競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【高松宮記念 2021 レース回顧・結果】成長見せたダノンスマッシュが当然のV

f:id:yosounohone:20200622065923j:plain

■ブログランキング参加中です(記事が参考になったという方は是非クリックで応援をお願いします)

高松宮記念 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ダノンスマッシュ 1:09.2  34.3
 2 レシステンシア 1:09.2  34.5
 3 インディチャンプ 1:09.3  34.5
 4 トゥラヴェスーラ 1:09.4  34.4
 5 モズスーパーフレア 1:09.5  35.4

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 高松宮記念 2021

 
3/28 高松宮記念 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
昼頃まで天気はもち良馬場で行われたところから、本降りの雨で重馬場にまで2ランク悪化
 
ただし、元が良好な馬場状態もあって9Rなどをみても大目に見積もって〜+0.7秒(1000mあたり)までの状態だったと推察
 
内も壊滅的ではないが、さすがに重まで渋化したことで基本「シヴァージ馬場」とみて良い外伸び馬場
 
若干余分に時計を要した印象があって平凡な内容とみられる
 
 
 

高松宮記念 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

インディチャンプ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3

インを割って、残り数十mまでやったかという競馬。

馬場の巧拙もあるだろうが、抜け出す際にこの馬の前にいたダノンファンタジーや◯ライトオンキュー、△レッドアンシェルらが大失速、▲モズスーパーフレアの上りが35.4秒だったことを思えば、悪くない内容だっただろう。

最後、外の1~2番人気に交わされてしまったのは仕方なく、結果論としてスムーズに抜け出し過ぎたし相手らの目標になってしまった。

時計鈍化は間違いなく味方につけているものの、脚力観点で凡そ見間違えはなかったとみている。

 

 

◯ライトオンキュー / ☆ラウダシオン / △レッドアンシェル

期待した評価上位勢では、◯ライトオンキュー(17着)、☆ラウダシオン(14着)、△レッドアンシェル(18着)らが追い出されてからサッパリ。

そもそもの状態面で上がり切ってこれなかったとみられる△レッドアンシェルはまあいいとして、◯☆2頭は案外な大ブレーキだった。

判断の難しいところだが、敗因は馬場だけでなく直線で外から早めに交わされた気力の部分だったような印象すら残る負け方というのは事実。←◯ライトオンキューに関しては、(レース終了後どのタイミングかまでは不鮮明も)、鼻出血を発症していたことが発表されており影響があったとみてほぼ間違いないか。 (4/1 9:15追記)

 

 

ダノンスマッシュ / レシステンシア

勝利したダノンスマッシュは、「本当に馬が成長した」そう見られることこの上ない勝利だろうが、実際に成長していることに異論はない。

特に精神面で。

決して得意ではないはずの馬場状態で、よく差し切った。

ただ、そこは前年と違い前傾度-1.0秒、消耗戦ラップでのVであり、時計的にみてもやや決着レベルが上がり切らなかった中での国内初制圧だったとみている。

 

2着レシステンシアに関しては、正直驚いたのは鞍上の鬼気迫る追いっぷりのほうで、パフォーマンス自身は特に驚きはない。

これで、コテコテのスプリント戦の流れでも大丈夫なことは確認出来たとは思うが、さらに良馬場でスピード質に寄っていった際の千二はどうか。

 

 

他、全般このレベルならトゥラヴェスーラが4着しても何ら不思議ないというもので、各馬勝手に下がってきた不発馬たちが多数いた、そういう印象のレース。

内を通って、よく粘っているように見える5着▲モズスーパーフレアでもそれほど評価は上がらない。