競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【みやこステークス 2021 レース回顧・結果】脆いね

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みやこS 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 メイショウハリオ 1:50.8 36.1
 2 ロードブレス 1:50.8 35.8
 3 アナザートゥルース 1:51.2 37.2
 4 プリティーチャンス 1:51.3 36.1
 5 メイショウムラクモ 1:51.5 37.1

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 みやこS 2021

 
11/7 みやこステークス △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
通年平均比+0.5秒~+1.0秒/1000mあたり程度とみられるタフな良馬場
 
ただ、それにしても重賞で前半5F1分2秒1というのは低速で、結果平坦戦にはなったものの11.9 - 12.2 - 12.0 - 12.6と後半が(この日の馬場では)かなり速い展開に
 
1分50秒8の時計自体も、前半で“稼ぐ”ことができなかったことを思うと結構な優秀パフォーマンスだった可能性有
 
 
 
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・20年1→5→3人気・19年3→7→1人気
・18年3→9→1人気・17年5→9→3人気
今年もクロコスミアは出ません(笑)。データ的には・・・過去10年、前走G2に出走した4歳馬が13頭も好走。 そしてその前走G2で5番人気以内で5着以内だった馬は(4-2-3-5)と好成績。 今年の出走馬ではウインキートスウインマリリンレイパパレが該当。 この中から軸馬を選ぶといいかもしれませんね。でもすんなりいかないですよね~
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みやこステークス 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ヴェンジェンス

予想➡➡➡

結果➡➡➡9着

比較的フレッシュな組の台頭で決まった中で、ちょっとこの馬の強さとは違う性質を求められすぎたレースになってしまったか。

タフな馬場でのレース上り36.8秒戦で迎えた阪神の急坂で、脚がかなり鈍って後続に交わされての9着。

 

 

クリンチャー

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

前傾ラップにならないと、上りがこの日のように速くなると脆いなというところ。

ちょうど昨年Vとは前後半が逆の一戦で、手応えよく直線を向いたかに見せて坂下から相当鈍って6着に沈んだ。

このタフ馬場で、しっかりと流れれば絶好だろうと踏んでいたが、よもやの後半スピード勝負戦になっては当たり前といえば当たり前のこの馬だが。

思ったよりも行かないオーヴェルニュ(和田騎手)にダンビュライト(松若騎手)に、スタート後に躓いて後方からの誤算に喘いだスワーヴアラミスなどが、今日のこの馬にとっては戦犯キャラといえるか。

 

 

アナザートゥルース

予想➡➡➡

結果➡➡➡3着

前で残したのがクリンチャーを除きただ1頭この馬、という状況から強い内容で良いのだろう。

さすがに、この適性条件でまともならこのくらいは......という範疇の3着だとも思うが。

上りスピード勝負も好むほうだし、これで同じ形でいってタフな流れでレース上り37秒台とかだったらもっと着は下がっていたというところか。

(予想編にも記したように)1週前の状況からは、到底狙いは立たないかなと思えた存在だったが、当週きっちりと上昇させていた印象で、あまりにも舐められ過ぎていた今回だった。

 

 

△ロードブレス / メイショウハリオ / △メイショウムラクモ / プリティーチャンス

手に汗握るきわどい勝ち負け争いを演じた1着メイショウハリオと2着△ロードブレスは、この日の馬場では(少なくともホネには)およそ推測しえないレース上り36.8秒戦で、その末脚をいかんなく発揮できた“ハッピーボーイ”たち。

ロードブレスなんかは、枠や勝っている時の競馬からはまさかのあれよあれよの最後方策。

そして、爆発的な末脚披露に至っている。

芝も使っていたくらいの馬だし、予想編でも指摘した脚抜きのいい馬場だったアンタレスS内容が好レベルだった馬だけに、この上りスピード勝負展開で溜めに溜めた結果炸裂したのだろう。

ゴール板通過後の勢いからしても、勝ち馬メイショウハリオとの差はほとんど無しか、むしろ勝ち馬以上と言っていい競馬だった。

勝者メイショウハリオの印象は薄いが、他方でこの馬の馬場・距離不問の上り3Fスピード性能は非常に立派。

また、この馬に関しては、この日もテン乗りVだったようにほとんど騎手を選ばずに走っている(特に末脚は約束されている)あたりが、高性能を印象付ける。

展開がハマったのは事実、前走は不利あり、という状況だけにそこにはあまり飛躍度を感じないが、別の部分で期待値が跳ね上がった4歳秋という印象。

 

 

他では、5着△メイショウムラクモが立派な内容。

もともと、初速はないながら3番手以内を外枠を利して押し上げて奪い勝ってきた馬が、今日はその形が作れず。

主に出だしの位置取りと、エクスパートランのマクリが原因だが、それでいて最後も伸び続けながらゴールして格好をつけてきたあたりはさすがという印象。

唯一のチャンス、向こう正面に入ってすぐ、エクスパートランが仕掛けてくるより1テンポ先に動けていれば1列前で直線を迎えられていたかもしれないというところはあるが、先のある馬の古馬初挑戦のシーンだけにそこまで強引なことは出来なかったか。まあ、仕方のない敗戦という位置づけ。

 

 

あとは、当然4着プリティーチャンスがブリンカー2戦目の初重賞挑戦で良いところを見せているのだが、同じような競馬でロードゴラッソしかり、ニューモニュメント(8着)しかりと伸びてきていたレースだけに半信半疑。

先にも書いたが、フレッシュな組の(上りスピード勝負での)台頭というレース像からも、少なくとも次一走は人気如何では懐疑的に見ておきたい。