秋華賞 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 秋華賞 2025
レース全体のふり返り
秋華賞 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ルージュソリテール
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡8着
イン好位で回ってきて、ほぼ出し切れる内容で走っての0.9差敗退。
4着からは0.4秒差なのでそう大きく見劣ってはいなかったと思うが、あの形からの終いの伸びからは1~2コーナーで見せた力みも含めて距離が長かったかもしれない。
また、この日の馬場で最後までずっと内を走らされた部分も響いたか。
ここから1800m以下の大箱にシフトしていくのか、陣営の選択とともに注視したいところではある。
エリカエクスプレス
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡2着
馬場を思うと、最後の直線でもう少し外へ持ち出して先頭で回ってくるイメージを描いていたが、その少し意外だった点がマイナスだったことくらいで、他は(多少の力みはあったのかもしれないが、)この馬なりに十分力を出し切れるものだったはず。
その意味でこの2着はよく頑張ったというより、当然という印象で、パフォーマンスも飛びぬけて高かったわけではなく、(世代的にも)今後の伸び次第となりそう。
△エンブロイダリー / パラディレーヌ / ビップデイジー / カムニャック 他
勝った△エンブロイダリーは、大きな浪費なく回ってこれて、オークスから距離も2F短縮されればここでは強かったという感じ。
この馬とてそれほど高い秋華賞V水準を刻めているわけではないので、今後の最適条件での伸び次第ということになるとは思うが、ひとまず長距離以外でのこの世代の牝馬大将格は十分にアピールしていた。
3着パラディレーヌは、差し展開というほどでもない中でこの枠を克服し非常に立派な内容で、それは上り最速マークにも表れていた。
勝ち馬以上の評価も与えられるだろうし、何より今回は状態的にも、正直とてもG1にぶつけられるようなものではなかったはず。
中間坂路オンリー調整で、「リカバリー重点」「前走後は、フィジカル、メンタル的に思ったよりダメージが大きかった」と陣営も語っていたなかで、素質だけで走ったともとれるこの馬の3着内容は、今年の秋華賞での最有力株としてもなんら不思議ないものだったとみられる。
ほか、ここのところがあまりにも不甲斐なかったため、この水準でもちょっと安心したというのがランフォーヴァウの内容。
通った進路も、距離適性もおよそ適当ではない中で、レース後半の内容から今のこの馬がこれだけやれていれば十分で、パフォーマンスは1勝クラスにも満たないものだったかもしれないが兆しを感じる一戦になったのではないだろうか。
もっとも、京都のコース形態が合っているという点もある馬だろうが。
6着ビップデイジーは、終始外々の競馬をして上々の0.7秒差だったが、この馬は血統的なことを含め京都への尖った適性による賜だった可能性もあるか。
適条件での最大出力が高いと考えれば、このパフォーマンスだと若干疑問も。
枠も枠だったし、ゲート入りの時点で落ち着きなく結構はちゃめちゃだったカムニャックは、もともとこうなる恐れはあった馬で、完全ノーカン。
