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――と思えてならないくらい、超スピード質な前半。
平安ステークス 2021 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 平安ステークス 2021
レース全体のふり返り
平安S 2021 各馬ふり返り 予想と結果
サトノギャロス
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡7着
なんという体たらくな、直線での止まりっぷりでのこの日の馬場で1分56秒台フィニッシュといった感じ。
さあここからと馬体を併せにかかったマルシュロレーヌ(3着)には、返す刀で差を拡げられてしまって自身は7着に甘んじた。
ただ、1~2コーナーにかけて鞍上が後方を気にする素振りも見せていて、落鉄でもあったか?
また、相変わらず、3コーナーから直線にかけては良い手応えを示していたので、臥薪嘗胆のシーンは今後あるか。
オーヴェルニュ
予想➡➡➡▲
結果➡➡➡1着
58キロでの6馬身差(1.0秒差)の勝利というのはちょっと……。
2着アメリカンシード以下は、水準に満たない時計だったと思っているが、それにしても圧巻だった。
陣営も強調している通り、「強くなっている」のが確かなだけに、まだまだ飛躍に期待が掛かる。
渋ったら、現状のRoad to チャンピオンズC勢力図(≠交流G1)においては右に出る者はいないかもしれない。
特に、2~3番手で良いところが、強みとして非常に大きいとの印象。
△アメリカンシード / ◯ぺオース / △アルドーレ
△アメリカンシードは2着を守りぬいたが、上り38.2秒は微妙。
展開のアヤで粘ってみせはしたものの、自身としては決して褒められた内容でなかった印象。
◯ぺオース(16着)は、良化しているとみていたが、4コーナーを前にしてもう反応していなかった。
馬自身やめてしまっているか。
さすがに、3走連続本命◎とはしなかった△アルドーレ(4着)は案の定な競馬ぶり。
今日は、総じて言える「顕著に偏ったスピード質競馬」で、馬よりも鞍上の責任の大きい差し損ねに終わった。
他、前に行って自身の実力も走れなかった組(スワーヴアラミス、ロードブレスなど)も、置かれすぎて競馬にならなかった組(サクラアリュール、マスターフェンサー、ドスハーツ)も、概ねこのタイムトライアル戦で脚が溜められなかったことによる敗戦としていい。
良の瞬発力勝負などになったら、またガラリと入れ替わって不思議ないのは明白だろう。