競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【スプリンターズステークス 2020 レース回顧・結果】ワープしてスプリント女王誕生

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――2,2倍、この馬にしては結構疑われてたほうだと思うし、今でも疑って悔いなしとは思っているのですが……強烈な往復ビンタをもらっちゃった感じ^^;

目次

スプリンターズステークス 2020 予想 追い切り・ラップ適性考察

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スプリンターズS 2020 含む、10/4(日) 中山競馬の追い切り注目馬はこちら

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スプリンターズS 2020 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 グランアレグリア 1:08.3 33.6
 2 ダノンスマッシュ 1:08.6 35.0
 3 アウィルアウェイ 1:08.7 33.7
 4 ミスターメロディ 1:08.8 35.0
 5 クリノガウディー 1:09.0 34.6

 

ホネ的! レース回顧/レース分析 スプリンターズS 2020

 
10/4 スプリンターズステークス (レースケン) 
 
 
レース全体のふり返り
  
 
モズスーパーフレアとそれに追随したビアンフェの2頭で、前半32.8秒と淀みのない流れを牽引
 
 
馬場は今週高速化傾向で、この日のレースではこの時期の近年平均±0.5秒未満範疇まで戻っていたとみられる
 
 
10.8 - 11.5 - 11.9 - 12.1(上り35.5秒)は、前週までの馬場ならOK、今週では「ちょっと止まり過ぎでは?」という後半
 
 
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スプリンターズステークス 2020  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

G1では当ブログ開設以降おそらく初(?)となる最終的ケンの一戦だが、馬券は別として完敗の内容だっただけにしっかりとふり返りを。

 

 

レッドアンシェル

予想➡➡➡

結果➡➡➡6

そこそこの手応えで回ってきたのだが、まさか(個人的に)このスプリンターズS、2年連続で「手前問題」に悩まされることになるとは…。

ちなみに、その前年の◎ミスターメロディは、鞍上が言っての通り今年も手前すら替えずに連続4着の偉業を成し遂げた。

(◎の話じゃなく4着馬の話になってしまうが、)本当に手前さえ替えてりゃ、馬券内どころか2着まであっていいんですけどねぇ。。。

この2頭、鞍上のコンバートなんとかならなかったもんかねぇ。今からでもやり直してもらいたいところは正直あるし、そこを予想できていなかったところは素直に反省点。

外枠で、ぶん回す競馬好きの鞍上で、前走のように爆発させられないかも、という点にももう少し目を向けるべきだったか。今に始まったことじゃないが、M.デムーロ騎手は真っ直ぐ走らせられないなぁ。

 

 

グランアレグリア

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

いや~、凄まじい爆発力でしたわ、ホント。

これでまた確実にファンを増やしたなという。

この馬だけは、後半のラップ、全体時計1分8秒3、ひいては指数面の評価への疑問なんかどこかへ吹っ飛んでしまう、ラスト1F。→詳細精査の結果、指数的には(額面上で)タワーオブロンドンやロードカナロア連覇時のものにクビ差ほど及ばないくらいで、十分に歴代の錚々たる勝ち馬と比肩する内容といえるもの。 (10/5 13:50追記)

ワープしたと言っていいその伸び脚を見せられたら、なんの文句もつけようがごじゃいません。

もう、坂のないコースで内(枠)で、ど瞬発戦にでも巻き込まれるとかのパターン以外、この馬に戦いを挑むのは無理があるな^^;

にしても、G1でこの人気背負って、ゲートで遅れた後で特に挽回しようともせずに泰然自若の競馬って、相変わらずルメール騎手すげえなぁ。

 

 

モズスーパーフレア

予想➡➡➡

結果➡➡➡10着

当日は、この馬にとっては最大限追い風仕様に“戻して”いた馬場状態。

あり得ない話だが、あえて分かりやすく説明するために表現として使うと、当日は完全に「△グランにではなく、△モズに勝たせる馬場に仕上げてもらって」いた中でのレースだった。

内ラチべったりにさえならず、好きなところを選んで、つまり逃げて内を空けて3分~5分どころを選んで走れれば完璧、な状況。

そう、「内ラチべったりにさえならず」なら、という馬場。

それを、▲ビアンフェ(16着)が阻んだ。というか、同馬が枠入りをかなりごねてやけくそ気味に突っ張ったことを思うと、「▲ビアンフェに阻まれた」とするべきだろう。

悲運にも、同馬に蓋をされっぱなしのこの馬は、32.8秒で入ったうえに内ラチ沿いを最後まで走らされることに。

ただ、いくら不利な内ラチを通らされたとはいえ上り36.5秒である。中山で自身断トツ最遅の1分9秒3走破である。

この日は、そこまでの馬場じゃあない。早くに止めてしまうようなレースぶりだったわけでもなく、最後まで結構懸命に走っての内容で、じゃあ何故?

この馬を、調教面で「負荷面に疑問」とした身としては、この止まり方はそれ(展開苦)だけじゃあなかったんじゃないの? と言わせてもらいたいところ(動きや、今週の栗東坂路的に、評価していた人も多かったと思うが)。

 

 

ダノンスマッシュ

予想➡➡➡×

結果➡➡➡2着

当日馬場をみていて、川田騎手がソツなく早め早めの競馬をしてくる点、ミスプロ&ロベルト持ちという点あたりがどう見てもマッチしてきている印象で、評価を高めざるを得なくなった1頭。

ただ、この人気馬を切れないと思えたことで、ヘタにフルスイングせずにケンという英断が下せたわけで、その意味で影の功労馬。

後述するが、アウィルアウェイはこの馬の評価を上げている時点でおそらく穴でも買っていない。

ダノンスマッシュ自身の内容は、ちょっとこの時計&上りが・・・という問題発生の2着。

結構、やばいパフォーマンスだったんではないかとみていて、指数精査はまだだが前走には遠く及ばずというジャッジで良いと思っている。→詳細精査の結果、指数的には(額面上で)前年の自身に2馬身ほど劣っている内容とみられる。やはり、多少見えづらい「超凡走」の部類。 (10/5 13:50追記)

「(前走)-6キロ出走」と「(上昇実績のない)中2週ローテ」を指摘してのこの結果だと、着順は良くてもやはりその不安材料そのままにといった感じに映る。

 

 

アウィルアウェイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

この馬の3着は正直、△モズが粘り切れていない時点で想定内ではあった。

上り断トツの2位というのもそれ自体は立派。

坂での伸び、パフォーマンスは一枚劣ると見ていたところまんまとやられた。

ただ……。この前決壊度合いに、輪をかけてグランアレグリアが早々にナデ斬りの展開で、“ミスター4着”を筆頭に見事なまでのその他各馬の止まりっぷり。

近5年のスプリンターズS平均比で書くと +0.1 - -0.4 - -0.3 - +0.3+0.7+0.3 レースラップの中での出来事。

それで、結構ぎりっぎりの、バッタバタ馬を横目にの3着。まあ、大きく見立ては間違っていなかったかなという内容。



 

全体に、2着以下がこれで良いのかという内容で、直線で完全に行き場をなくした◯エイティーンガールダイアトニックの2頭がスムーズならどこまで来れたんだろうな、というところ以外グランアレグリア一色のレースだった。

 

 

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