競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【毎日杯 2022 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 順当戦であの馬に期待

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――ただ、それでも妙味十分とは言えずで、オッズ次第ではここも無理線勝負も。

目次

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毎日杯 2022 レース概要

 

 

毎日杯 G3

2022年3月26日 2回阪神1日目

発走時間:15:35(予定)

阪神競馬場 芝1800m

サラ系3歳 オープン

2021年優勝馬:シャフリヤール 牡3   1:43.9 川田将雅

 

 

毎日杯 2022 枠順

 

 

 

1 1 ドゥラドーレス 牡3 戸崎圭
2 2 コマンドライン 牡3 岩田望
3 3 セイウンハーデス 牡3
4 4 ピースオブエイト 牡3 藤岡佑
5 5 ホウオウプレミア 牡3 岩田康
6 6 リアド 牡3 福永
7 7 ベジャール 牡3 藤岡康
7 8 テンダンス 牡3 鮫島駿
8 9 スーサンアッシャー 牡3 横山典
8 10 ディープレイヤー 牡3 松若

 

毎日杯 2022 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては9割瞬発戦 ※ ラップの超特化舞台。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

戦歴が浅いので各馬ピックアップは割愛。

 

 

追い切りからの最終評価は、調教編のままスーサンアッシャーセイウンハーデスの2頭。(3/26 6:50追記)

 

 

 

毎日杯 2022 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

基本、人気馬以外は「逃げ・先行、イン突き」パターンがほとんど

該当馬➡➡➡セイウンハーデス、テンダンス、ホウオウプレミアあたり

 

馬場が高速化するとその限りではないところもあるが、通常ラスト4F目→3F目のところで急加速が入る展開が多い一戦

該当馬➡➡➡同区間での1.0秒以上の急加速戦V経験があるのは、コマンドライン(▲1.2秒)、ドゥラドーレス(▲1.0秒)

 

「前走3番人気以下だった馬」や「前走重賞・OP特別で5着以下」は穴不向き

該当馬➡➡➡コマンドライン、スーサンアッシャー、セイウンハーデス、ディープレイヤー、ホウオウプレミアは基本的に上位人気で

 

といった感じ。

 

 

毎日杯 2022 レース傾向分析&考察

 

 

単勝3.9倍以内が近19年集計ベースで(13-6-6-4)、同100倍以上で(0-0-0-43)と人気サイド堅実、大穴苦戦の平穏G3。

そんな中で、穴パターンは「内枠を引いた馬、もしくは4角2列目以内」となっているレース。

要は、外回り1800mでも、このレースに関しては「内前有利」展開・馬場に便乗することでしか一発は狙いづらい、そういう状況が発生しやすくなっている。

とはいえ、そこは阪神1800m。瞬発戦特化コースであり、このレースの過去10年を見てもほとんどがラスト4F目→3F目のところで急加速が入る展開となっている。

ただ前に行くだけではなく、急流に対応できる瞬発力が無いと厳しい・・・と息巻いて、まさかの平坦戦2連続に泣いてきているこのレースだが(^-^;

 

近19年集計ベースで、前走3番人気以下だった馬は当日7番人気以下で、15年勝ち馬ミュゼエイリアンの好走1頭のみと基本穴不向き。

また、前走重賞・OP特別で5着以下だった馬も同様で、当日5番人気以下で(0-0-0-32)。

 



毎日杯 2022 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

コマンドライン / テンダンス 他

コマンドラインの前走ホープフルS(1人気12着)は終始スムーズではなかったし、競馬にならずで参考外の一戦。

ただ、それ以前にそもそも超高速決着対応には疑いあり。

ここ最近の毎日杯の馬場なら結構危ない人気馬になるかも。

そして、前走時にも指摘した通り「この敗戦で、次ルメール騎手でも、横山武騎手でも、福永騎手でもないところへ乗り替わるようなら、化けの皮が剥がれたと判断したい」がここで、(まあ今週はやむを得ない事情も含まれているところではあるが、一応)現実のものになっているわけでもあり……。

 

こういう(人気サイド順当)レースで、多少妙味をもたらしてくれるのは、例年通り前走1勝クラスorOP組か。

その中から、今回はテンダンスに注目している。

東スポ杯2歳S、そして前走でみせた千八での内容がラップ的に優秀。

鞍上からしても、例えば先週のシルヴァーソニック(阪神大賞典3人3着)のような過剰売れはないだろうし、その点でも期待したい。

ただ、以前にも指摘したように、少頭数で内ラチを頼って・・・・・・という好走が多い馬なので、内が悪い馬場は注意か。

その意味でも、想定(=稍重まで)以上に降った際には、狙うにしても3着寄りのところでの評価になるか。

 

あとは、土曜は最悪本降りの最中でのレースも見込まれそうで、その場合なら渋った年ほど猛威を振るっているディープ産駒(リアドと上記コマンドライン)が優位性を発揮してしまうシーンと割り切りたい。

 

あと一頭、穴でホウオウプレミア

前走はスムーズさを欠いてほぼ競馬になっていない中での結果で、2走前の末脚を考えると、少頭数のこの条件ではイン突きでの怖さあり。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

とりあえず、テンダンス馬場ではないか。

稍重悪化も早かったし、◎リアド◯コマンドラインの雨パターンでいく。

スーサンアッシャーと、ホウオウプレミアを穴で。(3/26 14:05追記)