競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【毎日杯 2021 レース回顧・結果】気になるのは1点だけ

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――上りの(スピード)性能は承知の上でしたが、前半からこんなにぶっ飛ばしていけるスピードもあったなんて。。。

毎日杯 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1  レピアーウィット  1:51.0  37.6
 2  ヒストリーメイカー  1:51.1  37.6
 3  メモリーコウ  1:51.6  37.8
 4  オメガレインボー  1:51.7  36.7
 5  ハヤヤッコ  1:51.8  37.7

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 毎日杯 2021

 
3/27 毎日杯 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
馬場は速く、1000mあたり-1.0秒近く詰められる状態だったとみられる
 
この状況に、毎日杯としては異様なハイペースとなる前半1000m57.6秒が重なり1分43秒9(日本レコードタイ)という驚異の高速決着に
 
それでも、上りの11.5 - 11.2 - 11.7(特にラストの11秒台キープ)は出色で、上位2頭は戦前から予想されていた通りここでは抜きんでていた印象
 
当然パフォーマンスとして上位は皆相当高いが、序盤に先行勢ほぼ全頭我慢が効いておらず、それによってこのハイスピード展開になっていった側面については唯一の懸念点
 
 
 

毎日杯 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

ダディーズビビッド

予想➡➡➡

結果➡➡➡7

このペースで前々につけても終始折り合い苦で、しかも決着がこのハイレベルではどうしようもない。

クロス鼻革、リフレッシュ明けなども効果を発揮できず、制御に関して悪化してしまっている印象。

 

 

グレートマジシャン

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

向こう正面で一度ガツンと掛かりかけたシーンが痛恨だった。

直線、一瞬のキレでは▲シャフリヤールを圧倒していたが、そこから相手に渋太く粘られ交わせなかったのはその部分が影響してのことだろう。

当然、折り合いは課題だが、クラシックまでなら全然気にならない。

素質だけでカバーできてしまうレベルだろう。

勝ち馬▲シャフリヤールに対しては、こちらのほうがより瞬発力傾倒しているはずなのに、この11.9 - 11.5 - 11.2 - 11.7の平坦戦ラップでほとんど差がなく、しかも前述のロスまでこちらにはあったのに…という点で強みも。

 

 

シャフリヤール

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

このペースで行って、道中あれだけ前向きさを見せる点も含め、非常にスピード能力が高いことを示した。

ここで◯とともに勝ち負け、かつ相手が序盤に折り合いを欠いて外を回っているので、こちらが勝利したことには何ら驚くところはないのだが、前走から4.1秒も時計を短縮しての内容にはちょっとビックリだった。

この平坦戦ラップの毎日杯を勝ったことで、全兄アルアイン以上に平坦戦コース中山二千の皐月賞がしっくりくるところとなった。

 

 

 

プログノーシス

懸命に上位2頭に食い下がった3着プログノーシスは、2戦目でフラフラしながらでのものでこちらもよくやっている。

まずは真っ直ぐ走らせてあげてからといったレースぶりでここまでやれたら、素質は十分だろう。

上位3頭の中では、最も引き出しを隠しての内容。

ただ、それを差し引いても今日の1~2着が“同期”にいるというのはちょっと苦しいかも。