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――ここビアンフェとモズがおらず→本番居る、で適性が「高松>スプリンターズ」の馬なら、ここを楽勝して本番行ってもらいませう。
目次
- セントウルS 2021 レース概要
- セントウルS 2021 枠順
- セントウルS 2021 ラップ適性・追い切り
- セントウルS 2021 過去レース傾向
- セントウルステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
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セントウルS 2021 レース概要
※今年2021年は、JRA発表の開催日割の変更に伴い、中京芝1200mとして行われる
セントウルステークス G2
2021年9月12日 5回中京2日目
発走時間:15:35(予定)
中京 芝1200m
サラ系3歳以上 オープン
2020年優勝馬:ダノンスマッシュ 牡5 1:07.9 三浦皇成
セントウルS 2021 枠順
セントウルS 2021 ラップ適性・追い切り
コース的に5割がた平坦戦 ※ 決着で、残りの過半数が消耗戦という傾向の舞台。
※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の加速(差)が生じないレース(例:12.5-12.2-11.9-12.2)が定義
ラヴィングアンサー、タイセイビジョン、ナランフレグ、レシステンシア、ピクシーナイトとコースラップ適性上位。
追い切りからは、ピクシーナイトとレシステンシアの2強だけはハッキリといった感じ。
セントウルS 2021 過去レース傾向
「条件替わりで傾向もへったくれもない」ので飛ばす。
昨年も記したが、従来条件の阪神1200mのほうが基本的に、消耗戦色の濃いセッティング。
ただ、昨年はセイウンコウセイのやり過ぎペースもあって、中京1200m版としても消耗戦ラップで決まっている。
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セントウルステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
シゲルピンクルビー / レシステンシア / カレンモエ / ピクシーナイト 他
レシステンシア、カレンモエ、ラウダシオンに、ピクシーナイトと、一線級の脚力をもつ組が登場。
ただ、そんなにスンナリと決まるレースでもないことからも、そこはやはり波乱に期待したい。
波乱の使者は、昨年も(舞台替わりでも)傾向に変わりがなかったように、基本的に夏場に使われている組か(「基本的に」が実は今回の強調ポイントだったりするが、そのあたりはまた後ほど)。
その候補の一頭シゲルピンクルビーは、3歳牝馬52キロで、不利のあった2走前含めスプリント戦では引き続き要警戒の印象。
フィリーズRウィナーであり、阪神千四とここは予てより指摘の通り、ラップ的にはほぼ同じ適性を求められる条件となっている。
ただ、左回り自体初というところで戸惑わないかはやはり気になるところ。
小倉よりも、急坂の中京のほうが向いているし、その点では良いとは思うが。
そしてもっと狙いを高めたいのが、今回のタイセイビジョン。
前走の直線の不利は痛恨だったうえに、休み明けでこそのタイプ。
ラップ適性的にもここはドンピシャで、改めてスプリンターとしての素質を感じた次戦だけに、楽しみは大きい。
2歳時からこの馬に関しては指摘してきているが、在厩調整に疑問を感じているので、この短期放牧明けという臨戦も能力発揮にはプラスしかないはず。
ほか、今回のこの馬に関してはあれも強調材料、これも強調材料......と挙げればキリがなくて文量が嵩むということはないが、むしろそんな(“お祭り状態”“予想イレ込みモード”の)時ほど案外4着止まりだったりするもの。
逆にシンプルに、前走を見ての次注目の印象と、ローテくらいで狙うのがちょうど良いのかもしれないと思っている。
世間的にも、それほど強調材料のオンパレードに映らず地味なほうが、当然妙味は生まれるわけで。
ただ、折り合い面から、この距離であっても外枠は是非とも避けたいところ。
全然適性と合わないところを使われ続けてきたという意味で、こちらに出走してくるようなら注目とみていたのがシャインガーネット。
