競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【阪急杯 2021 レース回顧・結果】全然“隠れ”ていてくれなかったアノ馬

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阪急杯 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 レシステンシア 1:19.2 33.8
 2 ミッキーブリランテ 1:19.5 33.8
 3 ジャンダルム 1:19.6 34.1
 4 インディチャンプ 1:19.6 33.8
 5 ダノンファンタジー 1:19.8 33.9

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 阪急杯 2021

 
2/28 阪急杯 △不的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
前半3F34.0秒と、今の馬場ではお世辞にも速いとは言えないペースで入っての1分19秒2(コースレコード更新)
 
言わずもがな、後半の11.4 - 11.2 - 10.8 - 11.8で記録された(特にラスト2つ目での)秀逸ラップによる超速決着
 
馬場は、前週やこの日の中山とほぼ同等レベル(-0.7~-1.0秒/1000m)にあったとみられる
 
よってこの時計でも、ハイレベルと断定しきれないところはあるが、勝ち馬に関してはスプリントG1級を否定することは出来なさそう
 
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阪急杯 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

クリノガウディー

予想➡➡➡

結果➡➡➡9

喉●飴をあげたい……ちょっと潤いが足りなかったか。いや、真面目な話。

そして、それはさておいても、どのみちこの馬にとって少しこの舞台では上りが速すぎたか。

 

 

ダノンファンタジー

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

このレースで圧倒的にパフォーマンスを発揮していない馬を1頭だけ挙げればこの馬、そういう感じだろうか。

スタートを出ずに、まさかの後方馬群からの競馬になってしまっての度外視5着。

上りの脚は見せているし、むしろこの舞台への適性の高さ=高松宮記念での好パフォーマンス期待はこれで高まったくらいだと思うが。

 

 

メイショウチタン

予想➡➡➡

結果➡➡➡6着

まずスタートして、1つ隣のミッキーブリランテに先に行かれた時点でだいぶポジション想定が崩れた。

実際、そのミッキーブリランテが最高の位置取りから2着しているレースで、1列後ろからになって同馬から0.3秒差の6着に終わる。

この舞台での高速決着で適性は見せたと思うが、本当に位置取りが悔やまれる一戦。

 

 

レシステンシア / ミッキーブリランテ / ジャンダルム / ☆メイケイダイハード

勝ったレシステンシアに関しては、改めて、この馬のスピード競馬適性を見せつけられた印象で、これはもう完全スプリンター判定だろう。

もちろん、マイルでも馬場を味方にすれば誤魔化して残っちゃう能力のある馬なのだが。個人的には、もうそう(スプリンター確定)決めた。

高松宮記念も、この勝利で視界良好だろう。

何より、逃げないと絶対ダメではないところも強みになる。

ただ当然、高松宮記念>スプリンターズSの範疇でのスプリンター判定であり、そこはスプリンターズSや北九州記念などであればまだ疑いよう有りということで。

 

 

2着ミッキーブリランテ、3着ジャンダルムは、ともにベストとベストofベストな位置取りで運んでの内容といった感じで、この時計自体もちょっと眉ツバ感。

内回り向きであろう特性からも、仮に高松宮記念に向かうという場合にはミスマッチが生じそう。

穴で大いに注目していた☆メイケイダイハード(12着)は、なかなか絞れてこないこととパドックで非常に見映えのする馬が全く目立たなかったあたりからも、時期的な要因も大きかったか。

もっとも、この馬も▲同様、ミッキーブリランテにスタート直後先んじてポジションを取られたことが響いた、ポジション負けの一頭だとは思うが。

 

 

個人的には、「“隠れ”ならミッキーだったか?」としたサイン方面でなかなかな仕事をやってのけたかなという今回。

力説の☆メイケイダイハードの件で引き合いに出しているあたりなんて我ながらもう…(^^;)