競馬予想のホネ【坂路ビシビシの日々〜 重賞予想と追い切り注目馬&レース回顧】

“競馬予想の再生 〜Re:Bone を目指して” 競馬予想の骨組みを、しっかりと組み立て、振り返るーー それを目的とした半自分向けノート(備忘録)として綴っています。重賞展望、調教評価、回顧記事、平場予想などを掲載中。穴馬探しに、人気馬の取捨検討に、あなたの予想の“最後のスパイス”としてお役立てください。

【弥生賞ディープインパクト記念 2021 予想】追い切り・ラップ適性・レース傾向考察 & 各馬評価まとめ / 後押しする馬場乾燥ともう1要因

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――それは「4着病打破への強い思い!!」ではなく、風のほう。

目次

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弥生賞ディープインパクト記念 2021 レース概要

 

 

弥生賞ディープインパクト記念 G2

2021年3月7日 2回中山4日目

発走時間:15:45

中山 芝2000m

サラ系3歳 オープン

2020年優勝馬:サトノフラッグ   牡3   2:02.9   武豊

 

弥生賞ディープインパクト記念 2021 枠順

 

 

1 1 ゴールデンシロップ 牡3 北村
2 2 ダノンザキッド 牡3 川田
3 3 テンバガー 牡3 デムーロ
4 4 タイトルホルダー 牡3 横山
5 5 ホウオウサンデー 牡3 岩田康
6 6 ワンデイモア 牡3 田辺
7 7 タイムトゥヘヴン 牡3 三浦
7 8 ソーヴァリアント 牡3 大野
8 9 タイセイドリーマー 牡3 石橋脩
8 10 シュネルマイスター 牡3 ルメール

 

弥生賞ディープインパクト記念 2021 ラップ適性・追い切り 

 

 

コース適性値としては、半数で瞬発戦 、残りの大半が平坦戦という条件。

※ラスト4Fの各区間加速内に、-0.5秒以上の急加速が生じるレース(例:12.0-11.4-11.3-12.2)が定義

例によって「好走時(連対時)のレースラップラスト3F最大加速順」でみると、ワンデイモア(▲1.2秒)、ダノンザキッド(▲0.9秒)、タイトルホルダー(▲0.9秒)といったところが上位。

 

追い切りからは、テンバガーシュネルマイスタータイトルホルダーを評価。

 

弥生賞ディープインパクト記念 2021 過去レース傾向

 

 

傾向的には、手元にある資料を見る限り、 

 

穴で浮上してくるのは、大体年明け出走組(19年Vメイショウテンゲン、17年2着マイスタイル、13年Vカミノタサハラ、12年Vコスモオオゾラなど)

該当馬➡➡➡ゴールデンシロップ、ソーヴァリアント、タイセイドリーマー、タイムトゥヘヴン、テンバガー、ワンデイモア

 

近年、好走馬のほとんどは「前走重賞出走」「過去に重賞好走歴あり」「2回以上着外のない馬」のすべてを満たしていた馬

該当馬➡➡➡タイトルホルダー、ダノンザキッド、テンバガー

 

その他、好走資格としては凡そ「前走OP特別組は1着、1勝クラス組は3番人気以内で連対、未勝利組は1番人気が好走資格」

該当馬➡➡➡シュネルマイスター

 

といった感じ。 

 

 

弥生賞ディープインパクト記念 2021 レース傾向分析&考察

 

 

レースの近10回としては瞬発戦5対平坦戦5だが、良の直近3年(16~18年)は全て瞬発戦、最大加速1.2秒(16年)、1.1秒(18年)など、馬場改良以降は明らかに瞬発戦振れの状況に。

近年は馬場改良の影響もあってか、(良では)上がり33秒台にものを言わせて好走というタイプもみられ、瞬発力特化タイプというだけで即軽視OKではなくなってきている。

 

弥生賞は、頭数も集まらないことから元々そんなにレベルの高いレースではなく、ホープフルSや京成杯と比べてペースも、上がりも大幅にランクアップするかというとむしろその2レースとほとんど同じ、という年のほうが多い。

時期柄、雨に見舞われる年も多く、それでなくても頭数が揃わず低調決着に収まる年もみられる。

レースの決着レベルが怪しくなってきたり、馬場が緩んで時計が掛かったりしてくると穴が発生しやすく、その際の穴要員は「年明け出走組」。

 

以外の好走馬は、先の2項目に当てはまった馬が近年のほとんどを占めている。

直近6回の集計で、これら「前走重賞出走馬で、過去に重賞好走歴あり、かつ2回以上着外のない馬」は(3-4-5-7)と高確率になっている。

 

 

弥生賞ディープインパクト記念 2021 予想印は!? ホネ的注目馬 各馬評価まとめ

 

 

 

◎タイトルホルダー

日曜のポイントは、当然良回復しての高速化。

そして、もう一つ予報されている北東寄りの強めの風。

向こう正面追い風状況で、この頭数ならさすがに前々で運んだ組の激走が見込めるだろう。

差し勢で、前開催以前の時計の掛かる中山実績組は、当日再び時計勝負になってくると不安がつきまとうが、この馬でよもや控えることはないだろうし、鞍上にも安心感。

2戦目に感じた想像以上の指数伸び幅からも、ホープフルS当時はタフ馬場がこの馬には向かなかった可能性がある。

スピード馬場を前々から、瞬発力で競馬ができれば、あとは道中我慢がきくかだけ。

 

 

◯ダノンザキッド

鞍上の性格的にも、きっちり(どちらかというと早過ぎるくらい)早めに、2番手目掛けて進出して直線を迎えるだろう。

状態と、馬場が不安材料にならないのなら、穴党としてはオッズだけ問題として残るくらいで、特に他コメントは浮かばない。

 

 

▲ゴールデンシロップ

◎ほど、前というイメージが沸きづらいぶん単穴▲にとどめるが、馬場高速化を見越して面白い存在。

散々書いてきているように、前開催までのタフな中山実績よりも、この馬の前走のように平均的な馬場を勝ち上がってきてくれたほうが心強い。

イメージとしては、この枠から“3番手出動”のシーンだが、中団に収まったとしても◯が千切っているシーンでは脚を伸ばしてこれる可能性がある(その場合、◎は苦しくなっているかもだが)。

 

 

☆ワンデイモア

脚質だけ難点だが、この馬の前走は比較的今回の中山実績組のなかでは評価できる部類、というのは持ち時計が示す通り。

この中山金杯デーは、比較的時計が出ていた。

中山記念で中山金杯と全く同じ1,3着という結果になったこともその点は頷ける部分で、今回のこの馬も馬場観点から3着内候補として楽しみはある。

 

 

この少頭数なのでこんなところ。

ここは基本的に、◯の相手をどこに置いて(正直、当日状況次第では◯☆からとなっている可能性も全然あり)、どう3連複2点を組み立てるか?の戦いといったイメージ。

外すなら絞り過ぎて外したい……もう昨日のように4着病で気を失いたくない。。。σ(^_^;)