――天気との戦いが終わってからレースしよう、ブラックホールちゃん。
目次
- 報知杯弥生賞ディープインパクト記念 2020 レース概要
- 弥生賞 2020 枠順
- 弥生賞 2020 ラップ適性・追い切り
- 弥生賞ディープインパクト記念 2020 過去レース傾向
- 弥生賞 2020 レース傾向分析&考察
- 弥生賞ディープインパクト記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
弥生賞 2020 含む、3/8(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら
3/8(日) 阪神競馬の追い切り注目馬はこちら
3/8(日) 中京競馬の追い切り注目馬はこちら
報知杯弥生賞ディープインパクト記念 2020 レース概要
弥生賞 G2
2020年3月8日 2回中山4日目
発走時間:15:45
中山 芝右2000m
サラ系3歳オープン
2019年優勝馬:メイショウテンゲン 牡3 2:03.3 池添謙一
弥生賞 2020 枠順
弥生賞 2020 ラップ適性・追い切り
コース適性値としては、半数で瞬発戦、残りの大半が平坦戦という条件。
レースの近10回としては瞬発戦4対平坦戦6だが、良の直近3年(16~18年)は全て瞬発戦、最大加速1.2秒(16年)、1.1秒(18年)など、馬場改良以降は明らかに瞬発戦振れの状況に。
例によって「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」でみると、ワーケア、ウインカーネリアン、ディヴィナシオン、オーソリティ、ブラックホール、メイショウボサツ、サトノフラッグが上位。
追い切りは、サトノフラッグ、エンデュミオン、ウインカーネリアンの3頭といった感じ。
スポンサーリンク
弥生賞ディープインパクト記念 2020 過去レース傾向
※穴で浮上してくるのは、大体年明け出走組(19年Vメイショウテンゲン、17年2着マイスタイル、13年Vカミノタサハラ、12年Vコスモオオゾラなど)
該当馬➡➡➡アラタ、ウインカーネリアン、エンデュミオン、オーロアドーネ、サトノフラッグ、ディヴィナシオン、パンサラッサ
※近年、好走馬のほとんどは「前走重賞出走」「過去に重賞好走歴あり」「2回以上着外のない馬」のすべてを満たしていた馬
該当馬➡➡➡ブラックホール、ワーケア
※その他、好走資格としては凡そ「前走OP特別組は1着、500万下組は3番人気以内で連対、未勝利組は1番人気が好走資格」
該当馬➡➡➡サトノフラッグ
弥生賞 2020 レース傾向分析&考察
従来、前半1000m通過63秒台の17年を例外視すれば、瞬発力特化タイプは苦戦傾向のレース(実際、RPCI※を見ても11年11頭立て、12年稍重を除き50台前半に収まることの方がパターンとしては多い)。
ただ、近年は馬場改良の影響もあってか、上がり33秒台にものを言わせて好走というタイプもみられ、雨中の重馬場だった昨年はさておき、良の直近3年(16~18年)は全て瞬発戦、最大加速1.2秒(16年)、1.1秒(18年)など、馬場改良以降は明らかに瞬発戦振れの状況に。
瞬発力特化タイプというだけで即軽視OKではなくなってきている。
弥生賞は、頭数も集まらないことから元々そんなにレベルの高いレースではなく、ホープフルSや京成杯と比べてペースも、上がりも大幅にランクアップするかというとむしろその2レースとほとんど同じ、という年のほうが多い。
その点、ワーケアあたりはここも適性が合ってきて不思議ないだろう。
時期柄、昨年のように雨に見舞われる年も多く、それでなくても頭数が揃わず低調決着に収まる年もみられる。
レースの決着レベルが怪しくなってきたり、馬場が緩んで時計が掛かったりしてくると穴が発生しやすく、その際の穴要員は「年明け出走組」。
以外の好走馬は先の2項目に当てはまった馬が近年のほとんどを占めている。
直近5回の集計で、これら「前走重賞出走馬で、過去に重賞好走歴あり、かつ2回以上着外のない馬」は(3-3-5-6)となっている。
スポンサーリンク
弥生賞ディープインパクト記念 2020 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
まず、ワーケア、オーソリティ、パンサラッサ、ブラックホールの前走ホープフルSは、回顧編で賞賛したように、近年の勝ち馬サートゥル、レイデオロあたりとは格が違う超ハイレベル決着。
そして、もしかしたらちょっと妙味的に良いかもと思うのは、当時の6着パンサラッサや4着ラインベックが次の若駒Sで敗れている点。
これらの敗因は、前後半バランスがほぼ同一でも、11.8 - 11.9 - 12.2 - 12.8と消耗戦ラップを刻んだ若駒S当時の京都のタフな馬場状態によるものとみられ、ベースが全く異なる今の中山芝なら「多少の」雨が降ったとしても、ホープフルS当時のパフォーマンスのほうが再現性は高いとみる(あくまで「多少」の場合)。
このあたりが、もし少なからずとも「ラインベック、パンサラッサは次戦若駒Sであっさり敗れ・・・」などと囁かれているようなら、先の妙味観点でむしろ追い風となるかも。
前夜時点では、(荒天予報もあるだろうが)実際そんな感じのオッズになっている。
◎ブラックホール
今回は最後方一気戻りの競馬が濃厚で、その意味で先週から一気に差し馬場に変わってくれることが好走のマスト条件。
すなわち、馬場一変の影響をもたらす雨量が一つのカギになる一頭。
出来自体、パドックを見ても悪くなかったように見せた前走は、やはり鈍重過ぎてあのペースで小脚を使い続ける競馬をしたら全く良さが出なかったというもの。
