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――こうなると、“中山二千シリーズ3部作”には期待せざるを得ない(けど、そういう時に限ってロケットスタート決めちゃったりしてw)。
弥生賞ディープインパクト記念 2025 レース結果
ホネ的! レース回顧 / レース分析 弥生賞ディープインパクト記念 2025
レース全体のふり返り
弥生賞ディープインパクト記念 2025 各馬ふり返り 予想と結果
ジュタ
予想➡➡➡◎
結果➡➡➡10着
乗り替わりの誤算もあったが、さあここからという3コーナー過ぎ、外から被されたこともあって伸びてくることができず惨敗。
勝負所でスムーズさも欠いているため度外視で良いだろうが、こういう上りを要す展開ももしかしたら合わないのかもと思うところ。
タフ馬場や時計が掛かるのは歓迎だが、瞬発戦のほうが良いという、実に悩ましい適性をもった存在なのかもしれない。
ファウストラーゼン
予想➡➡➡△
結果➡➡➡1着
このオッズなら、前回狙えていない身としても、本命視でなければOKと判断したが、その想像の上を行く最後の直線の粘りだった。
前走の再現ともいうべきマクリを発動させたあと、11.5 - 11.7 - 12.4としっかり一呼吸入れていたあたりが勝因であり、鞍上も好プレーだった。
この内容だと、多少なりとも2戦連続で同じことをやっているだけ、とみられる向きもあるだろうからその点だけは覚えておきたい。
高速上り戦などを除いたところでの脚力は、十分重賞好走級のものがあると思うし、ほか余計な勘繰りを生みやすいこの馬だけに(適性外戦以外では)、正しく「その点」の部分だけ重視してみていきたい。
ファウストラーゼン / アロヒアリイ 他
2着ヴィンセンシオは、内枠からハナを奪ってのもので、勝ち馬に比べると無理な競馬はしておらず今日のところは完敗の判定。
ただ、この馬に関しては大方バレていたとは思うが、稍重馬場に削がれていた可能性が高い(でなければ、前走のレコードVの説明はつきずらい)。
加えて、皮膚炎の影響で中間の調整に遅れもあってのもの。
さすがに、理由はあれどこの水準の2着だとクラシック級とまでは言えないだろうが、普通の重賞ではまだまだ見限れない。
ほか、当然分かりやすくアロヒアリイ(3着)は、いくら漁夫の利展開になったとはいえ強い競馬だが、もう少しマニアックなところではレディネスの内容を評価したい。
まずアロヒアリイは、あれだけ大外をぶん回しながら最後まで垂れないのだから、この日の地力競馬サイドでは上位だった。
もちろん、この馬はレース自体が軽いキレ味勝負とは真逆の適性を問われた一戦だったこと、渋った馬場が苦にならなかったことなどが、向いていたとは思うが。
レディネスは、瞬発力とは無縁のこの競馬の中で、今の時点でこれだけやれれば悪くないという判定。
最後までメイチで追われてのものでもなく、まさに「また、ここじゃないどこかでね」という感じの敗戦は、(特にキレ味勝負の王道路線で)中途半端に適性を見せていない点で好印象をもった。