競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【金鯱賞 2023 レース回顧・結果】自信をもっての瞬発力勝負でV

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金鯱賞 2023 レース結果

 

着順 馬名 タイム 上3F
1 プログノーシス 1:59.8 33.9
2 フェーングロッテン 1:59.9 34.7
3 アラタ 2:00.1 34.6
4 ハヤヤッコ 2:00.3 34.3
5 ディープモンスター 2:00.3 34.7

 

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 金鯱賞 2023

 

3/12 金鯱賞 ▲不的中

 

レース全体のふり返り

 

馬場はそう速くなく、通年平均比+0.5秒/1000mに近いイン有利状態

 

前半1000m通過1分00秒9、1分59秒8ともにハイレベルとは言い難いが、G2としては水準級

 

瞬発戦の流れのなか、出遅れて序盤最後方からとなったプログノーシスが、ラチ沿い逃げ粘るフェーングロッテンを捕まえて差し切りV
 
 
 
 

金鯱賞 2023  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

マリアエレーナ

予想➡➡➡

結果➡➡➡8着

直線では、終始鞍上が右後肢あたりを気にしながらのレースに。

1コーナーの入りでの位置取りも少し下がってしまい誤算だったが、それ以上に挙動を見るに(落鉄など)何か異常があった様子。

特にそれらしい談話は聞こえてきていないようだが、さすがに、外に持ち出すための後方チェックにしては過度だったように感じた。

前も壁だったが、やり過ごしてから少し追ってみた際も右に流れてしまうような体勢だったし、あれでは前が開いていても微妙だったかもしれない。

 

 

プログノーシス /フェーングロッテン 他

勝ったプログノーシスは、額面こそそれほどのものではないが見た目の通り完勝は完勝。

展開が向いたわけではないし、「そもそもここではそんなに抜けていない」との戦前見立ては見誤っていたとの印象。

一方、G1に向けてはさすがに少し不満は残り、川田騎手で休み明けで馬体を減らしてきてこのレベルだと、上積みという観点で今シーズンは少々厳しいか。

 

2着フェーングロッテンは、馬場恩恵はあったとはいえ、こちらもG2ラインとしては十分上々の内容。

3~4角にかけてペースを少し慎重に刻み過ぎて、12.1 - 11.2 - 11.6 - 11.8の瞬発戦ラップにしてしまったことが痛かった。

 

 

注目していた▲ワンダフルタウン(10着)と◯ポタジェ(6着)の2頭に関して、まず▲ワンダフルタウンは確実に直線不利によるマイナスはあった。

あれが無くてどこまでという部分は疑念も残すところだが、レースの見た目としては感触悪くなし。

もう人気もしないだろうし、あと一回だけ緩ペースの瞬発戦で狙ってみたい。

◯ポタジェに関しては、59キロを背負っての外を押し上げる形でのこの瞬発戦では仕方なし、という敗戦内容。

それでも、直線半ばまで見せ場は作っていた。

 

力負けではなく、かつそんなに悪い競馬ではなかったディープモンスターが、ここからの視界が開けた印象。

前走内容に関しては半信半疑でみていたが、これでどうやらその疑いは晴れ、G2までならチャンスは十分とみておいて良さそう。