――まあ11秒台7連発なんてまったく描いていませんでしたよ、という。
府中牝馬S 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 府中牝馬S 2025
6/22 府中牝馬S ▲不的中
レース全体のふり返り
①馬場は良でも速くなく、ここにきて通年平均比±0秒ゾーンまで鈍化、内外に関しても(さすがに完全外差しまではいかないが)フラットに近い状態(当日朝時点クッション値9.6/含水率G前12.3%4角14.0%)
②前半1000mを58.9秒で通過する、この日の馬場では軽快なペースから、その後もほぼ緩まず11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.2を刻んでの平坦戦決着
③それでいて、決着時計1分46秒0とたいしたことない額面となったが、馬場、またこの日全般として要注意の直線強めの向かい風(終始6〜7m/sで前残りを誘発)を思うと仕方がない側面も
④都合、牝馬限定G3なり(10月施行だった前年ほどはレベル上がらず)の水準で決まったものとみられる
府中牝馬S 2025 各馬ふり返り 予想と結果
グランスラムアスク
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡13着
連闘策で出し切れなかったら仕方ないし、-8キロにもそれは表れていたかといったところ。
今回どうこうと言うより、それ以前にじゃあなんでジューンSを使ったのか、という部分だけ。
セキトバイースト / ◯ミアネーロ / タガノエルピーダ
まず今回も行きたくないはずとみていたセキトバイースト(1着)は、好位で逃げ馬不在のスローの瞬発戦に付き合わされるかと思いきや、この絶好持久戦に歓喜Vといったところだろう。
ローズS3着(さらに、当時も逃げて11秒台4連発の平坦戦)がある馬だけに、このくらいは当然といった感じ(むしろ、想定ラップを見誤った己のセンスの無さだけ)。
2,3着勢は、展開と斤量を考えると勝ち馬と着差以上劣っていて、重賞級の評価はまだ与えられず。
特に、少し警戒していた△ラヴァンダ(3着)は物足りない内容だった。
◯ミアネーロ(11着)は、不発のまま終戦といった直線挙動だったが、鞍上曰くは「(暑さもあって)テンションが高くて浪費した」とのことで、レース前に難ありといった様子。ここはノーカウントで良さそう。
あとは、こういう特殊な超持久力戦だったので、「こんな馬ではないですよ」キャラとしてタガノエルピーダ(5着)を挙げておく。
小回りを含めた一瞬のキレ身上のタイプだけに、このエリカヴィータ×丸山J逃げが生んだ展開は誤算だったとみられる。
本当は、馬場があまり速くなく、スローになっても極度の上り戦になりにくい状況はもってこいだったのだが、一貫ラップに泣いた。