■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)
――個人的には、渋ることで、群雄割拠も意外と荒れない方向という見立て。
目次
- 皐月賞 2023 レース概要
- 皐月賞 2023 枠順
- 皐月賞 2023 ラップ適性・追い切り
- 皐月賞 2023 過去レース傾向
- 皐月賞 2023 レース傾向分析&考察
- 皐月賞 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
4月15日(土)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【アーリントンC】【天満橋S】【千種川特別】他 阪神競馬
4月16日(日)重賞予想と追い切り注目馬はこちら
・【追い切り注目馬】【アンタレスS】【蓬莱峡特別】他 阪神競馬
皐月賞 2023 レース概要
皐月賞 G1
2023年4月16日 3回中山8日目
発走時間:15:40
中山競馬場 芝2000m
サラ系3歳 オープン
2022年優勝馬:ジオグリフ 牡3 1:59.7 福永祐一
皐月賞 2023 枠順
皐月賞 2023 ラップ適性・追い切り
瞬発戦 ※ ラップと平坦戦ラップがほぼ半々のコースで、年によって多少様相は異なるが、基本的に瞬発力勝負一辺倒ではないが瞬発型、というタイプがベストのレース。
※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:11.7-10.9-11.6-11.9)が定義
ホウオウビスケッツ、ダノンタッチダウン、べラジオオペラ、トップナイフあたりが、瞬発戦・平坦戦実績を併せ持つ存在。
追い切りからは、最終的にマイネルラウレア、フリームファクシの最上位2頭との見立て。(4/16 9:50追記)
皐月賞 2023 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※連軸(少なくともどちらか1頭)は、連対資格(①近2走いずれかでV②芝1800m以上でV③前走から中6週以内)を満たす馬から
該当馬➡➡➡①②③オールクリアはシャザーン、ショウナンバシット、タスティエーラ、フリームファクシ、べラジオオペラ、ホウオウビスケッツ、メイテソーロ
※「芝2200m以上を使ったことのある馬」や「非根幹距離(1400m、1800mなど400で割り切れないレース)を多数(比率5割以上かつ4回以上)使っている複勝率100%以外馬」は、四半世紀以上ほぼ好走例なし
該当馬➡➡➡シャザーン、ショウナンバシット、メイテソーロ、ラスハンメル
といった感じ。
皐月賞 2023 レース傾向分析&考察
昨年も書いたことだが、主だった皐月賞傾向としての
“・◎として、連軸としての資格は変わらず、「①近2走いずれかでV②芝1800m以上でV③前走から中6週以内」満たした馬としたい
・ここをメイチで来ない、むしろ叩き台として使ってくる傾向が年々強くなっている点は、予想にも十二分に活用していきたい
・以上から、「中6週以内」部分はやはり有効に使えそう
・ただし、今後はトライアルが凡戦様相というパターンが加速度的に増していきそうで、その場合上記「中6週以内」が崩れることもそろそろ出てきそうで注意
・若駒S勝ち+トライアル3着内で臨んできた馬は安定して走ってくる (19年皐月賞回顧編)”
中の「ローテーション」部分に変調がみられている。
主にノーザンF勢だが、20年はコントレイル-サリオスワンツー、21年エフフォーリア(3着にステラヴェローチェ)、22年ジオグリフ-イクイノックスワンツーと「中6週以内」部分を覆して健闘してきている。
育成技術や、早期デビュー情勢などにより、この皐月賞前にレース間隔が空き、本番「ホースマンの夢・日本ダービー」を見据えて逆算して使ってくるようになっていること、そして使い分けが多分に影響しているというのは今や周知の事実といったところか。
最早、(ノーザンFにかかれば)共同通信杯からの直行は、直行とは言えない、これが現実だろう。
皐月賞 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
ソールオリエンス / フリームファクシ / ダノンタッチダウン / タスティエーラ 他
先行馬も多く、後半はいざ知らず前半から流れるタフな一戦というのがまずはメインサイド。
そしてどうやら、また今週末は荒天模様(特に中山は土曜の雨と、当日の強風の影響が大きいか)。
ここに前週日曜時点で、前年比で時計が掛かっていて、ベースが1ランク(≒1000mあたり+0.5秒程度)タフな状況という条件をアドオンし、べラジオオペラを狙う想定。
まずは時計的課題……だったこの馬が、再びの渋化でチャンス急上昇か!? というのが当日馬場を見るまでの基本線。
時計面を除けばハイレベル戦だった可能性がある中での強い競馬というのが、この馬の前走の位置づけ。
ソールオリエンスも、2戦連続で時計的価値のない勝利内容だけに、もし急激に高速化して迎える皐月賞なら……という算段もあった一頭。
渋ったら渋ったで未知の部分は当然あるが、血統的にはむしろ“鬼”の可能性もありそうで、都合追い風にしか感じない情勢。
それでも、そこは非ノーザンF(というか天栄)の「中12週」ローテ。
ここに関しては、頭で来られたら諦めるつもり、この馬を軸にすることはあっても頭は他からと決め打って勝負の予定。
脚力上位とみているフリームファクシ、ダノンタッチダウンは適性ズレをポイントに3番手以下の扱い。
オッズバランス的にも、ダノンタッチダウンは上位に取ってもと思うところはあるが、今回劇的に解消してきたというのなら別だが、その「緩さ」でもっての掛かりの遅さ懸念の現状だけに、やはり小回りでの差し遅れ不安は拭い切れないところで。
マイル路線を歩んでいくことを前提に「府中、新潟、中京以外では差し切れないリスク」が常についてまわるとみていた馬だけに、2000mの距離自体はプラスに出ると思っているが。
タスティエーラは瞬発戦に分があると思うが、馬券内という意味で有力に変わりなし。
前走で勝ってしまったのが妙味的には少し余計だが、もともと今年の場合共同通信杯組からは敗戦組から大物が出てくる可能性があるとみていて......。
初戦から「重賞級」判定のこの馬だけに、多少のミスマッチと強力ライバル登場の状況といえど、クリアして存在感を見せつけてきてほしい部分もあり。
↓↓↓以下、当日午後追記内容。
前日が、通年平均比+1.0秒/1000mゾーンの、ラチ沿い除くイン有利状況だった中山芝。
最内はさすがに荒れているが、内から乾く途上で、都合中ほどが伸びるというのが実態か。ただし、ここからゲリラ豪雨まで見込まれそうで何とも悩ましい状況。
この状況では、とてもじゃないが人気馬に本命を打ってはいられないということで、当欄としては◎ホウオウビスケッツ、◯メタルスピード、▲マイネルラウレア、☆グラニット、△ショウナンバシットの個人的意味あり穴馬だけを上位に振り回す想定としておく。
たぶんここから追記する余裕はないと思うが、少なくともパドックくらいまでは天候を見極めて臨みたい。(4/16 14:30追記)