個人的に、今週の3重賞の中で最も(出てくれば)「おおっ」と思っていた馬。
それ以前からもずっと分かりきっていたところだが、前走は序盤から折り合いが大変で、下げて運んでいて度外視の一戦なのだが、それでも最後方から目立つ伸びを見せていた。
むしろ、これで1200mに本格挑戦してくるなら大歓迎と思っていた馬の念願の“初戦”というわけ。
平坦実績もない馬だが、中京実績はあり、一変したら通用していい爆発力がある存在だと思っている。
今流行りの(?)『まがりなりにも』^^; 先述のタイセイビジョンを、前走あの流れの中で後ろから差し切っているわけで、その意味でもいろいろと条件が揃えばこちらをさらに上に取りたいところ。
カレンモエは、前回の勝利がシャンデリアムーンが逃げて消耗戦ラップ決着になったこの舞台でのもの。
使える脚が短い印象で、鞍上強化でもこの馬のテン乗り、かつ直線の長いここというシーンでは引き続き単は狙いにくい。
ピクシーナイトは、レシステンシアを嫌えるならここも妙味ありとして十分狙いの立つシーン。
ただ、どうしても前走の1分6秒1が(スピード)指数的に強調材料になってしまう今回は、その妙味すら怪しい。
ここは、古馬一線級スプリンターに混ざっての不発に期待するほうが得策か。
そもそも、前走で3キロ差もらって、かつこちらは絶好の形、あちらは痛恨の不利で0.2秒差だったタイセイビジョンが、今回は2キロ差にもなり上とみているくらいなわけで。
左回りの直線長いところ狙いで徹底しているラウダシオンも、高速馬場だと疑問も残すが、モズスーパーフレア逃げのシルクロードS(といっても、当時は低速逃げの部類ではあったが)で、先々が不安になるくらい楽に好位を取ってこの舞台の1200mを好走しているのでなめてかかると怖いシーン。
やはり、一つのポイントは開幕週の時計の出方だろうが。
G1ではド派手にやらかすことの多い馬だが、そもそもG1以外ではここまで馬券内は外していないわけで。
そして、レシステンシア。
ここではっきりとこの路線で頂点を目指すという狙いを定めたということだろう。
この馬も阪神千四(阪急杯)ウィナーであり、そして当時『「高松宮記念>スプリンターズS」ではあろうが、この馬はスプリンター』とふり返った馬が、直後に実際に初千二のG1高松宮記念で銀メダル奪取に成功しているのだから、適性については疑いようなし。
例え、良の高速馬場であっても、このG2セントウルSくらいなら楽に突破してもらわなければ困るくらいというところ。
同型ビアンフェも寝違えたわけだし(笑)(※当初ここを挟んでスプリンターズSローテの予定も、大事を取って自重→直行ローテに変更)。
正直、ここは(想定通り前半3Fはそこまで激流にならない中を)楽勝くらいしてもらって、次(スプリンターズS)でいかに人気を吸う方向に持っていってもらうか、そちらに注目している存在。
以上の通り、枠順確定前の現段階では、冒頭の「基本的に」はどこへやらの2頭+シゲルピンクルビーという穴どころに加え、レシステンシアを狙う戦いかなとのイメージ(例によって、「点でなく線で」......苦い記憶がよみがえる言葉だまったく)。
↓↓以下、当日午後追記。
日曜芝は、ほとんどアテにならない少頭立ての条件戦しかメインまでに組まれておらず。
前日土曜を参考に、野芝オンリー施行ということを差し引いても好時計馬場(通年平均比では1000mあたり-0.5秒~-1.0秒くらい)とみておく。
オーバーペース以外では、外は不利になるが内は不利にはならない普通の開幕週馬場。
◯レシステンシアが勝ち切る可能性は、極端な枠も引かなかったし高まりつつあるとは思うが、最終的に1倍台とみているので、◎は“別口”を。
◎シャインガーネットで、今回ばかりは悔いなし馬券方針でいく。▲がタイセイビジョン。
正直、個人的にはもうこの◎▲だけのレース。ちなみに、枠や並びの点で▲は位置取り不安あり、◎は初めて折り合いを気にせず最初からぶっ放していけるので▲より前にいる、という見立てでの序列。
あとは、◎▲で決まらない時用に、△シャンデリアムーンの複を一考中。
陣営から指示でも出ていない限りは、以前逃げて負けた経験があるように斎藤Jは逃げない懸念があると思っていたが、一応師から「自分の競馬をしてほしい」とコメントが出ている。
この後、現在の少雨が早めに上がって少しずつ内から乾く馬場で、外連味のない逃げ、各馬が◯レシステンシアを徹底マークとかになれば面白いかも。(9/12 14:15追記)