競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【府中牝馬ステークス 2025 レース回顧・結果】絶好ラップに歓喜V

府中牝馬S 2025 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 セキトバイースト 1:46.0 35.2
2 カナテープ 1:46.2 35.2
3 ラヴァンダ 1:46.3 35.0
4 ウンブライル 1:46.3 34.8
5 タガノエルピーダ 1:46.4 35.7

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 府中牝馬S 2025

 

6/22 府中牝馬S ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場は良でも速くなく、ここにきて通年平均比±0秒ゾーンまで鈍化、内外に関しても(さすがに完全外差しまではいかないが)フラットに近い状態(当日朝時点クッション値9.6/含水率G前12.3%4角14.0%)

 

前半1000mを58.9秒で通過する、この日の馬場では軽快なペースから、その後もほぼ緩まず11.7 - 11.5 - 11.7 - 12.2を刻んでの平坦戦決着

 

それでいて、決着時計1分46秒0とたいしたことない額面となったが、馬場、またこの日全般として要注意の直線強めの向かい風(終始6〜7m/sで前残りを誘発)を思うと仕方がない側面も

 

都合、牝馬限定G3なり(10月施行だった前年ほどはレベル上がらず)の水準で決まったものとみられる

 

 

 

府中牝馬S 2025  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

グランスラムアスク

予想➡➡➡

結果➡➡➡13着

連闘策で出し切れなかったら仕方ないし、-8キロにもそれは表れていたかといったところ。

今回どうこうと言うより、それ以前にじゃあなんでジューンSを使ったのか、という部分だけ。

 

 

セキトバイースト / ◯ミアネーロ / タガノエルピーダ

まず今回も行きたくないはずとみていたセキトバイースト(1着)は、好位で逃げ馬不在のスローの瞬発戦に付き合わされるかと思いきや、この絶好持久戦に歓喜Vといったところだろう。

ローズS3着(さらに、当時も逃げて11秒台4連発の平坦戦)がある馬だけに、このくらいは当然といった感じ(むしろ、想定ラップを見誤った己のセンスの無さだけ)。

 

2,3着勢は、展開と斤量を考えると勝ち馬と着差以上劣っていて、重賞級の評価はまだ与えられず。

特に、少し警戒していた△ラヴァンダ(3着)は物足りない内容だった。

 

◯ミアネーロ(11着)は、不発のまま終戦といった直線挙動だったが、鞍上曰くは「(暑さもあって)テンションが高くて浪費した」とのことで、レース前に難ありといった様子。ここはノーカウントで良さそう。

 

あとは、こういう特殊な超持久力戦だったので、「こんな馬ではないですよ」キャラとしてタガノエルピーダ(5着)を挙げておく。

小回りを含めた一瞬のキレ身上のタイプだけに、このエリカヴィータ×丸山J逃げが生んだ展開は誤算だったとみられる。

本当は、馬場があまり速くなく、スローになっても極度の上り戦になりにくい状況はもってこいだったのだが、一貫ラップに泣いた。