競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【フラワーカップ 2023 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / ワンポイントだけ

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――アクセントの一輪に、今年も結構デカいのを期待。

目次

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フラワーC 2023 レース概要

 

 

フラワーC G3

2023年3月18日 2回中山7日目

発走時間:15:45(予定)

中山競馬場 芝1800m

サラ系3歳 オープン

2022年優勝馬:スタニングローズ 牝3   1:48.5 川田将雅

 

 

フラワーC 2023 枠順

 

 

1 1 ドナウパール 牝3 戸崎圭太
1 2 パルティキュリエ 牝3 横山武史
2 3 マルカシャルマン 牝3 石川裕紀
2 4 エミュー 牝3 デムーロ
3 5 ディヴァージオン 牝3 内田博幸
3 6 パルクリチュード 牝3 西村淳也
4 7 ミカッテヨンデイイ 牝3 松岡正海
4 8 マテンロウアルテ 牝3 横山典弘
5 9 セリオーソ 牝3 三浦皇成
5 10 クリニクラウン 牝3 原 優介
6 11 フラッシングレート 牝3 石橋 脩
6 12 ゴールデンハインド 牝3 丹内祐次
7 13 ニシノコウフク 牝3 田辺裕信
7 14 エメリヨン 牝3 横山和生
8 15 ココクレーター 牝3 ルメール
8 16 ヒップホップソウル 牝3 津村明秀

 

 

 

フラワーC 2023 ラップ適性・追い切り 

 

 

コースとしては6割がた瞬発戦ラップ条件だが、レースはさらに瞬発戦シフトしていて中山施行の直近10回中7回が瞬発戦決着。

※ラスト4Fの各区間内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.5-11.6-11.9)が定義

戦歴が浅いので各馬ピックアップについては、割愛。

 

 

追い切りからは、最終的にパルティキュリエパルクリチュードニシノコウフクの順に評価とする。(3/18 6:30追記)

 

 

 

フラワーC 2023 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、

 

「2勝馬、前走1着、先行力」あたりがポイントとなるレース

該当馬➡➡➡準2勝馬とみなせるゴールデンハインドが、今年唯一の対象か

 

牡馬混合1歳クラスで健闘していれば通用十分

該当馬➡➡➡ヒップホップソウル

 

東京開催含め過去35回において、前走勝ち馬で当日単勝5倍を切ってくるような馬は、複勝率90%超(現在は96年から26年連続で馬券)

該当馬➡➡➡ココクレーター、ドナウパール、パルティキュリエが該当の可能性

 

といった感じ。

 

 

 

フラワーC 2023 レース傾向分析&考察

 

 

 

とにかく、前走を勝っての人気馬が強いレース。

22年1,3着馬の好走で該当馬の馬券内は26年連続の記録となり、トータル(18-6-7-3)と複勝率90%を超えてきている(21年は該当馬なし)※過去全36回集計。

その前走Vにも関わってくる点としての「2勝馬で前走1着」に、逃げ馬が中山開催の近10回で3勝のほか大半の勝ち馬が4角3番手以内で勝っているレース質から「先行力」を兼ね備えているといったあたりが、有力馬探しの主流ポイントとなる。  

 

1勝馬も多くなりがちで、決着も1勝クラス水準に止まる年(直近では、21年、18年、16年、15年)も多く、特に牡馬混合の1勝クラスで通用していれば十分通用するのが例年のフラワーC。 

また、前走でその「1勝クラスで、1番人気に推されていた馬」が一つの好走目安となっていて、該当馬は近17年ベースで約60%の好走率となっている。

 

 

 

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フラワーC 2023 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

エメリヨン / ヒップホップソウル 他

エメリヨンが、前走3Fの距離延長敗退を経て1800mのこの舞台に参戦。

初戦は全体時計的価値は薄く、それでいて終いのラップは誰の目にも強烈なもので、このレースにはうってつけの感。

ハッキリ言って、勝ち負けはともかく、その初戦水準を再現できるならここでは好走はしてこないといけないレベルと思っているだけに、人気馬が堅実に走ってくるここでこそマストで押さえておきたい存在。

 

ディヴァージオンも穴候補で注目している一頭。

前走は集中力の問題で、力は全く出し切っていない敗戦。

初戦水準として、例えばドナウパールやパルティキュリエあたりと互角以上なのに、前走で敗れているというのがまた良い。

 

 

あとは、先週までの馬場継続なら上位可能なヒップホップソウルも、今回は推せるターンと思われる。

ただ、鞍上が・・・であるが故に、こちらはまず馬場を見てからにはなってきてしまいそう。

 

 

こういうレースだけに、あまり手も広げられず、残りは傾向データに当てはまってくるところが順当に走ってきそうではあるが、ニシノラブウインク(22年)でありホウオウイクセル(21年)でありアブレイズ(20年)でありと、ワンポイントくらいではそこそこ荒れることもあるのがこのフラワーC。挙げた馬を中心に、臆せず狙っていきたい。

 

 

 

↓↓↓以下、当日午前追記内容。

土曜関東はまださほど雨の影響は出ていないと想定していたので、練り直し。

この時期のレースではあるが、近年ほとんど渋ることがなかった重賞でもあり少し色気を持っていく。

 

正直、半ば諦めムードだった週半ば執筆時点からは大きく方針を変更、切れで勝ってきたようなタイプを排除して、◎マテンロウアルテ◯ゴールデンハインド▲ニシノコウフク☆パルクリチュードといったところを上位に。

 

水曜あたりの時点で、雨予報はあれど南岸低気圧起因ゆえどうせ土曜日中はもったり、関東は雨雲離れて通過したりなんでしょ? と高を括っていたのを軌道修正して臨む、というのが全てのここ。(3/18 6:30追記)