競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【安田記念 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 殻を、壁を突き破る時

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――鞍上ともども。

目次

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安田記念  2024 レース概要

 

 

安田記念  G1

2024年6月2日 3回東京2日目

発走時間:15:40(予定)

東京競馬場 芝1600m

サラ系3歳以上 オープン

2023年優勝馬:ソングライン 牝5   1:31.4 戸崎圭太

 

 

安田記念 2024 枠順

 

 

1 1 カテドラル 牡8 斎藤 新
1 2 ガイアフォース 牡5 長岡 禎仁
2 3 レッドモンレーヴ 牡5 横山 和生
2 4 ジオグリフ 牡5 北村 宏司
3 5 ナミュール 牝5 武 豊
3 6 ドーブネ 牡5 菱田 裕二
4 7 ロマンチックウォリ セ6 マクド
4 8 エアロロノア セ7
5 9 パラレルヴィジョン 牡5 ルメール
5 10 ソウルラッシュ 牡6 モレイラ
6 11 ウインカーネリアン 牡7 三浦 皇成
6 12 フィアスプライド 牝6 坂井 瑠星
7 13 ステラヴェローチェ 牡6 横山 典弘
7 14 コレペティトール 牡4 岩田 康誠
7 15 ヴォイッジバブル セ6 パートン
8 16 エルトンバローズ 牡4 西村 淳也
8 17 セリフォス 牡5 川田 将雅
8 18 ダノンスコーピオン 牡5 戸崎 圭太

 

 

 

安田記念 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては、8割がた瞬発戦ラップを刻む何はともあれ瞬発力といった条件だが、安田記念は17年のような瞬発戦決着4に対し平坦戦5(そして18年は消耗戦)と、異質な平坦主流レース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義

コース適性としては、ドーブネセリフォスジオグリフレッドモンレーヴらが上位。

 

 

追い切りからの最終評価については、ソウルラッシュのみ少々で調教偏と変わらずだが、「駄時計ズラリ」と評した中から、ステラヴェローチェ(の3週前)とダノンスコーピオン(の最終追い)だけは多少評価を高めても良いかなと思うところ。 (6/2 11:45追記)

 

 

 

安田記念 2024 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

前年12月以降にG1出走ありの馬が連軸中心

該当馬➡➡➡エアロロノア、コレペティトール、ダノンスコーピオン、ドーブネ、パラレルヴィジョン、レッドモンレーヴらはここ半年以内でのG1出走なし

 

「①前走4着以下でG1・5着内経験なし」「②前走京王杯SCで上がり3位以下」「③前2走ともに8番人気以下」「④前走(海外除く)1秒以上負け」「⑤前走10番人気以下」に当てはまる馬は好走ほぼ困難

該当馬➡➡➡エアロロノア、コレペティトール、ウインカーネリアン、カテドラル、ドーブネ

 

といった感じ。

 

 

 

安田記念 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

基本的には、コース特性とは違ってハイペースからの平坦戦が濃厚な一戦で、持久力タイプのための舞台。

ハイレベル決着も多く、「前年12月以降のここ半年以内に路線は別としてG1出走経験のある馬」というのが近18年中17年で連対馬に名を連ねている。

 

あとは、G1格での善戦実績を持たない前走非好走馬や、大敗&人気薄明け勢の不振などあるにもかかわらず、ここ2年を除けば案外ひと筋縄ではいっていない印象のあるレース。

2つ目に挙げた項目のうち、すべてここ20年ほどベースで集計しても、①~④は1頭のみ、⑤のデータに至っては好走0となっている。 

 

+0.4、+1.1、+1.0、-0.1、+0.6、-0.3、-0.5、+1.1、-0.4、-2.6※、-0.6、-1.2、-1.1

上記は2010年以降の安田記念の前後半3F比を新しい順(+0.4が昨年)に並べたものである(※付きは不良馬場の14年。+表記は後傾戦を示す)。

「安田記念に馬が集まらない」「NHKマイルCあたりよりも安田記念が流れない症候群に」、となって久しいところだが、上記のように並べてみてもその2点が顕著に表れている。

ここ2年などは、フルゲート&特別登録段階20頭超と、消耗度の高い「らしい」安田記念に期待したのだが、最早その「らしさ」自体が過去のものとなりつつある、そんな様相である。

 

 

 

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安田記念 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ナミュール 他

実に悩ましい。。。

何がって、狙いはウインカーネリアンで決まりと思っていたところへのナミュールの参戦が、である。

以前にも記した通り、ナミュールに関しては昨秋のパフォーマンスなら安田記念は分かり切っていながらもそれでも府中マイル適性から本命◎とせざるをえない、と評した経緯があるため。

ともあれ、前走でやっちまったナミュールだが、当時の評価からもよっぽど歯車が狂っていない限り、さすがに2戦連続のポカは考えにくい。

信念の本命◎はナミュールに献上、対抗◯ウインカーネリアンでいこうかと思っているところ。

 

 

(ナミュールに関して、)脚質的にどうなのよ、という部分は◯の7走前で不問に付しての戦い。

その◯については、展開面、そして前回のG1出走時がローテ・枠・馬場から厳しい中で今年もG1での好走チャンスありと見ていたことなどから、今回狙いたいと思っている。

おそらく3着線上の戦いにはなる(なので、◎相手のもう1頭▲も重要になってくる見通し)だろうが、なんとかここで殻を、壁を突き破ってきてほしい。

本命は譲っても、あくまで◯で儲ける戦いにする予定。

時期柄、雨模様で行われる場合もあるが、おそらく大雨でない限りこの馬にとってはプラスになるのではないかとみている。

 

なお、候補数頭の中から▲を選ぶ決め手になる部分も、◎差し替えの要因も、日曜の雨と思っているが、(通常の天気とは違って)何せ台風が去った後というパターンだけに当日まで慎重に見極めてからの予定。

ちなみに、土曜は「雨なんて降りましたっけ?」レベルの絶好良になっているだろうと見ている。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

とりあえず、降り出しが遅くなったことで馬場へのダメージは最小限に抑えられている(といっても、未明に降っているようだが)あたりがポイントに。それでも、とくに午後は予断を許さない空模様なので、引き続き“ステイ”が続くことに。寒冷禍による雷雨予報ということで、近年ではロジユニヴァースのダービーあたりの事態まで想定しておくべきと思っている。

ちなみに、不良までいくような場面では、◯ソウルラッシュを中心に◎をウインカーネリアンに差し替えて狙う。▲パラレルヴィジョン☆ステラヴェローチェらの前々残しにも期待。☆のほうが下なのは、「渋って、今典さん」というのは(おおよそ圏内には来るのだろうが)期待値的にはノーだと思うから。いずれにしても、このパターンでは◯が僅か届かずの中を、前でスリップを起こした組を尻目に◎が粘りこむベストの形を描いていきたい。

さて、ゲリラ豪雨はあるのか、ないのか……。(ない、パターンでもナミュールについては、「内の奇数枠」に入ってしまったので下げる予定) (6/2 11:40追記)

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

雨雲レーダーを見てもこれで直前に“田んぼ”にまでなったら、それは相当運無し(そんな時には、どのみち当たるものも当たらない)とあきらめる。

◎セリフォス勝負を敢行する。枠はおそらく今日の馬場では問題なし。ウインカーネリアンらの前残り臭も漂うが、そういう流れでも最上位の脚力で差し切ってくることができるのは、この馬か香港勢のみとみて。 (6/2 15:15追記)

 

 

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