【マイラーズカップ 2024 予想】追い切り･ラップ適性･レース傾向考察＆各馬評価まとめ / 両極端な適性の2強を背に - 競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜重賞予想と追い切り注目馬＆レース回顧】

1	1	トゥードジボン	牡5	藤岡佑
1	2	スパイダーゴールド	牡5	西村淳
2	3	セリフォス	牡5	川田
2	4	リューベック	牡5	浜中
3	5	エアロロノア	セ7	幸
3	6	ビーアストニッシド	牡5	和田竜
4	7	ノースザワールド	牡6	北村友
4	8	トランキリテ	牡5	武豊
5	9	ニホンピロキーフ	牡4	田口
5	10	コレペティトール	牡4	岩田康
6	11	アリストテレス	牡7	古川吉
6	12	ソーヴァリアント	牡6	池添
7	13	セッション	牡4	坂井
7	14	ソウルラッシュ	牡6	松山
8	15	フリームファクシ	牡4	富田
8	16	ボルザコフスキー	牡5	吉村
8	17	エエヤン	牡4	デムーロ

マイラーズC 2024 ラップ適性・追い切り

瞬発戦 ※ ラップと平坦戦ラップが半々のコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース（例:11.7-10.9-11.6-11.9）が定義

エアロロノア、セッション、リューベック、ボルザコフスキー、ノースザワールド、ソーヴァリアントあたりが適性上位。

追い切りからは、ソウルラッシュに、渋々あと2頭追加すればのトランキリテ、エエヤンの3頭上位を最終評価とする。　（4/21 10:35追記）

マイラーズC 2024 過去レース傾向

20年以前と前年結果をもとに傾向を見ていくと、

※前走の着順が7着以下だった馬のうち、「京都芝1400ｍ外か京都芝1600ｍ外、かつG1かG2のレース」において優勝経験がない馬は不振を極める

該当馬➡➡➡前走7着以下の馬は全馬

※中3週以内ローテのうち、前走で「OP・重賞で1人気」「G1出走」「勝利」のいずれにも当てはまらない馬もかなり厳しい

該当馬➡➡➡エエヤン、セッション、トゥードジボン、ノースザワールド、ビーアストニッシドは厳しい

といった感じ。

マイラーズC 2024 レース傾向分析&考察

京都版マイラーズCは、パンパンの良での高速決着色が濃いレースで、新装京都の“こけら落とし公演”となった昨年も当然のごとく超速馬場で行われている。

その高速馬場度合いが強まれば強まるほど、通常内枠有利になるのが基本（前年は人気馬の外差しが決まったが）。

京都マイルの特徴として、スローでも下り坂から動くので4Fの勝負（持続力寄り）になることが多く、極限の上がり3Fを求められるレースになりづらいところもある。

好走馬傾向としては、前走の着順が7着以下だった馬のうち、“京都芝1400ｍ外か京都芝1600ｍ外、かつG1かG2のレース”において優勝経験がない馬は、2013年以降(0-1-0-45)で、好走を果たしたのは20年のベステンダンクのみ（23年については、久々京都開催の状況から除外）。

また、間隔が詰まった組は基本苦戦傾向にあるレースだが、特に前走OP・重賞で1人気、前走G1出走、前走勝利以外の中3週以内ローテは（0-1-1-72）※近20年と狙えない存在になっている。

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マイラーズC 2024 予想印は!? ホネ的注目馬各馬評価まとめ

セリフォス / ソウルラッシュ他

結構真逆のタイプだと思っている脚力上位2頭。

いずれも、休み明けは割引材料に使えないクチ（というか、むしろ両頭ともにローテ的には「いきなりから」型）だけに、気にするべきは流れと枠と馬場だけ。

流れについては、冒頭の通り明らかに瞬発戦型（セリフォス）と明らかに平坦戦型（ソウルラッシュ）というように両極端な2頭だけに、この瞬発戦・平坦戦5分5分条件でどちらの流れかを読むことが重要。

一応、ここはエエヤンあたりの存在も含め、平坦戦メイン見立てで（枠と馬場未定の状態では）考えておくが、雨なども含めて最終判断は当日になりそう。

そうした中で、現時点狙いにしたいと思っているのがソーヴァリアント。

間隔を空けての距離短縮ローテというのがおそらくベストのこの馬。

また、前走は度外視でき、2走前はレースからも前に行ったことが仇は明白。

3走前にこの路線でG2を獲ってきても、と見立てた馬だけに、G2のマイルでこんなオッズで…というのに期待。

今回、状態面には不安はなさそうな中間談話からも、現状の最大値発揮で十分狙えていい。

ラップ適性的にも、どちらかに偏っていないという点で合うイメージのここ参戦だし、上記2強が両極端な性質をもった2頭という情勢も狙いを後押ししている印象がある。

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

午前中から雨が降り出した京都。ここからの降り方次第だが、おそらく通年平均比-0.5秒/1000m程度のイン有利馬場で見積もっておく。

▲セリフォスも☆ソウルラッシュも、ともに雨の仕立てる馬場の塩梅ひとつで（それぞれ理由は微妙に異なれど）若干取りこぼしの可能性は高まっているはずで、逆転期待は◎ソーヴァリアント、複穴狙いは◯ビーアストニッシドといく。雨で「どうも、より前だな……」となっていれば、前年内容などからパフォーマンス全開でちょうど2～3着ラインとみる◯は非常に楽しみに。

あとは、（無いとは思うが、）妙に外伸びなどになってきたら◆フリームファクシを、◯差し替え候補として考えたいが……（とりあえず、3たびのマイル外枠でも、雨中の競馬なら折り合い面は改善されると踏んでいて）。　（4/21 13:30追記）