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――本当は『ここは“栗東坂路仕上げ”のためのレースと信じて...』がタイトルだったんですけど、どうしても言いたくなってしまいまして(笑)
その栗東坂路組、近5年は結構アタマ獲られてますけどね^^;
それでも私は、エーシンフォワードを追いかけるんです、とか言って。
目次
- マイルCS 2019 レース概要
- マイルチャンピオンシップ 2019 枠順
- マイルCS 2019 過去のレース傾向
- マイルチャンピオンS 2019 レース傾向分析 考察&まとめ
- マイルCS 2019 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ
マイルCS 2019 含む、11/17(日)京都競馬の調教注目馬はこちら
11/17(日)東京競馬の調教注目馬はこちら
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マイルCS 2019 レース概要
マイルチャンピオンシップ G1
2019年11月17日 5回京都6日目
発走時間:15:40
京都 芝右 外1600m
サラ系3歳以上オープン
2018年優勝馬:ステルヴィオ 牡3 1:33.3 W.ビュイック
マイルチャンピオンシップ 2019 枠順
マイルCS 2019 過去のレース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※ラップ的には近5年の通り、ほぼ平坦戦(または消耗戦までになる厳しい展開)となるレース
該当馬➡➡➡アルアイン、インディチャンプ、ダノンキングリー、エメラルファイト、レッドオルガ、ダイアトニック、タイムトリップ、モズアスコット、フィアーノロマーノ、プリモシーンあたりは適性条件
※軸は「リボー持ち」、「父or母父ND系」からが鉄則のレースで、それぞれほぼ好走がない年は無いといって良い近年
該当馬➡➡➡リボー持ち:アルアイン 、ダイアトニック、ダノンプレミアム、フィアーノロマーノ、ペルシアンナイト、マイスタイル、モズアスコット、グァンチャーレ、プリモシーン、クリノガウディー、カテドラル(レイエンダ、タイムトリップ、インディチャンプも持っているといえば持っているが)/父or母父ND系:エメラルファイト、カテドラル、ダノンキングリー、プリモシーン、ペルシアンナイト、レッドオルガ、フィアーノロマーノ、モズアスコット
※スプリンターズS、天皇賞、毎日王冠経由組はここに入っても好走することが多く、特に5番人気以内に推されるような馬は半数近くが好走しているので警戒は怠れない
該当馬➡➡➡アルアイン、インディチャンプ、ダノンキングリー、ダノンプレミアム、ペルシアンナイト
といった感じ。
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マイルチャンピオンS 2019 レース傾向分析 考察&まとめ
コースとしては瞬発戦決着も間々発生するこの京都マイル戦なのだが、ご存知の通りこのマイルCSは9割がた平坦戦~消耗戦になる持久戦ラップのG1。
今年は確たる逃げ馬不在な上に、スプリンター参戦無しということで近年では2015年(過去10年で唯一の瞬発戦決着)の様相に近いため、自信をもって「瞬発戦はない」とまで言い切れないのが悩ましいところだが、それでもスタンスは平坦戦中心で行くべきだろう(積極姿勢の外人ジョッキーも複数いるし、川田×ダノンプレミアムの存在もある)。
そんなラップ面の固定化、季節柄馬場状態・レース質に大きな変化がないあたりからか、血統面でも比較的ハッキリした傾向があって、「リボー持ち」や「父or母父ND系」が繰り返し好走し続けるという毎年のパターンを続けているレース。
攻略法としては、併せ持つタイプはもちろん、狙い馬のうち迷ったら当てはまるほう、該当馬から1頭は来るだろうという観点での絞り込み、などが有効となる。
あとは3歳馬。
毎年このレースで取りざたされる、古馬57キロに対して3歳56キロと1キロ差しか無く厳しいという部分だが、近2年はペルシアンナイト、サングレーザー、ステルヴィオと好走の半数を送り出すようになっている(ちなみに過去10年では、(2-0-2-31))。
