競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【紫苑ステークス 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / イン徹底競馬狙い

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――普通の馬場で、案外外も来るのがこのレースだけに。

目次

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【紫苑ステークス 2023 予想】

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紫苑S 2023 レース概要

 

 

紫苑S G2

2023年9月9日 4回中山1日目

発走時間:15:45

中山競馬場 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:スタニングローズ 牝3 1:59.9 坂井瑠星

 

 

紫苑S 2023 枠順

 

 

 

1 1 ミタマ 牝3 松若
1 2 モリアーナ 牝3 横山典
2 3 ヒップホップソウル 牝3 横山武
2 4 ワイズゴールド 牝3 笹川翼
3 5 キミノナハマリア 牝3 ルメール
3 6 フィールザオーラ 牝3 三浦
4 7 ミシシッピテソーロ 牝3 石川
4 8 ニシノコウフク 牝3 永野
5 9 フルール 牝3 石橋脩
5 10 ソレイユヴィータ 牝3 西村淳
6 11 マーゴットミニモ 牝3 吉田豊
6 12 アマイ 牝3 佐々木
7 13 シランケド 牝3 国分恭
7 14 グランベルナデット 牝3 松山
8 15 エミュー 牝3 デムーロ
8 16 アップトゥミー 牝3 田辺
8 17 ダルエスサラーム 牝3 坂井

 

 

 

紫苑S 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

 

コース的に半数が瞬発戦ラップを刻み、残りの大半を平坦戦が占めるという条件。

※ラスト4Fの各区間内に、0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.2-11.7-11.9-12.2)が定義

アップトゥミー、キミノナハマリア、ヒップホップソウル、ミタマといったあたりが適性型。

 

最終的に追い切りからは、アマイアップトゥミー最上位の評価とする。(9/9 7:20追記)

 

 

 

紫苑S 2023 過去レース傾向

 

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

重賞格上げ以降の近7年は、「前走重賞組はその前走時よりも今回のほうが上位人気に推されていた馬」か「前走重賞以外組ではその前走時3番人気以内で連対していた馬」が好走の大半

該当馬➡➡➡エミュー、ヒップホップソウル、アップトゥミー、グランベルナデット、ソレイユヴィータ、ミシシッピテソーロ

 

JRAのオープンクラスのレース出走経験のない馬は連対は厳しい

該当馬➡➡➡ここOP初出走(JRA)は、アップトゥミー、アマイ、シランケド、ソレイユヴィータ、フィールザオーラ、フルール、マーゴットミニモ、ワイズゴールド

 

といった感じ。

 

 

 

紫苑S 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

好走馬像としては、1つ目に挙げたように、重賞で強い組とあたっていてかつここで当時よりも期待を集める組と、重賞以外経由なら3番人気以内で連対してここに臨んだ組で占められているというここまで。

例外は、重賞として初めて渋って行われた20年の2着パラスアテナのみ。

 

また、2016年以降の1~2着馬14頭全馬が、JRAのOP出走歴があり、ここでオープン初出走の組はあって3着までとなっている。




紫苑ステークス 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

グランベルナデット / アマイ / ニシノコウフク 他

日曜まで渋化が残っているかは不明だが、台風による雨で土曜に関しては影響が残った状態を見込む。

ただ、土曜午前ならいざしらず午後は良化の一途で迎えるにことになりそうで、(ここ最近の開催終盤競馬で見慣れていた)アウトサイドインではなく“インサイドイン”、もっと言うと1コーナーの入りで内から乾く馬場を味方につけられる位置を取れる組だけをまずは考えることにする。

当日午後の馬場が違ったら、その時は柔軟に対応することに。

 

狙いは、グランベルナデットソレイユヴィータアマイニシノコウフクあたりだが、この中から稍重~良の想定と野芝開催の開幕デーというあたりを加味してソレイユヴィータを最上位視する予定。

もちろん、枠順や並びも大きなポイントなので、まず枠順発表を受けて上下動はあるかもしれないがとりあえず木曜執筆段階では注目1番手に。

デビュー2戦目に、荒れた外伸び馬場でみせたラチ沿い好走を評価している馬で、ここも再現に期待したい。

 

グランベルナデットは、レース自体ハイレベルだったクイーンCが出色内容で優に重賞級判定の馬。

自身は中距離タイプで忙しさを覗かせながらの6着は立派だった。

休み明けでもあり、案外落ちついたオッズで出てきてくれるかもしれないとも思っているがどうか。

 

キミノナハマリアは、せっかく見かけによらず枠が枠なら実はそんなに前に行けないと踏んでいたのに、自身が内、他の速い組が適度に離れた外に集中する並びで追い風。

今日の雨で過剰に人気もするだろうし、囲まれた奇数外枠とかで(馬場が想定通りなら)嫌えるとみていたのだが......。 (←金曜枠を見て追記。9/8 12:55)

 

 

↓↓↓以下、当日午後追記内容。

朝時点で少雨が残り晴れていなかったのは思いっきり誤算だったが、とりあえずその水捌けポテンシャルは存分に発揮してくれて午前中のうちには不良から稍重まで回復。というか、含水率の値もさることながら午前中から「良なら超速だったのでは?」と思えるくらい速い。朝時点での含水率は見込み違いだったが、結果的に「台風なんのその」状況を想定しておいたことは正解だったという状況。

イン前一辺倒ではなさそうだが、前なら時計を、差しで届くのは誰もが認める32~33秒台の豪脚(=人気勢)といったあたりを重視。

持ち時計を重視して、◎キミノナハマリア◯グランベルナデット、一発候補は▲アップトゥミー☆ヒップホップソウルとする。△ソレイユヴィータは、そこまでインベタ馬場ではなさそうだし、そもそもここまで人気しているなら相手までとしておく。(9/9 15:05追記)