競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【中山記念 2021 レース回顧・結果】ワン・スリー再現が示すもの

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――もちろん、スピード性能、が今のところのベストアンサーっちゅうことで。

中山記念 2021 レース結果

 

 

着順 馬名 タイム 上3F
 1 ヒシイグアス 1:44.9 34.2
 2 ケイデンスコール 1:44.9 34.2
 3 ウインイクシード 1:45.0 35.3
 4 ゴーフォザサミット 1:45.4 34.5
 5 トーセンスーリヤ 1:45.5 35.6

 

ホネ的! レース回顧 / レース分析 中山記念 2021

 
2/28 中山記念 ◯的中
 
 
レース全体のふり返り
 
 
土曜から続く高速馬場状態で、1000mあたり-1.0秒程度速い印象
 
前半1000mを57.8秒で入り、その後もほとんど緩むことなく駆け抜け1分44秒9の好時計
 
11.8 - 11.7 - 11.5 - 12.1(平坦戦)の後半ラップは、平均的なものより少し速い
 
上位3頭は軽い馬場への適性は否めないが、それでもハイレベルなパフォーマンス
 
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中山記念 2021  各馬ふり返り 予想と結果

 

 

 

ウインイクシード

予想➡➡➡

結果➡➡➡3

馬場が速いとはいえ、このレースで前半57.8秒というさすがにやり過ぎペースでもバッタリ止まらず、4着以下に2馬身半差をつけて最後まで僅差の勝負に持ち込むのだから、やはり掛からずに運べたことは相当強いなと再認識。

明らかに今日の上位勢の中では、最も苦しい競馬をしてのクビ+1/2馬身差3着。

さすがと言うべきか、寒い時期の中山で「軸は大丈夫でSHOW」をバッチリ決めてきてくれた。

 

 

ヒシイグアス

予想➡➡➡

結果➡➡➡1着

中山金杯3着馬が3着なら、と言わんばかりに気を吐いて4連勝を決めてきた。

誰もが言うであろう、明け5歳ハーツ産駒の上昇一途モード。

ただ、中山金杯も当時にしては時計が出ていた部類、そしてこの日のカチカチ高速リンクでの好時計Vと、その特性がより顕著なものになってきた印象がある。

まだ、ソフトな馬場では注意が必要か。

 

 

トーセンスーリヤ

予想➡➡➡

結果➡➡➡5着

自身上り35.6秒をみても極端に止まったというほどではなく、よくやっているが4~6番手から迫ってきた3頭にも交わされて5着でゴール。

ここは、上位が走り過ぎた印象だし、休み明け初戦を思えば悲観する必要はない内容だったと思う。

 

 

ケイデンスコール

予想➡➡➡

結果➡➡➡2着

半分くらいは、鞍上の好判断・好騎乗に支えられての連対圏という印象。

正直、あの3コーナーから臆することなく進出させていったシーンがなかったら勝ち負けまで加われていたかどうか。

馬としては、状態の良さは間違いのないところだったようでもあり、このコーナー4つの小回りコースで起動力を発揮できたことが収穫という印象。

勝ち負けの事実よりも、上り最速マークの部分。

2走続けて「枠と好位策」を味方につけているのは事実なので、まず外枠に入った際には疑ってかかりたいところだが、これだけのパフォーマンス水準なのでまだまだ台風の目になり続けても良さそう。

 

 

☆バビット(14着)は、直後から突かれっぱなしでやむを得ない失速。

精神的後遺症だけ注意しつつ、4コーナーを先頭で出られた際のパフォーマンスを、慎重に見極めたい次戦以降となる。

 

他、基本的には見立て通り「スピード性能」が問われた「前に居ないと…競馬」だったので、後方まま勢はその特性が表れただけといった印象で、その最たる例が△クラージュゲリエ(9着)だったというところだろう。

そして、ますますサンアップルトンの1か月後が楽しみで仕方ない、そういうレースだったことも付け加えておく必要がある一戦。