競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【レパードステークス 2021 レース回顧・結果】アレ無しで後半ラップが見事な一戦

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レパードS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 メイショウムラクモ 1:51.3 37.2
 2 スウィープザボード 1:51.8 37.4
 3 レプンカムイ 1:51.9 37.9
 4 ノースザワールド 1:52.2 37.5
 5 ハンディーズピーク 1:52.2 37.2

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 レパードS 2021

 
8/8 レパードステークス △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
土日通じて終日良でかなり乾燥した状態も、それでも通年平均比±0秒近辺と割と時計の出る状態
 
終始平均的に流れ、決着タイム1分51秒3も含め水準級
 
ただ、この日の馬場でこのペースでマークした上り3Fの12.8 - 11.9 - 12.6の急加速が凄く、決着水準は非常に高い
 
 

レパードステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

タマモブトウカイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡ 10

血統はもちろんのこと、ダートスタートにも期待して狙ったが、僅かに人気より上回る程度で惨敗。

最後方からになってしまった時点で展開的にノーチャンスだったとは思うが。

 

 

レプンカムイ

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

後続にとっては、「前がこのペースで行って、瞬発戦ラップでこの上りでまとめられてはひとたまりもない」という典型的展開を、自ら逃げて作った。

ラスト1Fでは勝ち馬から大きく離され止まっているが、勝ち馬にあれをやられてしまうとキツイのは仕方ない。

結果的に、無理やり12.8 - 11.9の流れに付き合わされてパフォーマンスを下げたもので、本来もっと時計を詰められたとみて然るべきだろう。

 

 

▲ルコルセール / メイショウムラクモ / スウィープザボード / △ハンディーズピーク

良馬場で迎えたため◯との入れ替えも考えた▲ルコルセール(15着)は、ゲートで失敗し後手を踏んだことが最大の敗因。

砂を被って、向こう正面手前ではもう押せ押せ。気持ちの面で切れていたのだろう。

 

勝ったメイショウムラクモは、この展開で急加速を入れてラストまで余力十分に3馬身離したのだから強い。

しかも、満を持して追い出されたラスト200m手前で鞭落下、いわばノーステッキでの走破でのもの。

初左回りで、しかも1番人気確定的ということで嫌ったが、見事クリア。

鞍上相性もそうだが、その柴田善騎手での勝利した4勝が2桁枠番であることからも、今後も2桁枠番から「初速は速くないもののスムーズに先団に付けて」という形で、複数重賞勝ち級の活躍が見込めそう。

 

2着スウィープザボードからは、1分51秒台後半でもあり少し評価は下がるし、2着は完全に漁夫の利という内容。

この展開だし、4コーナー3番手の位置取りを取れたことが最大の好走要因だが、鞍上に加えて馬自身もよく応えて、良い瞬発力も見せていた。

そして、その意味で今回はこの14番枠で外目をスムーズに進出できた点もプラスだった印象。

 

明らかに位置取り負けだった△ハンディーズピーク(5着)は、直線での伸びをみても、かなり良いセンスをしていそう。

今回は、キャリア不足を露呈した印象だが、ゆくゆく重賞戦線で好戦を演じていそう。