったとみられる(当日朝時点クッション値9.0/含水率G前11.9%4角9.3%)
②前半3F35.1秒、同5F59.1秒通過のドスローから、11.9 - 11.2 - 11.1 - 11.6(上り33.9秒)となっての1分33秒0決着
③馬場がそう速くないとはいえ、あきらかに米子S当時との比較でも見劣る内容で、折り合い、瞬発戦対応力が求められただけの低調G3となった
しらさぎS 2025 各馬ふり返り 予想と結果
チェルヴィニア
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡2着
牝馬の57キロとはいえ、現状この程度か~という残念な水準。
それ以外には、直線で舌を越していたように、若干走ることに対する真剣さみたいな部分が失われているような感じがあったことくらい。
レーベンスティール
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡7着
直線で両サイドから寄られて狭くなるシーンはあったが、例によってオーバーアクションの川田騎手で、その直前の手応えからしてジリジリになり始めたほうが先だったという挙動に見えた。
むしろ、ラスト2Fで前が開いたシーンこそ抜け出してくる決定的なチャンスで、そこで伸びあぐねたために散った感じ。
キープカルム / △マテンロウオリオン 他
勝ったキープカルムは、インで溜めてという点では利があったが、直線ではむしろ2着馬よりもスムーズではなかったので上々。
とはいえ、決着レベルが低調で「・・・」という部分は残る重賞初Vとなった。
もともと、「どこに入っても相手なり」が強みとみているこの馬だけに、レースレベルが低かろうと高かろうと、個人的には評価をしないといけない“特殊案件”の存在だとは思うが。
△マテンロウオリオン(6着)は、ラストの伸びは目立ったものの、このあたりの水準ではリステッドVにも満たないというのが実態だろう。
-10キロのキャリア最低馬体重出走と態勢が厳しかったはずなので、その点見限れないとは思うが。
あとはもう、馬場バイアス的にも、またこの舞台で瞬発戦になったことも真逆だった△ニホンピロキーフだけという感じ。
そもそも慣れない競馬の形だったことからも、上昇余地はあっていいはずで。