この部分、“3年目”の今回どうなるかだが、個人的にはまだ「3歳(1キロ差)でも通用する、というのが最新トレンド」とはみていない。
というのも、好走の3頭のうち勝った2頭は外人ジョッキーだから、もう1頭のサングレーザーは(17年(稍重)3着)は重のスワンSを勝っての臨戦で後にも稍重の札幌記念を勝利するなど渋った馬場が味方したから、そしてそもそも3頭ともにノーザン・社台だから、などがそのあたりの根拠。
3歳馬自体が強くなったのではなく、その他要因が関連しての好走とみていて、今年の3歳勢はまず全馬日本人ジョッキー騎乗、晴れ馬場、そしてダノンキングリー(ダービー編でも触れたが、ノーザンF調整を認められている三嶋牧場産)も含めノーザン・社台産はカテドラル1頭のみという面々なので、1頭を除きむしろ人気が無くて穴狙いが立ちそうという状況でも目もくれないつもり。
要は、ノーザン・社台が本気で外人ジョッキーを配してくるような3歳馬でないと厳しい、というのが見立て(そう見ると、16年以前のロードクエスト、アルビアーノ、ミッキーアイル......とか納得でしょ。ね!)。
ズッコケの得意の(?)ホネフラグ発動による「最新トレンドは3歳馬!」決着というのなら、カテドラル(ノーザンF×武豊騎手)なんだろうが(笑)
関連して先に触れてしまうと、3歳希望の星ダノンキングリーは、54キロを背負っての毎日王冠時点でのパフォーマンスを見ると、少なくとも人気(2番人気)ほどではなく、もしかしたら馬券内もちょっと微妙なライン上かもしれないとみて、相手まで△。
そもそもまずなんでこのレースで、瞬発力身上のこの馬を狙わなきゃならないのか、ラップ論的に意味が分からないので(同世代相手では平坦戦、消耗戦とこなしてきているが、あれはそもそもの能力差)、好きな馬だけどここは軽視の一手。
さあ、「ダノン」、ここまでホネとしての戴冠お膳立て役目は精一杯果たしておいたぞ!頑張れ!(笑)
話を戻して、馬場状態。
前日土曜を見ると、Cコース替り初日でも一見差しが決まっているように映るが、基本的に内が良く、好時計が出る馬場と判断(メインRアンドロメダSでは外差し決着になっていたが、あれは前半が緩まなかった1分59秒台決着によるもので、その他の午後の決まり手や、2勝を挙げた北村友一騎手の競馬を見ても内が良いという印象)。
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マイルCS 2019 予想印は!?ホネ的注目馬!各馬評価まとめ
◎フィアーノロマーノ
安田記念に続いて、好枠も引いたし狙う。
もともと、当ブログでも何度も取り上げるくらい、そして「これで助手騎乗だったらもはやG1級」(実際に「助手騎乗」だったことはまだないのだが・・・)という評価も与えてきた馬で素質は十二分に買ってきている馬。
肝心の今回の最終追い切りは、正直ジョッキー騎乗単走・一杯でのもので時計だけ気になった、という程度だが11/6の1週前追い切りが非常に不気味な内容。
当日の栗東坂路は、並みのオープン馬でも終いを要していたり、開門直後の調教駆けタイプですら例えばここに出てくるインディチャンプが50.3-37.5-25.1-13.0(ジョッキー騎乗併せ・G前仕掛け)、同馬と合わせた調教駆けタイプのサンライズノヴァが51.4-38.5-26.0-13.7となっていた。
その中で、開門から30分ほど経った時間帯にフィアーノロマーノがマークした終いは、12.7-12.1(助手騎乗単走・一杯、しかも2本目)というもの。
さすがに、全体52.6秒が(この馬にしては)やや手緩いという印象なので“不気味”止まりで、“秀逸”とはしなかったが、改めていい過程という断を下した。
そして、巨漢馬も活躍しているレース。
今回、おそらく、その大型馬の休み明けということもあって、安田記念(単勝39.3倍/9番人気)→今回単勝100倍台?(最終的には)へと暴落なのだろうが、正直ほとんどの3歳馬よりもナメられている状況では、買わない訳にはいかない。
ちなみに、この馬はこれだけの大型馬でも、気性的な部分からか直行のほうがむしろ良く、個人的にはもし休み明けと叩き2戦目どちらかで同じ100倍で買えるとしたら、喜んで休み明けのほうで買うタイプ。
あと、基本的にあれだけの時計が出たからハイレベルには違いない今年の安田記念ではあったが、あまりにも馬場状態が“ツルツル氷上”過ぎた同レースでの好走は度外視して考えたいと思っている今回。
