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――前後半(+0.3秒)だけ異質感も、近年のどのスプリンターズS水準よりも上だった印象のあるハイレベル戦。
オーシャンS 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 オーシャンS 2025
レース全体のふり返り
オーシャンステークス 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ウイングレイテスト
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡3着
レース上り33秒4、ラスト1F11秒3の開幕初日のレースというだけでも、4角4番手からでは普通の馬には厳しかったはず。
ちょっと、レース自体が後半に特殊能力を求められたきらいがある。
その中で、ここからに期待が持てなくなるような悲観する内容ではなかったように思う。
◯ママコチャ / ペアポルックス / △ショウナンハクラク
勝った◯ママコチャは、オッズにも表れていた通り、どこまで仕上げられてきているか半信半疑な状況下で、スプリントにおける瞬発力というオプション的能力を遺憾なく発揮してきてのV。
加えて、この馬は暑い時期のほうがいいようなので、その点でもこの時期にこの出力なら今年こそG1・2勝目もあるかもしれない(もっとも、この日の20℃にも迫ろうかという陽気はプラスだったかもしれないが)。
自身のスプリンターズV水準は、軽く上回っての重賞2勝目だったとみられる。
2着ペアポルックスは、さすがにちょっと馬場的にも楽をさせてもらいすぎたとの印象が強い。
弱い馬ではないし、この前半でも非凡なG1級後半水準をマークしているとは思うのだが、12月のラピスラズリSと同じ前半ペースで、同タイムで上がっているというのは過剰評価は禁物で、あくまで開幕週さながらという範疇だろう(57キロだった分で、「弱くはない」ではあるが)。
なかなか難しいが、この馬に関しては一度「パンパンの綺麗な馬場オンリー」の扱いにしておいて良いのかもしれない。
他では、△ショウナンハクラク(6着)が、内枠から最短コース走で乗られてのものとはいえ、やはり良いものを持っているところをのぞかせていた。
レースが好レベル決着だったので、上位それぞれに先につながる可能性はあると思うが、例えば分かり切った実力者や極端すぎる上に目立つだけ目立ったレッドモンレーヴ(高速馬場の中山千二重賞としては異様に遅い前半33.7秒の中、自身35.7秒追走ではちょっと……)などに比べれば、追走と後半の双方の面から評価しておいていいのではないだろうか。
もっとも、「オーシャンSだと内枠引けんのね」としたように、ここからまた千二で外枠を引きまくり、千直で内枠を引き続けるのだろう(ああなんと哀れなハクラクちゃん。。。(なので狙いは、外枠祭りの千二か千直の内枠大穴に))。