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――あまりにも力を出し切れた馬が少なすぎて、もう一回やってもらいたいというのが正直な一戦。
エルムS 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 エルムS 2021
レース全体のふり返り
エルムステークス 2021 各馬ふり返り 予想と結果
ウェスタールンド
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡ 4着
適性ラップではなかったのは事実。
ただ、そもそもこの前半であれば後半に突き離すくらいのことをやって、自ら平坦戦~瞬発戦ラップに持ち込むくらいのパフォーマンスでもって一掃してもらわないと......。
予想編にも記した通りの言い訳の利かないところで、往年のようなマクリの脚を見せてなお、前を捕まえきれず、最後は後ろからも交わされての4着。
隠しきれない衰え感といった印象が拭えず、ちょっと寂しい姿だった。 ~これからはこの世界を動かすのは君~♪ と、バトンを渡したといったところだろう。
◯アメリカンシード / ▲ソリストサンダー / △スワーヴアラミス / ×オメガレインボー
そのバトンを本来託されなければならなかったのが、◯アメリカンシード(14着)、▲ソリストサンダー(10着)で、まずレースにならなかった◯は別として▲ソリストサンダーは早々に手応えを無くして不可解なブレーキ。
鞍上も明確な敗因は口にしておらず、馬体に何か異常が発生していなければいいが。
◯アメリカンシード(14着)は、レースの想定展開をぶっ壊したとともに、やはり逃げられなかったパターンでの脆さを露呈して自らも崩壊(鼻出血発生もあった様子)。
逃げて敗れてくれないと、「良馬場×小回り」適性疑惑への判定が下せないのが困りもののこの大敗だが。
この日の、穴は5枠より外傾向も相まって若干注目していた×オメガレインボー(2着)は、まあこのレベルなら勝ち負けしても特に不思議なし。
冬場を除けば、基本的に好調期が長く続くタイプであるあたりも表れたか。
勝ち馬△スワーヴアラミスも、さらに状態が上がっていたのは間違いないだろうし、結果的に雨降らずの消耗戦決着も勝因のひとつとみられるが、それより何よりこの低レベル決着だろう。
◯アメリカンシードの自滅に始まり、その他上位勢が勝手にパフォーマンスを下げているところに巡ってきた、棚ぼたチャンスをモノにした格好。