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――3着含めここまでリステッドレベルに終わっているところを見ると、やっぱりアメリカンシードに全開パフォーマンスでかっさらっていってもらいたかったなと。
エルムS 2022 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 エルムS 2022
レース全体のふり返り
エルムS 2022 各馬ふり返り 予想と結果
ダンツキャッスル
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡11着
序盤の位置取りはともかく、もう少し中盤~後半で動けるかと思ったが、状態面を見誤った感が強い。
大して前が強い競馬をしているわけではないのに、ここまで差を詰められなかったことはかなり案外だったし、昨夏のOP当時のような状態になかったということだろう。
もっとも、△スワーヴアラミス(※後述)がそれにしても凡退しているあたりや、1コーナー映像にもある通りかなり風で砂煙が舞い上がっていたことからも、後方で進めた組はキックバックなど阻害要因が見た目以上に大きかったのかもしれない。
▲フルデプスリーダー / ロードレガリス / ブラッディーキッド 他
◎の単でなく複勝勝負としていたように、ズブズブまでは描かず相手は変更前の上位◯ロードエクレール(13着)、▲フルデプスリーダー(1着)、☆アメリカンシード(12着)、△スワーヴアラミス(9着)。
このうち、勝利した▲以外は見るも無残な大敗。
ロードエクレール&アメリカンシードは自分の形を築けず、スワーヴアラミスは自身が上り36.8秒をマークするような流れではマクリ失敗も納得で終始スロー過ぎたことでの不発に終わっている。
▲フルデプスリーダーは、予想通り出遅れリスク発動はあったが、その後のスローな流れ&鞍上の性格も相まってうまく位置取りを挽回できたことが大きかった印象。
レースの決着レベル云々は別として、この日はスタート直後に中団にさえ取りつけないながらそこから6番手→4番手→3番手となりふり構わず押し上げていった鞍上の功績は小さくなかった。
それでも、前走時「低調なオープン初Vでも、楽なペースで逃げた力量上位だったロードエクレールを同斤量で完全に退けたあたりからは、ここから先も楽しみあり」としたその可能性部分もあって、この水準のG3程度ならという格好で封じてみせた。
ロードレガリス(5着)は、予想編に記したように、明確な意図をもって馬券内では自重したので、この敗退は絶好感。
レベルは低い中での届かずでも、この小回り千七から千八(Hペース)~二千に条件が替われば、重賞制覇のチャンスだろう。
ブラッティーキッド(4着)は、2~3走前あたりの水準からしても今回に関しては、まあこの決着レベルでもこんなものだろう。
直線で盛り返している割に3コーナーからの手応えが渋かったように、少し気の悪さを出したことが阻害していたかもしれない。
それでも、4歳夏重賞戦線で戦っていくにはまずまずの形で終えた格好。
2着△ウェルドーンは、ひと叩きを経て状態もパフォーマンスも上昇していたとみるが、それでも前走から少し上げたくらいのリステッドレベルでの2着だからラッキーだった。
今回はスタートが決まって驚きの先行策での好走だった3着オメガレインボーも、評価は上がらない。
本当に歯がゆい競馬が続くが、この馬はもともと(渋る必要性もそうだが)、上り3つで減速続きのところでばかり勝っているので、この日の良でのこの流れでは仕方ない。