実際、この馬は好位を進むと目論見狙った安田記念では、鞍上談話として「下(馬場)を気にして進んでいかなかった」とのことで、今日の絶対に安田記念よりはソフトな馬場替わりはプラス。
でありつつ、ダービー卿CTのようにレコード樹立のスピードは当然あるこの馬にとって、絶好の馬場状態の可能性あり。
そして南半球産の5歳秋...なのに、暑さに弱いタイプ...と、これ以上ない大穴臭を感じている。
ただし、この鞍上だし当然過度な期待はできないが、かといって軽視し過ぎないほうが良い◎。
◯モズアスコット
この○はすぐに決まった。
調教からくる状態面の良さとこの乗り替わりで非常によく、馬券内としては即“買い”を決めた馬だが、かといって常にゴール前にかけて頭が高くなる走法の印象で何かに差される可能性が非常に高いから。
そして、鞍上の性質的にも同様な感で、その意味で、狙いとしては本命にせずに高い評価とした。
とにかく1週前の時計と、最終追い切りのジョッキー騎乗単走・馬なりでの好タイムからは、随一の最高潮状態でもってきている状況だと思う。
▲ダノンプレミアム
川田騎手...川田騎手... 今回どっちにしたらえんやww
迷ったけど、1番人気だしまあ無理にプッシュすることはないかな、という3番手評価。
ちなみに、Cコースでの京都マイルでの近年の川田騎手パフォーマンスは、率も低く、回収値も恐ろしく低い。
余談だが、1番人気支持派は、このあたりは注意したほうがいいかもしれない。
馬に関しては、今回坂路仕上げなのがまず良い。
ちゃんと考えてマイラー仕様にということだろうし、このレース自体基本的に「栗東坂路仕上げ」勢のためのG1。
なにより、その坂路最終追い切りの助手騎乗単走・末強め程度の時計が秀逸で、さすがに○モズほどの評価は与えられずとも、最終的に時計評価面で2番手としている内容。
1週前の時点(いつものCW)では、前走から上がってきているとの印象は薄かったが、これなら。
この枠から2番枠、3番枠馬が行く以外はほとんど誰も行かない流れの中で、掛かり気味に“川田ポジションへ”と収まっていくのだろうが、十中八九その後の鞍上の捌き次第というレースになるだろう。
☆アルアイン / △グァンチャーレ / △レイエンダ / ×マイスタイル / ×プリモシーン
以下、2~3着ならのかなり気がある☆アルアインに、京都の冬場は絶好タイプで好枠・楽逃げまであり得る△グァンチャーレ。
あとは、大外でもCコース施行時の当コース成績がやはり優秀なルメール騎手が気になり、初ブリンカーも気になる△レイエンダに、◎フィアーノロマーノを評価したら買っておきたい高レベル決着ダービー卿CT2~3着の×2頭を評価。
△ダノンキングリー
既出だが、あえて。
とにかく、馬自体は強く、前走も「『安田記念をこのレースでしている』そんな毎日王冠」と評したぐらいレース全体像としては好内容の同レースだった。
あとは、ガス抜きができた2戦目に良くなる馬という点から素直にとれば今回さらに......なのだが、問題は初関西圏への長距離輸送。
そこも個人的には、パドックで大いに注目しているのだが、未確認の状態で2番人気“指定席”の状況ではちょっと......。
調教は、最終追い切りは美浦Pコースで助手騎乗8分を通ってこの時計なのだから、やはりケタ違いに能力・状態レベルともに高いが、今回は当落線上のハズ⁉︎
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あらら、夜間に降雨の札幌(新潟もそうみたいですが)、また今小雨が。。。
— yosounohone (@yosounohone) August 25, 2019
どうやら、この後昼ぐらいまで小雨が降り続いての、キーンランドCとなって、イコール稍重まま、ということになりますでしょうか。
稍重だと、道中緩んでの平坦戦にまでなるケースが多いんだよな~このレース。
むしろ細く見せていると言ってしまっても良いくらいだな、サルサディオーネ。
— yosounohone (@yosounohone) August 24, 2019
それより、よっぽど増減なしのホーリーブレイズのほうが、2ケタ馬体増感を醸し出しているというww
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