競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

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【京都大賞典 2024 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 論法的に

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――あの重は重じゃないっス、なら……という。

目次

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京都大賞典 2024 レース概要

 

 

京都大賞典 G2

2024年10月6日 5回京都2日目

発走時間:15:35(予定)

京都競馬場 芝2400m

サラ系3歳以上 オープン

2023年優勝馬:プラダリア 牡5 2:25.3 池添謙一

 

 

京都大賞典 2024 枠順

 

 

 

1 1 サトノグランツ 牡4 川田
2 2 ケイアイサンデラ 牡4 藤懸
3 3 メイショウブレゲ 牡5 酒井
4 4 シュヴァリエローズ 牡6 北村友
5 5 ジューンアヲニヨシ 牡4 田口
6 6 スマートファントム 牡4 藤岡佑
6 7 ディープボンド 牡7
7 8 プラダリア 牡5 池添
7 9 ドクタードリトル 牡4 松山
8 10 バビット 牡7 団野
8 11 ブローザホーン 牡5 菅原明

 

 

 

京都大賞典 2024 ラップ適性・追い切り 

 

 

瞬発戦と平坦戦のバランス型に近いが、一応過半数は前者となるコース。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.7-11.9-11.6-12.2)が定義

シュヴァリエローズバビットの2頭がコース適性値に近い。

 

 

追い切りからは、メイショウブレゲシュヴァリエローズの最終評価とする。 (10/6 7:40追記)

 

 

 

京都大賞典 2024 過去レース傾向

 

 

昨年と20年以前の傾向を見ていくと、

 

このレースで上り上位(3位以内が目安)をマークした馬は好走率、破壊力が非常に高く、目安は「前走で上り3位以内かつ近5走内で上り3位以内を3回以上マーク」していること(18年レッドジェノヴァ、19年シルヴァンシャーらが該当)

該当馬➡➡➡スマートファントム、ドクタードリトル、ブローザホーン、メイショウブレゲ

 

菊花賞1~5着経験のあった馬は約半数が好走とやはり好相性

該当馬➡➡➡ディープボンド

 

といった感じ。

 

 

 

京都大賞典 2024 レース傾向分析&考察

 

 

 

レースとしては、20年のように後半1000m12.8 - 12.2 - 11.6 - 11.6 - 11.8と加速が遅れて瞬発戦になる年と、19年のように12.4 - 11.7 - 11.6 - 11.5 - 12.1後半4Fの持久力勝負(平坦戦)になる年の2パターン存在する重賞(昨年は、消耗戦にまで突入した)。

当然、メンバー構成が重要で、作戦としていずれか決め打ちする手もありか。

 

一方で、このレースで目立つのは上がり3Fの脚の速さ。

例によって、瞬発力(ここで言う瞬発力は区間ごとの急加速であり、上り3Fトータルスピードとは別)が求められるかどうかは年によって様々だが、とりあえず3Fトータルでの速さは必要。

いわゆる、スマートレイアーの上がり3F33.4秒と、サトノダイヤモンドの上がり34.1秒の質の違いと、いずれにしてもともに上がり最速Vを果たしているという事実が教えてくれている部分。

 

実際、このレースで上がり1~3位を使った馬は、手元の資料でみても近20年トータルで馬券率約70%超を誇っている。

これが、いわゆる“キレ者特化”レースではなく、中には平坦戦ラップの年の平坦馬によるものも含まれている、という点が最大のポイントか。

 

総じて、人気しがちな「上り上位が容易にイメージできる」勢による競馬で、そこに「ここで上り上位はなかなか見込みづらい」勢のドレッドノータス(19年)やヒットザターゲット&アンコイルド(13年)を見つけられたらラッキー、という一戦だろう(ちなみに、波乱のその2年はやはりというべきか平坦戦決着)。

 

 

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京都大賞典 2024 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

ブローザホーン 他

京都は、府中よりも良馬場(硬い馬場)の可能性が高そう。

そういう意味では、普通に予想すると「良=ブローザホーンは苦戦」からのスタートとなってしまうが、なんせ雨男の同馬。

ちょっと変則的だが、「この馬がいるから渋ったりして……」という妄想を膨らませ、前日~当日急転の空模様というパターンで今の時点では考えておく。

 

まず、そのブローザホーンだが、この馬自身というか宝塚記念が、当時記したように異常戦。

最終週の重馬場で後半58.1秒、上り34秒5というのがそれを物語っている。

自身が記録した上り34.0秒という数値はキャリア21戦の中でも最速、しかも断トツという数値であり、これについては能力よりも特殊性がもたらしたものだったとみている。

ゆえに、今回(得意な重馬場になったとしても)単純にノーカンG1制覇直後のこの馬は強く推せないということになる(妙味や恵まれ度合いの観点で)。

そして、今のところ狙いはディープボンド

これだけ頭数が落ち着けば……という位置取り面の後押しがあると見ていることに加え、とにかく良でも、重でもどちらでもいいが後半1000mが速くならないでほしいG2級という位置づけのこの馬。

ここまでの“論法”的に言えば、その自身得意パターンとズレ、馬場替わりへの期待などから注目必至の存在だし、願わくはやけに時計を要する稍重明けの良とかで買いたいと思っている。

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

高速レベルと言っていい良での当日。こうなると、多頭数×ハイペース戦想定でもないここはディープボンドは基本的には苦しいか。鞍上が、極めて上手く前傾ラップに持ち込んでくれればだが相手△まで

決め手勝負になりそうな中、狙うは◎ジューンアヲニヨシ、そして勝ち切りはないと思うが圏内期待を◯ケイアイサンデラとする。

脚力上位の内、ブローザホーンは脚質×59キロ、ディープボンドは上記の通り、プラダリアは冬馬でやはり今回本調子には映らない、といった具合にそれぞれ下げ要因を抱えているだけに、その差を詰められていいと思っている。 (10/6 14:05追記)

 

 

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