競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【共同通信杯 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 頭が高い、と言われちゃうかな

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――byマド…...んなこと言って、いよいよ虎の尾を踏んだか......(少なくとも現段階では怪しいと思ってますが)。

目次

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【クイーンカップ 2023 予想】

【追い切り注目馬】【洛陽S】【但馬S】【須磨特別】他 阪神競馬

【追い切り注目馬】【クイーンC】【雲雀S】【箱根特別】他 東京競馬

【追い切り注目馬】【和布刈特別】【大濠特別】他 小倉競馬

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【京都記念 2023 予想】

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共同通信杯 2023 レース概要

 

 

共同通信杯 G3

2023年2月12日 1回東京6日目

発走時間:15:45

東京競馬場 芝1800m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:ダノンベルーガ 牡3   1:47.9 松山弘平

 

 

共同通信杯 2023 枠順

 

 

1 1 ダノンザタイガー 牡3 川田
2 2 コレペティトール 牡3 松山
3 3 キョウエイブリッサ 牡3 三浦
4 4 シーズンリッチ 牡3 吉田隼
5 5 タッチウッド 牡3 バシュロ
5 6 タスティエーラ 牡3 福永
6 7 シルバースペード 牡3 吉田豊
6 8 ファントムシーフ 牡3 ルメール
7 9 レイベリング 牡3 デムーロ
7 10 シュタールヴィント 牡3 戸崎圭
8 11 ウインオーディン 牡3 横山和
8 12 ロードプレイヤー 牡3 田辺

 

 

 

共同通信杯 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦9割発生の特化条件。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」で順位付けすると、シュタールヴィント(▲1.6秒)、ウインオーディン(▲1.3秒)、タスティエーラ(▲1.2秒)、ロードプレイヤー(▲1.1秒)、シーズンリッチ(▲1.0秒)、ファントムシーフ(▲1.0秒)。

 

 

追い切りからは、調教編から変わらずシュタールヴィントレイベリングの2トップの最終評価とする。(2/12 10:05追記)

 

 

 

共同通信杯 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

人気筋では、「前走重賞・OP特別で3番人気以内且つ当日5番人気以内」や、「当日馬体増で1~3番人気」が好調

該当馬➡➡➡ダノンザタイガー、レイベリング、タスティエーラ、ファントムシーフが該当の可能性

 

単オッズ30倍未満かつ芝1800m戦連対率100%だった馬は成績優秀

該当馬➡➡➡シュタールヴィント、タスティエーラ、ダノンザタイガー、ロードプレイヤーが該当の可能性

 

「1800m以上での勝ち星」「マイルでの勝ち星」「マイルGI3着内」いずれもない馬は連対0

該当馬➡➡➡キョウエイブリッサ

 

「デビュー戦3着以内」も連対には重要で、近年の連対馬のほとんどが該当

該当馬➡➡➡ウインオーディン、シュタールヴィント、シルバースペード、シーズンリッチ以外全馬

 

といった感じ。

 

 

 

共同通信杯 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

「前走重賞・OP特別で3番人気以内で今回も5番人気以内に推された馬」や「当日馬体増で1~3番人気」などが、人気馬の好走傾向として安定感があり、いずれも近21年集計で前者(9-8-6-15)、後者(10-8-3-12)といずれも複勝率約6割のパフォーマンス。

ここに参戦する組の中では、前走格上のレースで上位人気に支持され評価を下げていないような馬、また人気して馬体を増やして出走してきた馬などは要注目となっている。

 

また、単オッズ30倍未満のゾーンでくくると芝1800m戦連対率が100%だった馬の健闘が目立ち、集計対象の過去19年の勝ち馬のうち11頭を輩出していることもさることながら、(11-8-5-21)とこちらも半数以上が好走の安定感あり。

1800m戦というある種中途半端な条件でもあることから、シンプルに同距離実績のある馬は人気以上の好走が期待できる状況となっている。  

一方で、「1800m以上での勝ち星、またはマイルでの勝ち星、またはマイルGI3着内」という3点のうちどれもクリアできない馬というのはさすがに苦戦していて、過去19年集計で連対馬0。

よほど距離実績がなくとも狙いたいという馬がいる場合にも、基本的には3着穴で考えておくべきだろう。  

 

連対資格に関しては、「デビュー戦3着以内」が一つの目安で、こちらは近20年集計ベースで連対40頭中37頭を数える。

「初戦から好走」が思いのほか重要データとなっているが、これも新馬戦=大半がスローのヨーイドンのレースで、この瞬発戦セッティングの共同通信杯にラップ的に「適性通ずる」部分があるためと考えている。 

 

朝日杯FSが阪神で行われるようになった最近は、「前走朝日杯FS組」自体出走が少ないが一応(0-3-0-2)。

場替わりを挟んでのデータではあるが、ラップ適性値的には、阪神1600m→東京1800mは、以前の中山1600m→東京1800mに比べて遥かに適性面で似通っていて、引き続き注目はしておいていいところか。

 

 

 

共同通信杯 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

シュタールヴィント / レイベリング / ロードプレイヤー 他

金曜の降雪影響で極端に内が悪化すれば別だが、穴は先行狙いといきたい共同通信杯。

シュタールヴィントタッチウッドの2頭が候補との見立て。

 

ここからは、最終的なオッズ次第だが、ちょっと“余分なもの”が乗ってしまいそうな後者ではなく、シュタールヴィントをメインに狙う予定。

前走を見ても、それ以前の2戦のようにスローでなくても位置は取れるし、頭数揃わずの府中千八超急流戦を勝ち切った先行馬で人気しないタイプというのは絶好の感。

初戦馬券圏外の傾向的な壁はあるが、その傾向がああいう性質(↑「レース傾向分析&考察」参照)のものだと思っているので、次戦もっと急流となった未勝利を当舞台で勝ち上がったこの馬に関しては気にせず連対圏突入も描いてみたい。

そもそも、初戦はG獲り期待のある勝ち馬をはじめハイレベル戦だったと思っていて。

 

もちろんまだ、こちらを逆転上位にとの可能性もあるタッチウッドは、前走の非凡さでいえば上。

今回、そのパフォーマンスが各種要因で削がれることにならなければ、アッサリまであっても驚けない楽しみな一頭。

 

 

 

人気どころでは、前走も含めここまで2戦でともに「重賞級」判定を与えている好素材レイベリングに期待。

そして、現状の狙いとは逆の脚質ゆえ相手までだがロードプレイヤーも注目の存在。

いずれにせよ、ここはダノンザタイガーがいることでちょっと楽しみな一戦と思っていて(でも、実は案外3番人気着地とかなのでは? と勘繰ってみたりしてもいるが…)。