それ故、乗り替わりなく迎えるここは、腹を括っての展開待ち競馬濃厚な一戦であり、まだまだ開幕2週目で馬場のアシストが欲しいシーンでもある。
ただ、やることが明確で、頭数も手頃というのはある意味戦い易い一戦。
低気圧の進路次第では想定以上の大雨もあると思っている日曜、名前の通り、“吸い寄せる”んじゃない?(。。。ホネさん、低気圧の進路予想より、競馬の進路のほう、気にしたほうが良いんじゃね(゜.゜))
◯ワーケア
ワーケアは、ホープフルSのように締まった展開よりも緩むことの多いこのレース向きは明白。
前走は3着でも、十分歴代優勝馬の2馬身ほど先を行く指数で走っている。
重馬場もこなす点は強みだし、あとは“重箱の隅”として「この頭数でも思いの外先行勢が引っ張って、未体験のスタミナ戦に持ち込まれた時」にどうかだけ。
その可能性は、先の“ブラックホール発動”の時(ブラックホールが来ている時、それは「脚が遅すぎるんじゃない?」という同馬の弱点がプラスに変わっている時)だけか・・・。
▲ウインカーネリアン
ホープフルS勢に否応なしに注目が集まって、という状況で穴で注目したいのは▲ウインカーネリアン。
ワーケア、オーソリティなどとの好戦歴があって、年明けに使われている点が強み。
良化途上は疑いようのない前走から、上昇は顕著。
ただ、大きく足を引っ張りそうなのが鞍上で、あくまで先週の反動でミナリク騎手離れが加速していれば、という条件付きでだが、それら要因で単勝30倍ゾーンを割ってくるようなら(と思っていたら、前日時点はしめしめ...)。
「マ、マツオカさ~~~ん」リターンズ(←先週の回顧記事参照)の事態になっても後悔しないくらいのオッズ、これを満たしていることがまずもって必須条件になるが。
その意味では、弥生賞までのヒューイットソン騎手の頑張りが鍵になる。
さすがに、ルメール、ヒューイットソンと目立ちだすと、“和ごごろ”も後押ししてミナリクはノーマークになるだろう。
☆オーソリティ
前走ホープフルS(4番人気5着)は、例年レベルの勝ち馬水準の内容。
しかも、スタート後に挟まれてスムーズさを欠いてのものだけに素質は相当なものがある。
しかも、当時の中間でも2歳G1クラスとしても全く違和感のない好調教を見せていた馬。
ヒューイットソン騎手過剰人気&同騎手の舞台経験リスクだけ惜しいが、そこには涙を飲んでプッシュしなければならないシーンか。
こちらは▲ウインとは対照的に、ヒューイットソン騎手の「ここまで鳴かず飛ばず」を願っての一戦となる。
ここまでの2勝がO.マーフィー騎手補正を加味すると平凡で、相手も弱くての3馬身差→3馬身差という印象のサトノフラッグ。
この乗り替わりと「ディープインパクト記念」に唯一のディープ産駒、さらに輪をかけて豊さんに“重ねたくなる心情”も痛い。
全く妙味はなく、人気筋ではこの馬を軽視したいというのは明確なところ。
今回のこの馬に関しては、来られたら来られたでそれはそれで(絵になるし)全然いい。
「ニュースター誕生!」となって、次以降(コントレイルやサリオスらに妙味をもたらし)いくらでも借りは返してくれるハズ!?
穴では、使われている組で外枠に入った△ディヴィナシオン。
母は渋った馬場は苦にせず、イメージほどこの条件で奮わないヴィクトワールピサ産駒だが重馬場では昨年のブレイキングドーンやらの一発実績も。
引き続き、馬自身内回りという点も良く、この人気なら。
PR
競馬新聞よりお得!
日刊スポーツ新聞社が運営する競馬情報サイト
〜オススメの6つのポイント〜
1、出走馬の能力を数値化した日刊コンピ指数がレース前日19時に見られる!
2、元ジョッキー佐藤哲三さんの予想と買い目を見られる!
3、前走のレース動画を徹底分析し、推奨馬を紹介する動画「次は馬かせろ!」
4、美浦、栗東での調教分析からTOP3の推奨馬を紹介!
5、土曜、日曜のメインレースのパドック速報!
6、地方南関東4場(大井・川崎・浦和・船橋)の予想情報提供!
⬇ご登録はこちらから⬇
3/7(土) の重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【チューリップ賞 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / レシステンシアの4連勝はある?ない?
・【オーシャンステークス 2020予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 良い感じ「ここでこそ」◎馬の立ち位置に一票
・【追い切り注目馬】3/7(土) 阪神競馬 チューリップ賞 出来前走レベル確約なのは東からの刺客のみか⁈
・【追い切り注目馬】3/7(土) 中山競馬 オーシャンS 2番手評価はあの古豪
・【追い切り注目馬】3/7(土) 中京競馬 中京スポーツ杯 前走も狙ったそろそろ良い頃合いのあの馬
競走馬データ
・アーモンドアイ・ダノンプレミアム・サートゥルナーリア...他
「競馬予想のホネ」はTwitterをやっています。
Twitterではブログの更新情報はもちろん、レース当日の馬場の様子や、パドック、ブログ掲載馬のレース直前、直後の評価など、ブログには掲載しきれない内容をツイートしています。
まだフォローしていない方は是非フォローよろしくお願いします!
あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月25日
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— ホネさん (@yosounohone) 2019年8月24日
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
スポンサーリンク