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――タイトルは勝ち馬のことに非ず、は読んでいただければ、レースVTRを見て頂ければ、馬名を持ち出すまでもないかと。
目次
レース回顧 高松宮記念 2021
レース回顧 毎日杯 2021
レース回顧 日経賞 2021
マーチS 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 マーチステークス 2021
レース全体のふり返り
マーチS 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ナムラカメタロー
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡6着
2番手から進めたしては不甲斐ない凡走と言わざるを得ないが、前走(総武S)もあのペースでラスト1F13.6秒を要してのVだったわけで、この流れになればこうなるか。
前が早々に止まって実質消耗戦質が薄まったことで、直線でのスピード耐性で劣ってしまった印象。
いずれにしても、ラスト1Fで1秒以上減速するような流れが良く、レースの形は定まっているタイプだが流れについては選ぶ、といったところ。
スワーヴアラミス
予想➡➡➡◯
結果➡➡➡7着
手応えが渋いのは昨年とそれほど変わらなかったが、それでも最初の1~2Fが昨年より流れたこと、内枠だったことなどでより下がってしまう格好に。
ただ、基本的にパフォーマンスが戻り切る1~2戦手前だった感は否めず、要するに(要するに)ナメられていたのではなく(ここで狙った自分の)見る目がなかったということだろう。
レピアーウィット
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡1着
予想編でも触れたように、馬格があるタイプ優勢なことからもそれ自体驚きはしないが、戦前から馬体増が囁かれ実際にこの馬体重で+18キロで勝ち切ってくるとは恐れ入った。
序盤に(気性面の)危なっかしさは多少見せたものの、その後は離れた外の3番手確保の鞍上の好操縦にも支えられて好パフォーマンスVとなった。
このサイズの馬なので、当然馬群や一たびブレーキを掛ければそれだけでアウトだろうし、あの位置で何も遮るものなく抜群の手応えで直線を迎えた時点で、鞍上も勝利はほぼ確信しただろう。
この馬体重まで増やしてきて、自己ベストを更新中となってくると、まだ上があっても良さそう。
今回、この馬の単を買えなかったのは、馬体重からではなく当日バタバタしていてまるで“参戦”できていなかったことにあることだけは、メモとして残しておく。
オメガレインボー
予想➡➡➡☆
結果➡➡➡4着
痛恨のシンガリ一気4着であり、まさか、内に入れてまであの位置(1角16番手)を取ってくるとは......という。
群を抜いた直線での脚だっただけに、予想していた「中位差し」で見たかった。
あーあ、もうバレちゃったよ、カズオ~。
ヒストリーメイカー / アメリカンシード
2着ヒストリーメイカーは、「コテコテ消耗戦では少しズレるかも」という疑いをもって、恐らく2~3番人気だろうということも含め相手にしか考えなかった一頭だが、この馬まではなかなかの内容で走っている。
一応、みやこSが12.2 - 12.0 - 13.2の平坦戦でクリンチャーの2着があった馬だけに、今回の2番手以下実質平坦戦サイド決着の中ではまあ連対は納得。
こちらも▲同様に馬格もあって、その点でもこのレースには合っていた可能性。
問題のアメリカンシードは、そんなに激流というわけではないので、そもそもあの位置になっている時点で「何やってんだ?」というものだが、直後に明るみになった落鉄もあってのことか。
いずれにしても、後続のプレッシャーがきつくてという考え得る負けパターンにすらならなかったのだから、競馬をしていない一戦とせざるを得ない。
基本的に、そのアメリカンシードの件も含め、想定の先行プレッシャーが極端に薄れ、(上りスピードのある)前の組優勢決着となった一戦。
馬場も土曜から1ランク渋ったものの、基本的に差し込めるような状態ではなく、ますますその前々展開を助長した。
その中で、1~2着以外ではやはり痛恨の4着馬が、非常に濃い内容として輝いて“しまった”印象で、ちょっとぴえん(´;ω;`)