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――ところで「杮」と「柿」、マジでこんな分かりづらい2文字あるかってくらいですな。
チューリップ賞 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 チューリップ賞 2025
レース全体のふり返り
チューリップ賞 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ナムラクララ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡5着
「意図的に馬の後ろにつけた」と鞍上が語ったが、ならば納得の敗戦。
予想は、楽単騎まであるというものだった。
この借りは次で返してもらうこととする(もっともこの程度で人気落ちはしないだろうから、次は見送ってどこかの重賞になるのだろうが)。
レベルは低いが、この馬は後傾の上り勝負を控えて良さが出るタイプではないだろうし、引き続き素質に期待しておきたい。
そして、実は前残り馬場×ハイペースのマイルが唯一の穴チャンスかもしれない(以外は、誰もが姉を過らせ人気したところで好走してくるのだろう)。
ザラタン
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡4着
あの出遅れが結果的には痛恨。
これだけの前残り決着で、挽回をしながら中団で回ってきて最後4着までもってきたのだから非常にもったいなかった。
(この馬がというより、他が)決して褒められた水準ではなかった中での4着だが、ゲートの遅さ的にも一度距離を延ばしてみてほしいと思うところはあり。
そこで、パフォーマンスを伸ばせてくれば先々に楽しみも出てくる。
ビップデイジー / △クリノメイ / △ノクナレア / ルージュソリテール
ビップデイジー(3着)は、スローな流れで良さどころか力んでロスして下げた様子。
見た目には、抜群の手応えからすぐ差されるダサダサ敗戦に終わった。
それでも、スローなうえ他が譲ったことによる番手策はともかく、9番枠からのゲートに関してはここに入っても上位のものが見られた点は大きな収穫だろう。
ともあれ、いろいろ理由はあれど、阪神JFでは強さを感じさせたこの馬がこの程度のレベルに終わっているところを見ると、同組の怪しさはより一層増し、昨今の直行トレンドはますます顕著になっていく、そんなこの世代の牝馬戦線か。
勝った△クリノメイは、外枠発走となったG1を除けばそこをまだ見せていなかった馬。
そのあたりを存分にアピールしつつ、そうは言いながらここで底割れしてしまった、そういう印象の勝利内容となった。
うまく3勝目まであげてきたが、このままだと4勝目はかなり遠いのではないか、そう感じざるを得ないタイトル奪取だったように思う。
あとは、この日が阪神競馬場リニューアルオープン開幕週で(路盤更新もあった影響か)かなりクッション値が低め、かつ終日小雨続きの一日でソフトな馬場状態だったこともポイントとして挙げられそう。
ソフトな馬場で相対的に上げてくる馬であることは間違いないだろう。
皆が内を伸びていた中で唯一大外一気の形で迫った△ノクナレア(7着)は、当然力がありそうだし、内で詰まってそれさえなければさらに上位が濃厚な手応えだったルージュソリテール(6着)も、キャリア2戦目にして早くも素質を感じさせる悪くない内容だったが、それらも含めてあまりにも低調な水準だったためあくまで今後の伸びしろ次第ということになる。