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――そうやって考えると、案外挙げた4頭くらいしかいないのでは?という(執筆の水曜夜時点)。
目次
- 紫苑S 2021 レース概要
- 紫苑S 2021 枠順
- 紫苑S 2021 ラップ適性・追い切り
- 紫苑S 2021 過去レース傾向
- 紫苑S 2021 レース傾向分析&考察
- 紫苑ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
9/11(土)追い切り注目馬はこちら
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9/12(日)重賞予想はこちら
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紫苑S 2021 レース概要
紫苑ステークス G3
2021年9月11日 4回中山1日目
発走時間:15:45(予定)
中山 芝2000m
サラ系3歳 オープン
2020年優勝馬:マルターズディオサ 牝3 2:02.1 田辺裕信
紫苑S 2021 枠順
紫苑S 2021 ラップ適性・追い切り
コース的に半数が瞬発戦ラップ ※ を刻み、残りの大半を平坦戦が占めるという条件。
※ラスト4Fの各区間加速内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.9-12.2)が定義
メイサウザンアワー、シャーレイポピー、トウシンモンブラン、アビッグチア、ホウオウラスカーズ、エイシンチラーあたりが適性上位に来る顔ぶれ。
追い切りからは、最終的にクリーンスイープ最上位は変えずに、当日朝紙面チェックを経てエイシンチラーを2番手に。(9/11 6:10追記)
紫苑S 2021 過去レース傾向
傾向的には、手元にある資料を見る限り、
※重賞格上げ以降の近5年は、「前走重賞組はその前走時よりも今回のほうが上位人気に推されていた馬」か「前走重賞以外組ではその前走時3番人気以内で連対していた馬」が好走の大半
該当馬➡➡➡前走重賞組+エイシンチラー、エクランドール、クリーンスイープ、トウシンモンブラン、プレミアエンブレム、ホウオウラスカーズ、ミスフィガロ、メイサウザンアワー
※レースラップが「ラスト1Fで減速なし、または0.1秒の減速ラップ」のレースを勝ち切っている馬が中心のレース
該当馬➡➡➡減速なしV歴をもつのは、クリーンスイープ、シャーレイポピー、スルーセブンシーズ、トウシンモンブラン、パープルレディー、ファインルージュ、アビッグチア、メイサウザンアワー
といった感じ。
紫苑S 2021 レース傾向分析&考察
重賞として5回と歴史も浅く、あわよくばと思い先週も使った「ラスト1Fで減速なし、または0.1秒の減速ラップV歴」を調べてみたら、良馬場施行の年の好走馬の大半が当てはまっていてニンマリ(・´з`・)
ちなみに、紫苑S自体も、重賞となって以降の5年中3年で、(16年)12.0 - 12.0、(17年)11.4 - 11.4、(18年)11.5 - 11.2の悪くても減速なしラスト2Fラップフィニッシュのレースとなっていて、このあたりも興味深いところ。
好走馬像としては、1つ目に挙げたように、重賞で強い組とあたっていてかつここで当時よりも期待を集める組と、重賞以外経由なら3番人気以内で連対してここに臨んだ組で占められているというここまで。
例外は、重賞として初めて渋って行われた昨年の2着パラスアテナのみ。
紫苑ステークス 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ
まず、今年は鞍上配備的にも、血統背景含めた生産牧場的にも、(抽選対象組含む)夏の上り馬勢中心の売れ方になりそう。
そして、その夏の上り馬勢の中にも数頭が当てはまるが、クラシック組も含め1800m以下の実績にとどまり中山2000mでは慎重にならざるを得ないかなというタイプもチラホラ。
ここは、「中山2000mどんと来い」というタイプの強気競馬からの前々封じ狙いといきたい。
少なくとも開幕週初日ということで想像の域を出ない現時点では、「エアレーション&シャタリング実施」という手がかりを念頭に、昨年のように野芝オンリーとしては異質なソフトな馬場を想定して。
ホウオウイクセル / プレミアエンブレム / エクランドール 他
枠(の並び)と馬場を加味していない段階で、ひとまず注目しているのがホウオウイクセル。
ルーラーシップ産駒だけに、フェアリーS→フラワーCときてさらに1F伸びてのこの紫苑Sというのは非常に楽しみ。
フラワーCは前半5F通過直後から流れて非常に長く脚を使う戦い。
それを、余力を感じさせながら11.8 - 12.2でセーフティーリードを保って押し切っており、好感。
一昨年のこのレースのような急加速を伴う後半ラップになった際はどうかも、基本的にコース適性、ラップ適性ともに合うはず。
2000m戦ならよもや、中団より後ろに構えるということはないだろうし、その点でも期待。
そして、(現時点)抽選対象組からは、メイサウザンアワー、プレミアエンブレム、そして人気でも出てきたら逆らえないかなという印象のエクランドール。
メイサウザンアワーは、不利のあった2走前を含めここにパーフェクト連対の綺麗な戦歴で出てきていても不思議ない素質馬。
その2走前が距離の壁で負けた訳ではないことからも、積極的に運べる強みを披露できるシーン。
ルーラーシップ産駒のプレミアエンブレムは、母メジャーエンブレムの通り、まあ上り最速とかは厳しい。
ここも先行策は崩さないだろうし、その意味でも狙いにしっくりくるところ。
ただし、唯一の連対圏外となった5走前も含め、瞬発戦になるとこの条件でも危うくなるかも。
エクランドールは、嫌うとしたら想定とは真逆の高速馬場で「忙しかった」パターンしかないか。
↓↓以下、当日午後追記
とりあえず7R(1勝クラス芝千八)を見るに、2年前並みに超速という可能性まで出てきた。
前半1000m1分0秒3通過で、1分46秒6フィニッシュはかなり速い。
ベースが、昨年のようにソフトな馬場でスタミナ優位と強気な競馬が勝る形を想定していたが、これは想定外。
もっとシンプルに、スピードで残れてしまう組が前で優位性を発揮できてしまう可能性も。
ちょっと、詳細に記載している余裕はないので印だけにするが、『×アビッグチアすら残れてしまうかも』をメインテーマとすることを付記して結論としたい。
◎メイサウザンアワー◯プレミアエンブレム▲エイシンチラー☆スライリー×アビッグチア。
折り合いを考えたり、距離をもたせようと運ぶ組には、前が止まらず苦しい戦いになるはず。(9/11 14:20追記)